伊丹十三DVDコレクション お葬式
伊丹十三DVDコレクション お葬式
伊丹十三(脚本)
ジェネオン エンタテインメント
グループ:DVD /ランキング:5454
価格:¥ 4,242
発売日:2005-08-24 /通常24時間以内に発送
伊丹十三(脚本)
ジェネオン エンタテインメント
グループ:DVD /ランキング:5454
価格:¥ 4,242
発売日:2005-08-24 /通常24時間以内に発送
レビュー(Amazon.co.jp)
???井上侘助(山崎努)とその妻・千鶴子(宮本信子)、ともに俳優のふたりがCMを撮影中に、千鶴子の父・雨宮真吉(奥村公延)が死んだとの知らせが入った。ふたりは、マネージャーの里見(財津一郎)らとともに伊豆の病院へ向かい、千鶴子の母・きく江(菅井きん)を喪主に、通夜と葬式を執り行うことになるが……。
???俳優・伊丹十三の記念すべき監督デビュー作。エッセイストとしても著名な彼は、妻・宮本信子の父の葬儀を体験し、死という悲しい出来事の中、繰り広げられる滑稽な出来事の数々に驚き、それを基にまさにエッセイのような映画を作り上げた。争議を経験したことのある者なら実によくわかるエピソードが満載だが、やがては人間讃歌をかなであげていく手腕がお見事。ラストの菅井きんの挨拶のシーンは感動ものだ。またそれぞれつぼをわきまえたキャスティングも絶品である。キネマ旬報ベスト1などその年の映画賞を独占。世界に誇る伊丹映画の輝かしい幕開けはここから始まった。(増當竜也)
???井上侘助(山崎努)とその妻・千鶴子(宮本信子)、ともに俳優のふたりがCMを撮影中に、千鶴子の父・雨宮真吉(奥村公延)が死んだとの知らせが入った。ふたりは、マネージャーの里見(財津一郎)らとともに伊豆の病院へ向かい、千鶴子の母・きく江(菅井きん)を喪主に、通夜と葬式を執り行うことになるが……。
???俳優・伊丹十三の記念すべき監督デビュー作。エッセイストとしても著名な彼は、妻・宮本信子の父の葬儀を体験し、死という悲しい出来事の中、繰り広げられる滑稽な出来事の数々に驚き、それを基にまさにエッセイのような映画を作り上げた。争議を経験したことのある者なら実によくわかるエピソードが満載だが、やがては人間讃歌をかなであげていく手腕がお見事。ラストの菅井きんの挨拶のシーンは感動ものだ。またそれぞれつぼをわきまえたキャスティングも絶品である。キネマ旬報ベスト1などその年の映画賞を独占。世界に誇る伊丹映画の輝かしい幕開けはここから始まった。(増當竜也)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
本当の日本のお葬式の風景
(2007-06-26)
お葬式でのスピーチを練習している風景、葬儀屋さんとの打ち合わせ、数珠の購入、など、日本のお葬式の風景を醒めた視点から描いている。特に好きなシーンは、参加者が撮影したという設定の白黒のところです。式の準備が一通り終わって、しばらくぶりに再会した親戚の女性たちが楽しそうに屋根に登る。亡くなった老人の奥さんまで子供みたいにはしゃいでいる。確かに、葬式では久しぶりの親戚との再会が妙になつかしくもあり楽しくもあるものです。ただ、音としてはバッハの音楽だけが流れていて、なんとも物悲しい。こんなに楽しくて悲しい映像が他にあるだろうか。
高瀬春奈の下半身ヌードにぶっ飛ぶ
(2007-04-08)
「お葬式」というテーマだけで、飽くことなく2時間強ももたせてしまう素晴らしい映画です。
香典が風で飛ばされてしまうのは、やり過ぎのような気はしましたが、随所に見られる大人の
反応や行動は、どれもありがちで思わず笑ってしまいます。
大人の社会を知らない子供たちには、面白くないかもしれません。
しかし、この映画の一番のハイライトになってしまった高瀬春奈の下半身ヌードはいろいろな
意味で衝撃的でした。
土壇場での人間の本質を鋭くついた内容!
(2007-01-17)
この映画で最初に驚いたのが『お葬式』というタイトル! 殆ど映画そのものの題材にはしなかったであろう葬式を見事に伊丹監督は描いている。舞台となった住宅も自分の家で撮影。それにしても雨の中、棺桶を数人がかりで階段から降ろす場面や風で香典が舞い上がる場面。正座して足のシビれをひたすら我慢の滑稽さ!人間の本質や本音を鋭く描いた秀作だと思います。
なぜか何度も見てしまう
(2006-12-25)
お葬式という、本来であればあってほしくないその事実に、笑いと涙を織り交ぜた傑作。映画だからと見ていて、観終わったあとに不幸にして葬式参列の場面に自分が遭遇すると、なぜか映画のワンシーンが全部、実生活によみがえってくる。
本当に精神的におかしくなると何でもしますね。お葬式って、本当に肉親(友人)との別れですが、関係がより近いほど精神的に食らうダメージは大きいです。そうしたすべてをあの林の中のS○○シーンは語っていますね。あれで私はすべてを言い尽くしているとも思います。
私がよく見るのは火葬場のシーンです。「骨、見た」と大騒ぎしているガキども(生)と、荼毘に付される(死)のコントラストが見事に出ています。
けど、私もそうでしたが、何で肉親が死んだときに「記念写真」って言って写真撮るかな? あれがどうしても理解できないんですよね
伊丹の処女作
(2006-05-20)
伊丹のデヴュー作。
葬式を映画にしたというだけで 当時凄い話題であった。当時
70歳を超えていた小生の祖母までが見に行って 大笑いしたという
くらいである。
実際葬式とは 限られた時間で慣れない作業を終えなくては
ならないという面では一種のサスペンスになりえる状況であり そこ
に着眼した伊丹の才能は お世辞抜きで凄いものがある。
個人的には 林の中のセックスシーンが無ければもっと良かった。
どうして伊丹がその場面を挿入したのか今もなお分からない。淀川長治
は「サービス過剰」という表現で やんわりとそのシーンを否定して
いたが 案外そんなところかもしれない。
伊丹は自分の処女作を 小津映画になぞらえていることもよく
分かる。但し それからの伊丹は 少なくとも小津からは遠く離れた
地点で映画を造った。その挙句に自死してしまったことは皆さん
ご存知の通りである。スキャンダル報道があったから自殺したとも
言われたが 小生としては 映画監督という職業が彼をして 磨耗
させたとしか思えない。彼の映画は 本作ータンポポーマルサの女を
頂点とし その後の彼の映画には 精彩を欠いていたからである。
彼自身が それを分かっていたと思う。「お葬式」に不要なセックス
シーンを加えたサービス精神が その後の不作を理由に 伊丹をひねり
潰したと言ったら うがちすぎだろうか。
おすすめ度:
本当の日本のお葬式の風景
お葬式でのスピーチを練習している風景、葬儀屋さんとの打ち合わせ、数珠の購入、など、日本のお葬式の風景を醒めた視点から描いている。特に好きなシーンは、参加者が撮影したという設定の白黒のところです。式の準備が一通り終わって、しばらくぶりに再会した親戚の女性たちが楽しそうに屋根に登る。亡くなった老人の奥さんまで子供みたいにはしゃいでいる。確かに、葬式では久しぶりの親戚との再会が妙になつかしくもあり楽しくもあるものです。ただ、音としてはバッハの音楽だけが流れていて、なんとも物悲しい。こんなに楽しくて悲しい映像が他にあるだろうか。
高瀬春奈の下半身ヌードにぶっ飛ぶ
「お葬式」というテーマだけで、飽くことなく2時間強ももたせてしまう素晴らしい映画です。
香典が風で飛ばされてしまうのは、やり過ぎのような気はしましたが、随所に見られる大人の
反応や行動は、どれもありがちで思わず笑ってしまいます。
大人の社会を知らない子供たちには、面白くないかもしれません。
しかし、この映画の一番のハイライトになってしまった高瀬春奈の下半身ヌードはいろいろな
意味で衝撃的でした。
土壇場での人間の本質を鋭くついた内容!
この映画で最初に驚いたのが『お葬式』というタイトル! 殆ど映画そのものの題材にはしなかったであろう葬式を見事に伊丹監督は描いている。舞台となった住宅も自分の家で撮影。それにしても雨の中、棺桶を数人がかりで階段から降ろす場面や風で香典が舞い上がる場面。正座して足のシビれをひたすら我慢の滑稽さ!人間の本質や本音を鋭く描いた秀作だと思います。
なぜか何度も見てしまう
お葬式という、本来であればあってほしくないその事実に、笑いと涙を織り交ぜた傑作。映画だからと見ていて、観終わったあとに不幸にして葬式参列の場面に自分が遭遇すると、なぜか映画のワンシーンが全部、実生活によみがえってくる。
本当に精神的におかしくなると何でもしますね。お葬式って、本当に肉親(友人)との別れですが、関係がより近いほど精神的に食らうダメージは大きいです。そうしたすべてをあの林の中のS○○シーンは語っていますね。あれで私はすべてを言い尽くしているとも思います。
私がよく見るのは火葬場のシーンです。「骨、見た」と大騒ぎしているガキども(生)と、荼毘に付される(死)のコントラストが見事に出ています。
けど、私もそうでしたが、何で肉親が死んだときに「記念写真」って言って写真撮るかな? あれがどうしても理解できないんですよね
伊丹の処女作
伊丹のデヴュー作。
葬式を映画にしたというだけで 当時凄い話題であった。当時
70歳を超えていた小生の祖母までが見に行って 大笑いしたという
くらいである。
実際葬式とは 限られた時間で慣れない作業を終えなくては
ならないという面では一種のサスペンスになりえる状況であり そこ
に着眼した伊丹の才能は お世辞抜きで凄いものがある。
個人的には 林の中のセックスシーンが無ければもっと良かった。
どうして伊丹がその場面を挿入したのか今もなお分からない。淀川長治
は「サービス過剰」という表現で やんわりとそのシーンを否定して
いたが 案外そんなところかもしれない。
伊丹は自分の処女作を 小津映画になぞらえていることもよく
分かる。但し それからの伊丹は 少なくとも小津からは遠く離れた
地点で映画を造った。その挙句に自死してしまったことは皆さん
ご存知の通りである。スキャンダル報道があったから自殺したとも
言われたが 小生としては 映画監督という職業が彼をして 磨耗
させたとしか思えない。彼の映画は 本作ータンポポーマルサの女を
頂点とし その後の彼の映画には 精彩を欠いていたからである。
彼自身が それを分かっていたと思う。「お葬式」に不要なセックス
シーンを加えたサービス精神が その後の不作を理由に 伊丹をひねり
潰したと言ったら うがちすぎだろうか。
