リパッティの芸術2 グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲集
リパッティの芸術2 グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲集
ガリエラ(編曲)
カラヤン(編曲)
リパッティ(ディヌ)(演奏)
グリーグ(作曲)
シューマン(作曲)
フィルハーモニア管弦楽団(演奏)
EMIミュージック・ジャパン
グループ:Music /ランキング:84141
価格:¥ 1,700
発売日:2003-03-19 /只今品切れ中
ガリエラ(編曲)
カラヤン(編曲)
リパッティ(ディヌ)(演奏)
グリーグ(作曲)
シューマン(作曲)
フィルハーモニア管弦楽団(演奏)
EMIミュージック・ジャパン
グループ:Music /ランキング:84141
価格:¥ 1,700
発売日:2003-03-19 /只今品切れ中
曲目リスト
1.ピアノ協奏曲イ短調op.16●シューマン:
2.ピアノ協奏曲イ短調op.54
1.ピアノ協奏曲イ短調op.16●シューマン:
2.ピアノ協奏曲イ短調op.54
レビュー(Amazon.co.jp)
???いまから50年以上も前の古い録音であるにもかかわらず、いまだに、このロマン派2大ピアノ協奏曲を語る上で絶対に欠かすことのできない名盤の地位を守り続けている、不滅の演奏である。
???いまから50年以上も前の古い録音であるにもかかわらず、いまだに、このロマン派2大ピアノ協奏曲を語る上で絶対に欠かすことのできない名盤の地位を守り続けている、不滅の演奏である。
???グリーグの協奏曲は冒頭の劇的開始と、同じイ短調という調性のおかげでシューマンとペアで考えられがちだが、その本質は、シューマンが心の内面を志向しているのに対して、もっと雄大な大自然を思わせるダイナミックなビジョンを持っている。リパッティのピアノは、心の奥底に届けとばかりに渾身の思いを込めた低音から、華麗な妙技が炸裂する高音のパッセージまで、非常に劇的で抑揚が激しい。それでいて芝居じみたはったりはまったくなく、清潔である。特に第1楽章のカデンツァなど、超高速で駆け巡る華麗な音の粒は宝石のようで、目も眩むばかりの感動を与えてくれる。ロマンティシズムに震えるようなフィルハーモニア管弦楽団の弦の美しさも特筆される。
???シューマンの名作、ピアノ協奏曲イ短調は、熱に浮かされたような憧れと幸福感に満ちた、鋭敏で繊細な音楽である。冒頭の管弦楽の一撃と閃くようなピアノのパッセージは、瞬時のうちに非日常的な幻想の世界へと聴く者を誘う。リパッティのピアノは、霧の彼方から微光が明滅するかのよう。玲瓏として感傷に浸りすぎず、後ろを振り返らないクールさがある。揮発する香水のように、残り香は瞬時に消える。もの憂げでポーカーフェイスな美青年の横顔のような演奏、とでも言ったらいいだろうか。内に激情を秘めながらも、表はクール。この二面性が、悲運の天才青年ピアニスト、ディヌ・リパッティの音楽の高貴さの秘密かもしれない。(林田直樹)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
心が震えた
(2007-05-27)
リパッティを聴くのは初めてなのですが、「凄い」とか「上手い」などの月並みな表現では言い表せません。
テクニックなどの難しいことは分かりませんが、心(魂)で奏でているという印象を受けました。
力強くも透明感のあるピアノの音色を聴いているだけで、彼が人格者と言われたのが分かるような気がします・・・。
レコードの世界遺産
(2007-03-21)
この曲を最初に聴いたのは,中学校の音楽の時間でした。クラシックの音楽鑑賞なんて当時の(今でもそうだと思うけど)中学生にはダルいだけの時間でした。でもこのグリーグの協奏曲の冒頭の合奏とピアノが針の雑音の中から聞こえて来たとき、音楽室が凍り付きました。クラスが魔法にかかったように一楽章を聴き通したのです。
この録音はトスカニーニの「イタリア」、マリアカラスの「ノルマ」、ビートルズの「サージェントペッパーズ」、キースの「ケルンコンサート」そしてグールドのバッハのように「空前絶後」な20世紀の文化遺産の一つです。
二楽章のピアノの粒だった美しさと、フィナーレのスイング感!
年を取って(つまり中学を卒業して)この曲の他の演奏をいくつか聴きましたが、てんでお話しになりません。このグリーグとシューマンに関してはこれ一枚あれば全く問題ありません。それほどの演奏です。
それにしても、当時ですら古い演奏のこのレコードを紹介してくれた今泉先生,あなたは根性がありました。
ありがとう。
迷わず”買い”
(2006-07-27)
持ってない人は絶対買いましょう
何度聴いても飽きないです
今「ヴィルトーソ」って言葉浮かびました
クララとかこんな風に弾いたんじゃないかと思う
最終楽章はジャズっぽいぞ!
素晴らしい演奏!
(2006-05-31)
素晴らしいの一言に尽きる。非の打ちどころがない。完璧。
音質はよくはないが、そんなことはこの偉大な演奏家の前ではあまりにも小さなことに過ぎない。
永遠不滅、現代、また未来でも通じる普遍性。
リパッティの演奏は聴く者すべてに感動を与えてくれる。
狂気?のグリーグ、スマートなシューマン
(2005-11-28)
この2つの曲に共通するのは「熱」。熱に浮かされた、というときの「熱」だ。SPから起こしたのだろうか、グリーグはジリジリっという針音に続いてすさまじい序奏部が鳴り響く。録音が悪いため神経に障るようなキンキンした金属音に近いもの。しかし我慢して聴いていると、次第に引き込まれていくから不思議だ。ピアノだけは明瞭にしようというエンジニアの意図が窺えて、それはそれなりに成功しているが、ピアノの突出は異様だ。とはいえそこがまた聴きどころで、全体の印象はある種の懐かしさだ。赤茶けた畳の部屋で裸電球の下、一人でじっと聴き入るといった図にピタリとはまるような、そんな演奏だ。
一方シューマンは、ピアノも比較的穏やかと言うべきか冷静と言うべきか、オケとのバランスが格段に良く、カラヤンのスマートさが前面に出ている感じだ。曲の違いからくるのか、指揮者の違いからくるのか、それにしても2つの曲のピアノはずいぶんと印象が異なる。狂気が垣間見える、と言う点でここではグリーグの魅力が何とも強烈だ。
おすすめ度:
心が震えた
リパッティを聴くのは初めてなのですが、「凄い」とか「上手い」などの月並みな表現では言い表せません。
テクニックなどの難しいことは分かりませんが、心(魂)で奏でているという印象を受けました。
力強くも透明感のあるピアノの音色を聴いているだけで、彼が人格者と言われたのが分かるような気がします・・・。
レコードの世界遺産
この曲を最初に聴いたのは,中学校の音楽の時間でした。クラシックの音楽鑑賞なんて当時の(今でもそうだと思うけど)中学生にはダルいだけの時間でした。でもこのグリーグの協奏曲の冒頭の合奏とピアノが針の雑音の中から聞こえて来たとき、音楽室が凍り付きました。クラスが魔法にかかったように一楽章を聴き通したのです。
この録音はトスカニーニの「イタリア」、マリアカラスの「ノルマ」、ビートルズの「サージェントペッパーズ」、キースの「ケルンコンサート」そしてグールドのバッハのように「空前絶後」な20世紀の文化遺産の一つです。
二楽章のピアノの粒だった美しさと、フィナーレのスイング感!
年を取って(つまり中学を卒業して)この曲の他の演奏をいくつか聴きましたが、てんでお話しになりません。このグリーグとシューマンに関してはこれ一枚あれば全く問題ありません。それほどの演奏です。
それにしても、当時ですら古い演奏のこのレコードを紹介してくれた今泉先生,あなたは根性がありました。
ありがとう。
迷わず”買い”
持ってない人は絶対買いましょう
何度聴いても飽きないです
今「ヴィルトーソ」って言葉浮かびました
クララとかこんな風に弾いたんじゃないかと思う
最終楽章はジャズっぽいぞ!
素晴らしい演奏!
素晴らしいの一言に尽きる。非の打ちどころがない。完璧。
音質はよくはないが、そんなことはこの偉大な演奏家の前ではあまりにも小さなことに過ぎない。
永遠不滅、現代、また未来でも通じる普遍性。
リパッティの演奏は聴く者すべてに感動を与えてくれる。
狂気?のグリーグ、スマートなシューマン
この2つの曲に共通するのは「熱」。熱に浮かされた、というときの「熱」だ。SPから起こしたのだろうか、グリーグはジリジリっという針音に続いてすさまじい序奏部が鳴り響く。録音が悪いため神経に障るようなキンキンした金属音に近いもの。しかし我慢して聴いていると、次第に引き込まれていくから不思議だ。ピアノだけは明瞭にしようというエンジニアの意図が窺えて、それはそれなりに成功しているが、ピアノの突出は異様だ。とはいえそこがまた聴きどころで、全体の印象はある種の懐かしさだ。赤茶けた畳の部屋で裸電球の下、一人でじっと聴き入るといった図にピタリとはまるような、そんな演奏だ。
一方シューマンは、ピアノも比較的穏やかと言うべきか冷静と言うべきか、オケとのバランスが格段に良く、カラヤンのスマートさが前面に出ている感じだ。曲の違いからくるのか、指揮者の違いからくるのか、それにしても2つの曲のピアノはずいぶんと印象が異なる。狂気が垣間見える、と言う点でここではグリーグの魅力が何とも強烈だ。
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