組織を強くする技術の伝え方 (講談社現代新書)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
文章まわりで生きている人にこそ、読んでほしい1冊。
(2008-07-16)
わたくしは本づくり(編集)が専門です。
本づくりの技術は、どこかで失われてしまっています。
これは日々、痛感します。
「これは本じゃないよね」という本が平気で書店に並んでいます。
わたくしは小説も書くので、小説を書くという分野でも、
技術が伝わっていないのが、わかります。
これは小説とは言えないよね、というナニモノかが、
世の中に、あふれかえっています。
本も、小説も、人身事故を起こさないから、
大きな社会的な問題になっていない、だけのことです。
生産現場での話だから、ワタシハ関係ナイと
思わないで、本の周辺に生息しているみなさんにも
ぜひ、読んでいただきたい1冊です。
小説を書きたい人に、オススメの本が何かありますかと
聞かれたときには、この本を推薦しています。
そういう読み方もできる本です。
相手のことを考える
(2007-09-29)
何かを人に伝えるときには、
「伝える相手のことを考える」
簡単に言ってしまえば、この一言に尽きます。
これだけを聞くと、そんなの当たり前だって感じると思いますが、
実際に実行するのは、結構難しい。
本書は、その難しさと具体的な解決方法を、
まさに読み手である私たちにわかり易い言葉で紹介しています。
組織、技術といった言葉に関係なく、
伝えることの難しさを実感したことのある方は、ぜひ一読してみてください。
伝わるとは、相手の側から見ること。
(2007-05-02)
大切なのは、相手の気づき。
技術を伝えるとは 事柄を伝達した後の「相手が
見える景色」が大事とのこと。
(イメージできるか否か?)だと思います。
確信ともいいかえることができるのではないでしょうか
それによって行動も変わる。
わかりやすい表現でよくわかりました。
「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」という発想が面白い
(2007-02-14)
「技術の伝達」をテーマにしていますが、
そのじつ、もっと広い意味での「知識の伝達」を扱っています。
なので、ここに書かれていることは技術に限定されることなく、
教育の現場や広告のようなものに至るまで、
あらゆる伝達の場所で使えると思います。
最も興味深いのは、技術を含めた知識は、
「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」としている点です。
これをベースに説いている独特の「伝達論」は、
一読の価値があります。
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ
(2007-01-22)
元々、この作者は「失敗学」の権威で、様々な事故の分析なんかをやっている人ですが、そこで、2007年問題(もう今年ですね)で、団塊の世代の技術を如何に若者に伝えるかを解いた1冊。
「技術を伝える」ということは、技術を相手に「わからせる」ということですが、面白いのは、それは基本的に無理、相手が「わかろう」とする状態になっていない「わかる」ことは出来ないというのです。
いきなり不意をつかれた感じですが、
そのために、相手が分かろうとする状態に持っていくことを、様々な見地から説明しています。
・受け入れの素地を相手に作る(基本的な知識を身につけさせる=基本的なテンプレートをインプットする)
・守・破・離が重要(最初は、言われたことを守り、次にそれを破ってみて、言われたことの正しさと間違いを知り、最後にそこを離れることで、自分流の技術となる)
・全体を見せてから、部分を見せる
・伝えるには、文字と、画像、音等の的確な組み合わせが必要
etc...etc...
私は、山本五十六の
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
という言葉を思い出してしまいました。
さらには、常日頃のコミュニケーションが重要であることや、伝えずに消えた方がよい技術もあること、伝わっていく過程で技術や情報が劣化していくことで、失敗や事故が起こること、
技術をわかる、身につけるには「失敗体験」も重要であると言っています。
わかること以上に、伝えるってことは難しいんだなあと思いましたが、同時にすごく面白くも感じました。
おすすめ度:
文章まわりで生きている人にこそ、読んでほしい1冊。
わたくしは本づくり(編集)が専門です。
本づくりの技術は、どこかで失われてしまっています。
これは日々、痛感します。
「これは本じゃないよね」という本が平気で書店に並んでいます。
わたくしは小説も書くので、小説を書くという分野でも、
技術が伝わっていないのが、わかります。
これは小説とは言えないよね、というナニモノかが、
世の中に、あふれかえっています。
本も、小説も、人身事故を起こさないから、
大きな社会的な問題になっていない、だけのことです。
生産現場での話だから、ワタシハ関係ナイと
思わないで、本の周辺に生息しているみなさんにも
ぜひ、読んでいただきたい1冊です。
小説を書きたい人に、オススメの本が何かありますかと
聞かれたときには、この本を推薦しています。
そういう読み方もできる本です。
相手のことを考える
何かを人に伝えるときには、
「伝える相手のことを考える」
簡単に言ってしまえば、この一言に尽きます。
これだけを聞くと、そんなの当たり前だって感じると思いますが、
実際に実行するのは、結構難しい。
本書は、その難しさと具体的な解決方法を、
まさに読み手である私たちにわかり易い言葉で紹介しています。
組織、技術といった言葉に関係なく、
伝えることの難しさを実感したことのある方は、ぜひ一読してみてください。
伝わるとは、相手の側から見ること。
大切なのは、相手の気づき。
技術を伝えるとは 事柄を伝達した後の「相手が
見える景色」が大事とのこと。
(イメージできるか否か?)だと思います。
確信ともいいかえることができるのではないでしょうか
それによって行動も変わる。
わかりやすい表現でよくわかりました。
「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」という発想が面白い
「技術の伝達」をテーマにしていますが、
そのじつ、もっと広い意味での「知識の伝達」を扱っています。
なので、ここに書かれていることは技術に限定されることなく、
教育の現場や広告のようなものに至るまで、
あらゆる伝達の場所で使えると思います。
最も興味深いのは、技術を含めた知識は、
「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」としている点です。
これをベースに説いている独特の「伝達論」は、
一読の価値があります。
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ
元々、この作者は「失敗学」の権威で、様々な事故の分析なんかをやっている人ですが、そこで、2007年問題(もう今年ですね)で、団塊の世代の技術を如何に若者に伝えるかを解いた1冊。
「技術を伝える」ということは、技術を相手に「わからせる」ということですが、面白いのは、それは基本的に無理、相手が「わかろう」とする状態になっていない「わかる」ことは出来ないというのです。
いきなり不意をつかれた感じですが、
そのために、相手が分かろうとする状態に持っていくことを、様々な見地から説明しています。
・受け入れの素地を相手に作る(基本的な知識を身につけさせる=基本的なテンプレートをインプットする)
・守・破・離が重要(最初は、言われたことを守り、次にそれを破ってみて、言われたことの正しさと間違いを知り、最後にそこを離れることで、自分流の技術となる)
・全体を見せてから、部分を見せる
・伝えるには、文字と、画像、音等の的確な組み合わせが必要
etc...etc...
私は、山本五十六の
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
という言葉を思い出してしまいました。
さらには、常日頃のコミュニケーションが重要であることや、伝えずに消えた方がよい技術もあること、伝わっていく過程で技術や情報が劣化していくことで、失敗や事故が起こること、
技術をわかる、身につけるには「失敗体験」も重要であると言っています。
わかること以上に、伝えるってことは難しいんだなあと思いましたが、同時にすごく面白くも感じました。
組織を強くする技術の伝え方 (講談社現代新書)の関連商品
畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)
失敗を生かす仕事術 (講談社現代新書)
数に強くなる (岩波新書)
気づく力 (PRESIDENT BOOKS)
失敗学のすすめ (講談社文庫)
畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)
失敗を生かす仕事術 (講談社現代新書)
数に強くなる (岩波新書)
気づく力 (PRESIDENT BOOKS)
失敗学のすすめ (講談社文庫)
