真夜中のピアニスト DTSスペシャル・エディション [DVD]
真夜中のピアニスト DTSスペシャル・エディション [DVD]
ジャック・オディアール(脚本)
トニーノ・ブナキスタ(脚本)
ハピネット・ピクチャーズ
グループ:DVD /ランキング:6627
価格:¥ 3,511
発売日:2006-05-26 /通常24時間以内に発送
ジャック・オディアール(脚本)
トニーノ・ブナキスタ(脚本)
ハピネット・ピクチャーズ
グループ:DVD /ランキング:6627
価格:¥ 3,511
発売日:2006-05-26 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
いつもポケットにバッハ
(2008-03-07)
不動産ブローカーで不法居住者を暴力で追い出すやくざな稼業を営むトム(ロマン・デュリス)。偶然ピアニストであった母親の元マネージャーと遭遇しオーディションを受けることになったことから、中国人ピアノ教師の下でピアノレッスンを始める。本作品はハーベイ・カイテルが出演しているフィルム・ノワール「マッド・フィンガーズ」のリメイクだそうだが、ブローカーが暗躍するパリの街並に輝くネオンも美しく映像化され、あくまでもピアノによって生きがいを見出すトムの生活ぶりの変化が見所となっている。
中国人教師の自宅で、言葉の通じないピアノレッスンをするシーンがとにかく秀逸。殺伐とした仕事に身も心も疲れきっていたトムが、レッスンの後で中国人教師にだけ見せる満ち足りた幸福そうな表情が何ともセクシーだ。「ピアノで飯が食えんのか?」と仕事仲間からたしなめられても、レッスンをやめようとせず逆にのめりこんでいくトム。深夜のカフェで一人指ピアノをするトムが、同僚の妻と一瞬のうちに不倫関係に陥るのもうなずけるほど、芸術に恋をした男のフェロモンが背中から滲み出ていたのが印象に残る。
父親の復讐のため一瞬畜生道に落ちるかに見えたトムではあるが、ピアノの力によってかろうじて平静を保つ。中国人ピアノ教師との蜜月の描き方が不十分なため唐突な印象を受けるかもしれないが、愛の力というよりもピアノ=芸術の力により人間性を回復させた映画とするならば、むしろ本作品の演出の方が正解なのかもしれない。
enfin un bon film
(2007-11-28)
Tres bon film avec un Romain Duris inattendu et tres convaincant. Personnages et prises de vues nerveuses comme la societe francaise actuelle, les jeunes en particulier. vivement conseille pour amateurs de films noirs.
結構、ハードボイルド系。。。
(2006-12-28)
フランスの映画です。 主人公を取り巻く人間の裏と表、明と暗の曖昧さを巧み表現するあたりがこの作品の見所です。
昔を取り戻すために頑張っても、一度ピアノをやめるとダメなのかともネガティブにも取りがちな作品ですが、最後のシーンは結構感動的でした。
友人の妻との不倫はちょっとハラハラドキドキしちゃいましたっw
言語と音楽との葛藤劇
(2006-07-17)
ハーヴェイ・カイテルの『マッド・フィンガーズ』のリメイク。
ロマン・デュリスは最近脂がのっているようで、本作のような陰陽の間に揺れる青年の演技はまさに適役。繊細な音楽への愛と父母への憧憬を持ち続ける裏社会の不動産ブローカーという、ともすれば物語的すぎる設定も納得させる存在感がある。
不動産業の父と音楽家の母を持ち、不動産ブローカーとして裏社会と表社会を行き来する主人公が、あるきっかけでピアノの道に進もうとオーディションに挑む。
言葉の通じない中国人のピアノ教師とのレッスン。同僚の妻との不倫。父への共感と確執。
すべてがコミュニケーション不全のまま、煙臭いパリの街の中で、主人公は焦燥感を強めていく。
中国人ピアノ教師が話す中国語には字幕が入らない。主人公も無論わからない。彼女の中国語は、音楽と同じ力をもって、主人公と観客の意識に潜りこんで来る。
父の世界と母の世界の葛藤が、言語と音楽の葛藤と重なり合うなかで、言語ありながら言語としては機能しない中国語が音楽を奏で、主人公を唯一導く。
フランス映画の実力まざまざと
(2006-06-10)
知らずに観たが,本作は米映画のリメイク。原作は78年,ハーヴェイ・カイテル主演の「マッド・フィンガーズ」。DVDは出ていない。
何がしたいのか分からないまま荒々しい日常に身を置くトム。ロマン・デュリス演じるトムの境遇に,自分を置き換えつつ観た。状況設定が巧みで,出演者も魅力的。トムの亡き母はピアニスト,父は老いた同業者。浮気三昧の同僚,その妻との情事。ひょんなことから忘れかけていたピアノへの想いが蘇り,中国人の女の元へレッスンへ通う。
圧巻だったのは念願のオーディションのシーン。カイテルの演技を参考にしたというデュリスの想いの迸る演技。
テンポよく展開し,まだ本作品の世界に浸っていたいと思う頃,突然エピローグを迎える。あのラストが大切なのではなく,それまでの過程が重要なのだと言わんばかりだ。久々に,時計を気にせず作品に没頭した。
ストレスの多い忙しい毎日を送る方,時間を割いて是非。
おすすめ度:
いつもポケットにバッハ
不動産ブローカーで不法居住者を暴力で追い出すやくざな稼業を営むトム(ロマン・デュリス)。偶然ピアニストであった母親の元マネージャーと遭遇しオーディションを受けることになったことから、中国人ピアノ教師の下でピアノレッスンを始める。本作品はハーベイ・カイテルが出演しているフィルム・ノワール「マッド・フィンガーズ」のリメイクだそうだが、ブローカーが暗躍するパリの街並に輝くネオンも美しく映像化され、あくまでもピアノによって生きがいを見出すトムの生活ぶりの変化が見所となっている。
中国人教師の自宅で、言葉の通じないピアノレッスンをするシーンがとにかく秀逸。殺伐とした仕事に身も心も疲れきっていたトムが、レッスンの後で中国人教師にだけ見せる満ち足りた幸福そうな表情が何ともセクシーだ。「ピアノで飯が食えんのか?」と仕事仲間からたしなめられても、レッスンをやめようとせず逆にのめりこんでいくトム。深夜のカフェで一人指ピアノをするトムが、同僚の妻と一瞬のうちに不倫関係に陥るのもうなずけるほど、芸術に恋をした男のフェロモンが背中から滲み出ていたのが印象に残る。
父親の復讐のため一瞬畜生道に落ちるかに見えたトムではあるが、ピアノの力によってかろうじて平静を保つ。中国人ピアノ教師との蜜月の描き方が不十分なため唐突な印象を受けるかもしれないが、愛の力というよりもピアノ=芸術の力により人間性を回復させた映画とするならば、むしろ本作品の演出の方が正解なのかもしれない。
enfin un bon film
Tres bon film avec un Romain Duris inattendu et tres convaincant. Personnages et prises de vues nerveuses comme la societe francaise actuelle, les jeunes en particulier. vivement conseille pour amateurs de films noirs.
結構、ハードボイルド系。。。
フランスの映画です。 主人公を取り巻く人間の裏と表、明と暗の曖昧さを巧み表現するあたりがこの作品の見所です。
昔を取り戻すために頑張っても、一度ピアノをやめるとダメなのかともネガティブにも取りがちな作品ですが、最後のシーンは結構感動的でした。
友人の妻との不倫はちょっとハラハラドキドキしちゃいましたっw
言語と音楽との葛藤劇
ハーヴェイ・カイテルの『マッド・フィンガーズ』のリメイク。
ロマン・デュリスは最近脂がのっているようで、本作のような陰陽の間に揺れる青年の演技はまさに適役。繊細な音楽への愛と父母への憧憬を持ち続ける裏社会の不動産ブローカーという、ともすれば物語的すぎる設定も納得させる存在感がある。
不動産業の父と音楽家の母を持ち、不動産ブローカーとして裏社会と表社会を行き来する主人公が、あるきっかけでピアノの道に進もうとオーディションに挑む。
言葉の通じない中国人のピアノ教師とのレッスン。同僚の妻との不倫。父への共感と確執。
すべてがコミュニケーション不全のまま、煙臭いパリの街の中で、主人公は焦燥感を強めていく。
中国人ピアノ教師が話す中国語には字幕が入らない。主人公も無論わからない。彼女の中国語は、音楽と同じ力をもって、主人公と観客の意識に潜りこんで来る。
父の世界と母の世界の葛藤が、言語と音楽の葛藤と重なり合うなかで、言語ありながら言語としては機能しない中国語が音楽を奏で、主人公を唯一導く。
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知らずに観たが,本作は米映画のリメイク。原作は78年,ハーヴェイ・カイテル主演の「マッド・フィンガーズ」。DVDは出ていない。
何がしたいのか分からないまま荒々しい日常に身を置くトム。ロマン・デュリス演じるトムの境遇に,自分を置き換えつつ観た。状況設定が巧みで,出演者も魅力的。トムの亡き母はピアニスト,父は老いた同業者。浮気三昧の同僚,その妻との情事。ひょんなことから忘れかけていたピアノへの想いが蘇り,中国人の女の元へレッスンへ通う。
圧巻だったのは念願のオーディションのシーン。カイテルの演技を参考にしたというデュリスの想いの迸る演技。
テンポよく展開し,まだ本作品の世界に浸っていたいと思う頃,突然エピローグを迎える。あのラストが大切なのではなく,それまでの過程が重要なのだと言わんばかりだ。久々に,時計を気にせず作品に没頭した。
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