ラブホテル進化論 (文春新書 620)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
ギャップ
(2008-08-20)
ギャップがいいんだろうな、と思った本。
さわやかなきれいな、お嬢様大学の院生が
書いた本が「ラブホテル」
私は電車内でこそこそと読みました。
やっぱり人目ははばかられます。
内容は若干「事実の羅列」というところと、
もう少し内容が整理されていたほうが良いのでは?
と思うところと、
研究書なのか、エンターテインメントなのか、
文章に統一感がないところなどが
若干気になったものの、
楽しく最後まで読むことが出来ました。
正直、利用する人はただ利用するだけだろうし、
「この本を誰が読むのだろう?
誰が買うのだろう?」という疑問も
なきにしもあらず、だけれど
たくさんの高得点のレビューがあるので、
みなさん結構読まれているのですね。
担当教授が「ネットや本などから得られる
情報ではなく、自分の足で稼げ」と仰られたそうで、
そういう、著者がご自分の力、インタビュー、
人脈などから築き上げた、なかなか
出会えなさそうな人物満載の1冊でした。
他の方も仰っていますが、
内容もさることながら、
帯にでかでかと著者のさわやかな写真を
入れたのも功を奏しています。
著者の今後の進化に期待
(2008-08-16)
どこかのおっさんが書いたラブホテル論など、秀逸であろうと全く興味はない。
やっぱり、美人の学生が書いたラブホ進化論じゃなきゃ、駄目でしょ。
出版社に感謝したい。堅苦しいマスター・ドクター論文なんて市場に
浸透しないし、読みたくもない。著者の存在も知る由もなかったであろう。
新書だから、浸透した。
どこかの名経営者が「考えるより、体を動かせ」と喝破したが、著者は
存分に体を動かして、本書にそれを発揮している。
本書はラブホテルの進化の過程を女学生の観点から、わかりやすく丁寧に
論じている。ただ、若干のエロスの部分、ラブホの泥臭い部分があまり
出てこなかったことが残念というとこか。
ラブホ論といえども、その研究範囲は広い。今後、著者がどのように
進化していくかが見ものである。ラブホにこだわらず、多彩な分野で
その能力を発揮してもらいたいところもある。
帯のバストアップの写真をそのまま、本のカバーの写真のところにつ
けなかったところで星4つ。
セックス専用から脱皮したラブホテルのすがた
(2008-07-31)
ラブホテルを卒論のテーマにえらんでしまった女子大生が,指導教官のすすめもあって博士課程でまでラブホテルの研究をすることになった.この本がその集大成というわけである.研究なので地の文は基本的にまじめである.ラブホテルやその経営者に取材した情報が中心である.しかし 1970 年代にはやった回転ベッドなどの派手なしかけはいまはなく,当時の週刊誌・月刊誌からの引用にたよっている.それに影響されている部分は地の文もおもしろい.
ラブホテルは衰退しつつあるというが,女子大生が研究テーマにとりあげるのも秋葉原文化にちかいところがあるからではないのだろうか.写真集も日本でもアメリカでも出版されている.この本でも欧米のわかい旅行者がこのんでラブホテルにとまっていることが紹介されている.チャンスはあるのではないだろうか.
クールなラブホテル変遷史
(2008-06-27)
ラブホテルに関するフィールドワークをしているとのことで、興味をそそ
られて購入しました。
内容としては、ラブホテル経営者や関連業者である設計事務所の方、アメ
ニティグッズ販売業の方、雑誌関係者などにインタビューを行ない、また
ラブホテルに関する資料を集めて、考察が加えられていきます。
分析が主というよりも、こういう現状があります、こういう変遷・歴史が
ありますという感じ。まったく前知識がなかったので、フムフムと読み進
めていきました。ラブホテルをしょっちゅう使っている年配の方にとって
はまあ当たり前のことなのかもしれませんが、少なくとも私にとっては目
新しい情報でした。
著者のフットワークの軽さが伝わってくるよい本になっているのではない
でしょうか。分析が〜とか、仮説が〜とか、頭の堅いないものねだりをし
たくなるのは楽しんで読んだ証拠でしょう。タイトル通り、ラブホテルが
いかに進化してきたのかについてはよくわかりました。
難産(笑)というだけあって、文章も平易で読みやすかった。
ところどころ女性ならではの視点が挿入されているのは、男性読者として
面白かったし、エロ系の解説でドライな主張をしているところは清潔感が
あった。本人が書いていると思われる章ごとの扉絵もGOOD。
宝は目の前に
(2008-06-18)
ハイハイ、私もタイトルと帯の写真につられて手に取った口です。
さて本書ですが、他の方の繰り返しになりますが
文系の論文をベースにしたものとしては、よくできてると思います
フィールド調査系ですね。できればこれに理系的発想の
仮説、検証、考察というプロセスが入り込めばもっと面白くなると思います。
おそらくご本人としては、やりきった感もあるだろうし、ラブホテルの研究者に
なりたい訳でもないだろうと思うけど、指導教授の言葉のように
研究材料の宝を見つけられる人はそうそう居ないです。
あと学生だから仕方ないけど、調査対象が関西に限定されすぎている
地域によるラブホテルの違い、どのように広まったかのか?日本固有のものなのか?
売るために「進化論」と付けたのだと思うけど、そこに踏み込むより
ラブホテル(と今日呼ばれるもの)の現状を徹底的に調べて
後世に残すことは非常に重要な研究テーマと思える
しかもこの研究を男がやっても面白くない
宝は目の前に転がっていると思います。がんばってください
おすすめ度:
ギャップ
ギャップがいいんだろうな、と思った本。
さわやかなきれいな、お嬢様大学の院生が
書いた本が「ラブホテル」
私は電車内でこそこそと読みました。
やっぱり人目ははばかられます。
内容は若干「事実の羅列」というところと、
もう少し内容が整理されていたほうが良いのでは?
と思うところと、
研究書なのか、エンターテインメントなのか、
文章に統一感がないところなどが
若干気になったものの、
楽しく最後まで読むことが出来ました。
正直、利用する人はただ利用するだけだろうし、
「この本を誰が読むのだろう?
誰が買うのだろう?」という疑問も
なきにしもあらず、だけれど
たくさんの高得点のレビューがあるので、
みなさん結構読まれているのですね。
担当教授が「ネットや本などから得られる
情報ではなく、自分の足で稼げ」と仰られたそうで、
そういう、著者がご自分の力、インタビュー、
人脈などから築き上げた、なかなか
出会えなさそうな人物満載の1冊でした。
他の方も仰っていますが、
内容もさることながら、
帯にでかでかと著者のさわやかな写真を
入れたのも功を奏しています。
著者の今後の進化に期待
どこかのおっさんが書いたラブホテル論など、秀逸であろうと全く興味はない。
やっぱり、美人の学生が書いたラブホ進化論じゃなきゃ、駄目でしょ。
出版社に感謝したい。堅苦しいマスター・ドクター論文なんて市場に
浸透しないし、読みたくもない。著者の存在も知る由もなかったであろう。
新書だから、浸透した。
どこかの名経営者が「考えるより、体を動かせ」と喝破したが、著者は
存分に体を動かして、本書にそれを発揮している。
本書はラブホテルの進化の過程を女学生の観点から、わかりやすく丁寧に
論じている。ただ、若干のエロスの部分、ラブホの泥臭い部分があまり
出てこなかったことが残念というとこか。
ラブホ論といえども、その研究範囲は広い。今後、著者がどのように
進化していくかが見ものである。ラブホにこだわらず、多彩な分野で
その能力を発揮してもらいたいところもある。
帯のバストアップの写真をそのまま、本のカバーの写真のところにつ
けなかったところで星4つ。
セックス専用から脱皮したラブホテルのすがた
ラブホテルを卒論のテーマにえらんでしまった女子大生が,指導教官のすすめもあって博士課程でまでラブホテルの研究をすることになった.この本がその集大成というわけである.研究なので地の文は基本的にまじめである.ラブホテルやその経営者に取材した情報が中心である.しかし 1970 年代にはやった回転ベッドなどの派手なしかけはいまはなく,当時の週刊誌・月刊誌からの引用にたよっている.それに影響されている部分は地の文もおもしろい.
ラブホテルは衰退しつつあるというが,女子大生が研究テーマにとりあげるのも秋葉原文化にちかいところがあるからではないのだろうか.写真集も日本でもアメリカでも出版されている.この本でも欧米のわかい旅行者がこのんでラブホテルにとまっていることが紹介されている.チャンスはあるのではないだろうか.
クールなラブホテル変遷史
ラブホテルに関するフィールドワークをしているとのことで、興味をそそ
られて購入しました。
内容としては、ラブホテル経営者や関連業者である設計事務所の方、アメ
ニティグッズ販売業の方、雑誌関係者などにインタビューを行ない、また
ラブホテルに関する資料を集めて、考察が加えられていきます。
分析が主というよりも、こういう現状があります、こういう変遷・歴史が
ありますという感じ。まったく前知識がなかったので、フムフムと読み進
めていきました。ラブホテルをしょっちゅう使っている年配の方にとって
はまあ当たり前のことなのかもしれませんが、少なくとも私にとっては目
新しい情報でした。
著者のフットワークの軽さが伝わってくるよい本になっているのではない
でしょうか。分析が〜とか、仮説が〜とか、頭の堅いないものねだりをし
たくなるのは楽しんで読んだ証拠でしょう。タイトル通り、ラブホテルが
いかに進化してきたのかについてはよくわかりました。
難産(笑)というだけあって、文章も平易で読みやすかった。
ところどころ女性ならではの視点が挿入されているのは、男性読者として
面白かったし、エロ系の解説でドライな主張をしているところは清潔感が
あった。本人が書いていると思われる章ごとの扉絵もGOOD。
宝は目の前に
ハイハイ、私もタイトルと帯の写真につられて手に取った口です。
さて本書ですが、他の方の繰り返しになりますが
文系の論文をベースにしたものとしては、よくできてると思います
フィールド調査系ですね。できればこれに理系的発想の
仮説、検証、考察というプロセスが入り込めばもっと面白くなると思います。
おそらくご本人としては、やりきった感もあるだろうし、ラブホテルの研究者に
なりたい訳でもないだろうと思うけど、指導教授の言葉のように
研究材料の宝を見つけられる人はそうそう居ないです。
あと学生だから仕方ないけど、調査対象が関西に限定されすぎている
地域によるラブホテルの違い、どのように広まったかのか?日本固有のものなのか?
売るために「進化論」と付けたのだと思うけど、そこに踏み込むより
ラブホテル(と今日呼ばれるもの)の現状を徹底的に調べて
後世に残すことは非常に重要な研究テーマと思える
しかもこの研究を男がやっても面白くない
宝は目の前に転がっていると思います。がんばってください
