三国志〈第2巻〉 (文春文庫)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
本のカタチをしたwikipedia
(2008-12-15)
官職やら人物やらが登場するたびに長々続けられる講釈。脱線脱線の連続。史書を読んだ著者の考察まで展開される。こういう部分を差し引いたら、小説として残る部分は極めて少ない。曹騰も、曹操が生まれた頃に宮中にいなかっただろうという考察が述べられただけで退場し、退職の描写は一切ない。
この第二巻の最後で黄巾の乱が起こり、やっと曹操が戦いに赴くものの、戦闘のダイジェストに少しだけ描写を加えたがちょろっと書かれて終わった。躍動感は一切なし。以前の著作には多少あったのに。
第三巻以降はよほどのことがない限り買いません。
正史ベースの素晴らしさ
(2008-11-22)
宮城谷氏の描く三国志、第二巻になっても、王朝を中心に話が進んでいく。
読み応えはかなりある。正史をベースに読んだものは、漫画くらいしかなかったので、これは本当に読むのが楽しい。いわゆる三国時代の前置きをたっぷりしてくれている。2巻において黄巾の乱を描いているくらいだから、どれほど丁寧に著者が三国時代の幕開けを書いているかが伺われる。
多くの三国志(演義を含む)では、どうしても劉備を中心に物語が展開するので、史実としての当時の風景が描かれない。後漢の宮廷内やその権力周辺を理解することができる数少ない小説なのではなかろうかと思われる。
おすすめ度:
本のカタチをしたwikipedia
官職やら人物やらが登場するたびに長々続けられる講釈。脱線脱線の連続。史書を読んだ著者の考察まで展開される。こういう部分を差し引いたら、小説として残る部分は極めて少ない。曹騰も、曹操が生まれた頃に宮中にいなかっただろうという考察が述べられただけで退場し、退職の描写は一切ない。
この第二巻の最後で黄巾の乱が起こり、やっと曹操が戦いに赴くものの、戦闘のダイジェストに少しだけ描写を加えたがちょろっと書かれて終わった。躍動感は一切なし。以前の著作には多少あったのに。
第三巻以降はよほどのことがない限り買いません。
正史ベースの素晴らしさ
宮城谷氏の描く三国志、第二巻になっても、王朝を中心に話が進んでいく。
読み応えはかなりある。正史をベースに読んだものは、漫画くらいしかなかったので、これは本当に読むのが楽しい。いわゆる三国時代の前置きをたっぷりしてくれている。2巻において黄巾の乱を描いているくらいだから、どれほど丁寧に著者が三国時代の幕開けを書いているかが伺われる。
多くの三国志(演義を含む)では、どうしても劉備を中心に物語が展開するので、史実としての当時の風景が描かれない。後漢の宮廷内やその権力周辺を理解することができる数少ない小説なのではなかろうかと思われる。
