オーケストラの経営学
カスタマーレビュー
おすすめ度:
収益組織としてのオーケストラのを経営学的に紹介している。
(2008-12-26)
ビオラ奏者としてプロ・オーケストラに在籍した経験を持つ異色の経営学者が、芸術とビジネスのはざまで揺れ動く楽団の舞台裏を徹底分析しているのが本書である。赤字続きでも、なかなか倒産しないメカニズム、楽団員のやる気を引き出す指揮者のリーダーシップなど、組織運営の原点を考える上で有益な示唆に富む。ビジネス上の経営を考える上でも多くのヒントが得られる。
価値ある一冊
(2008-12-13)
オーケストラの顧客層を増やすためには「トライアル層」を獲得し、「リピーター層」「寄付者層」に育てていくことが大切、という著者の主張が、現場経験者ならではの実感をもってとてもストレートに伝わってくる。芸術と経営学の両方をプロとして専門的に取り組む著者が、一般のビジネスマンにも興味が持てるような豊富な例と注釈つきでわかりやすく日本のオーケストラの現状と課題認識を提起する本書は、芸術と経営学の橋渡しをするとても価値ある一冊だと思う。
入門書
(2008-11-09)
オーケストラの運営について何も知らない人、オーケストラについて知りたい人、のために書かれた本。その意味で入門書の役割は果たすが、分析は分析になっていないし、学問では全くないので「経営学」というタイトルはおかしい。
本書で提示されている問題は、オーケストラに限らず日本の芸術文化団体やスポーツチームにも共通した「マネジメントがない」という問題である。そんなことは誰でも知っている。著者にはそれが本当に問題なのか、なぜマネジメントがないのに今までやってこれたのか、という構造的な分析を行った上で、これからの日本の芸術・スポーツ団体の経営について検討して頂きたい。とにもかくにも、この分野への関心、投資が減少している事実は大問題と考えるので、こういう本が出たことは無意味ではないだろう。
オーケストラの舞台裏が分かる本
(2008-11-09)
日本にはたくさんのプロオケがたくさんあるが、欧米の一流オーケストラと比較してそのレベルの差が著しいと感じていたが、どうもその原因が日本のオーケストラには組織体を運営するというマネジメントの考え方が欠如しているということが本書を読んで理解できた。演奏家になったり、オーケストラを運営するのには多額な費用が掛かることは何となく予想はできたが、実際に数字で示されていたものは以外と少なく、芸大出身の経営学者らしい内容でビジネスマンにも分かりやすく書かれており面白い。
「のだめ効果」はあったのか????
(2008-11-07)
この本は全6楽章に分けられていて、第1楽章に(「のだめ効果」はあったのか)のタイトルが振ってあったが、マーケティングの項に僅かに記載があるのみであった。「映画化もされた。」と、誤記までされていた。結局、この本を売らんとする出版者の意図?によりタイトルは振られたが、筆者にはその知識が無かったということだろう。他に関連する文章もあったが、総じて考えるに、良くあるパターンなのだが、専門に音楽教育を受けてきた者には、この業界の「のだめ」の様な大衆化は望まれていないのであろう。
経営学論として、この本を読んでみたが、オーケストラという特殊性から一般的な会社経営や組織の有様を論じるのは無理がある様ですね。「NPO法人の経営」などとタイトルを打って専門的な知識を生かした御本を出版される事を望みます。
おすすめ度:
収益組織としてのオーケストラのを経営学的に紹介している。
ビオラ奏者としてプロ・オーケストラに在籍した経験を持つ異色の経営学者が、芸術とビジネスのはざまで揺れ動く楽団の舞台裏を徹底分析しているのが本書である。赤字続きでも、なかなか倒産しないメカニズム、楽団員のやる気を引き出す指揮者のリーダーシップなど、組織運営の原点を考える上で有益な示唆に富む。ビジネス上の経営を考える上でも多くのヒントが得られる。
価値ある一冊
オーケストラの顧客層を増やすためには「トライアル層」を獲得し、「リピーター層」「寄付者層」に育てていくことが大切、という著者の主張が、現場経験者ならではの実感をもってとてもストレートに伝わってくる。芸術と経営学の両方をプロとして専門的に取り組む著者が、一般のビジネスマンにも興味が持てるような豊富な例と注釈つきでわかりやすく日本のオーケストラの現状と課題認識を提起する本書は、芸術と経営学の橋渡しをするとても価値ある一冊だと思う。
入門書
オーケストラの運営について何も知らない人、オーケストラについて知りたい人、のために書かれた本。その意味で入門書の役割は果たすが、分析は分析になっていないし、学問では全くないので「経営学」というタイトルはおかしい。
本書で提示されている問題は、オーケストラに限らず日本の芸術文化団体やスポーツチームにも共通した「マネジメントがない」という問題である。そんなことは誰でも知っている。著者にはそれが本当に問題なのか、なぜマネジメントがないのに今までやってこれたのか、という構造的な分析を行った上で、これからの日本の芸術・スポーツ団体の経営について検討して頂きたい。とにもかくにも、この分野への関心、投資が減少している事実は大問題と考えるので、こういう本が出たことは無意味ではないだろう。
オーケストラの舞台裏が分かる本
日本にはたくさんのプロオケがたくさんあるが、欧米の一流オーケストラと比較してそのレベルの差が著しいと感じていたが、どうもその原因が日本のオーケストラには組織体を運営するというマネジメントの考え方が欠如しているということが本書を読んで理解できた。演奏家になったり、オーケストラを運営するのには多額な費用が掛かることは何となく予想はできたが、実際に数字で示されていたものは以外と少なく、芸大出身の経営学者らしい内容でビジネスマンにも分かりやすく書かれており面白い。
「のだめ効果」はあったのか????
この本は全6楽章に分けられていて、第1楽章に(「のだめ効果」はあったのか)のタイトルが振ってあったが、マーケティングの項に僅かに記載があるのみであった。「映画化もされた。」と、誤記までされていた。結局、この本を売らんとする出版者の意図?によりタイトルは振られたが、筆者にはその知識が無かったということだろう。他に関連する文章もあったが、総じて考えるに、良くあるパターンなのだが、専門に音楽教育を受けてきた者には、この業界の「のだめ」の様な大衆化は望まれていないのであろう。
経営学論として、この本を読んでみたが、オーケストラという特殊性から一般的な会社経営や組織の有様を論じるのは無理がある様ですね。「NPO法人の経営」などとタイトルを打って専門的な知識を生かした御本を出版される事を望みます。
