マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して [DVD]
マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して [DVD]
ナサニエル・カーン(プロデュース)
ナサニエル・カーン(脚本)
レントラックジャパン
グループ:DVD /ランキング:10935
価格:¥ 4,731
発売日:2006-09-22 /通常24時間以内に発送
ナサニエル・カーン(プロデュース)
ナサニエル・カーン(脚本)
レントラックジャパン
グループ:DVD /ランキング:10935
価格:¥ 4,731
発売日:2006-09-22 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
彼はいったい何者だったのか?
(2008-05-22)
2年前の公開以来、ひさびさにDVDで見た。
この際、ルイス・カーンなんて名前を無理に憶えなくたっていい。
なまじ建築の知識がない方が、ストレートに味わえるからだ。
息子は、父の実像をほとんど知らずに育った。
父は、わたしにとっていったい何者なのか?
そして、このわたし自身こそ何者なのか?
父の背中を他人(実の母も含め)を通して、その最後に設計した
インドまでの5年もの間、世界中に散らばった父を追いかけて行く。
私の父は、何者で?どこにいるのか?
最後の最後でようやく父に出会うことができた。
で・・・いったい父はどこにいたのか?
わたしにとって何者だったのか?
答えは、ラストで涙といっしょに出てくる。
味わい深い映画
(2008-04-10)
バングラデシュ国会議事堂のくだりが好きだ。
神話の神が佇むかの様な美しく雄大な塔が、人々の生活の中に自然に溶け込んでいる。
ルイスが彼らに、一個の建造物という範疇を超えて与えたものをナサニエルは知り、ここが旅の終着点となる。
この作品と、ルイスの様に人を人たらしめんとすることを芯に置く全ての建築家に、最大の賛辞を贈りたい。
至高のドキュメンタリー映画
(2007-09-30)
「物凄く端的に」表現したとしても、この作品を下の方のレビューのように『母をたずねて三千里』を引き合いに出して紹介するというのは、どうかと思います。
というのも、父親のカーンにはそれぞれ母親の違う3人の子供がいますが、そのうち2人は私生児で、この映画を撮った息子のナサニエルは、その私生児の内のひとりだからです。
そのような事情から、亡き父親の存在すら受け入れられずに生きてきた息子が、自分の全アイデンティティーをかけて、世界に散らばる父の建築物を5年もの歳月を費やして巡り、それぞれの建築に関わった人々や、お互い避けるように暮らしてきた自分以外の家族の証言をもカメラのもつ中立的な力を借りて映し撮ってゆく。そしてそのようにして制作した作品のなかで、亡き父親と対話し、理解しようとする。それが、この映画の主題なのです。
ですから『母をたずねて三千里』のように、元々ちゃんとした家族構成で、最後は家族4人の再会で大団円。という娯楽アニメとこの映画は、一線を画するのです。
そのことが解らなければ、ラストシーンでナサニエルが亡き父へむけて放つ全てを籠めた一言の持つ深い意味を、真の意味で理解することは不可能でしょう。
私はこの作品を、建築関係の人に、気軽にすすめすたりは出来ません。ルイス・カーンの生き方と作品を観ることで、良くも悪くも、自らの実力と自らの残せる仕事の内容が見えてしまうからです。
映画にエンターテイメントだけを求める人にも、おすすめしません。
しかし、(書いたこととは矛盾しますが)出来ることなら少しでも多くの人にこの作品を観ていただきたい。
DVDのジャケット写真は、まさにこの映画の内容を、何よりも端的に表現しています。もし、ジャケットの写真を御覧になってピンとくるものがあれば、お求めになることをおすすめいたします(ちなみに私は、ジャケ買いしました)。
最後に、ナサニエルの言葉を紹介し、レビューを終えることにします。
11歳のとき、父は駅のトイレで死んだ。
3つの家族、破産寸前のアトリエ、そして人々の人生を変える建築を残して。
多くの謎に包まれた父の人生に触れたくて、僕は旅に出た。
マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して
(2007-01-30)
内容はというと。。。。
もの凄く端的にいうと「母をさがして三千里」のマルコ役が、ルイスカーンの息子であるナサニエル・カーンで、母ではなく亡き父親(ルイスカーン)の足跡を辿るというドキュメンタリー映画でした。
出てくる建築物は
●ソーク生物学研究所
●バングラデッシュ国会議事堂
●ノーマン・フィッシャー邸
●インド経営大学
等でした。
建築をやっている人であれば、一度みることをオススメします。映像はとても美しかったですよ。
特にバングラデッシュ国会議事堂、インド経営大学は美しかった。平面プランだけでは分からない空間がそこには広がっていました。
建築はその場に立たないと、そのすばらしさは決して分からないと思います。
何だか旅に出たくなりましたよ。そんな衝動に駆られた、良い映画でしたよ!
もちろん、建築をやっていない人にも当然お勧め!
父、息子という人間ドラマという視点にたっても充分楽しめると思いますよ!
建築家という生き方
(2006-12-19)
様々な関係者からの貴重な証言からは,職業としての「ARCHITECT」ではなく,生き様としての「ARCHITECT」を実践したルイス・カーンの不器用さがしみじみと感じられた。そもそも(尾高邦雄氏の言う)職業としての「ARCHITECT」があり得るかどうかは甚だ疑問で,「ARCHITECT」とはまさに「生き方」としてしかあり得ないのではないかとも思うが。
いずれにしても,映画の宣伝文句である「建築の持つすばらしさ」「カーンの愛のかたち」よりも,「ARCHITECT」という生き方に対する不安を感じずにはいられない映画だった。
おすすめ度:
彼はいったい何者だったのか?
2年前の公開以来、ひさびさにDVDで見た。
この際、ルイス・カーンなんて名前を無理に憶えなくたっていい。
なまじ建築の知識がない方が、ストレートに味わえるからだ。
息子は、父の実像をほとんど知らずに育った。
父は、わたしにとっていったい何者なのか?
そして、このわたし自身こそ何者なのか?
父の背中を他人(実の母も含め)を通して、その最後に設計した
インドまでの5年もの間、世界中に散らばった父を追いかけて行く。
私の父は、何者で?どこにいるのか?
最後の最後でようやく父に出会うことができた。
で・・・いったい父はどこにいたのか?
わたしにとって何者だったのか?
答えは、ラストで涙といっしょに出てくる。
味わい深い映画
バングラデシュ国会議事堂のくだりが好きだ。
神話の神が佇むかの様な美しく雄大な塔が、人々の生活の中に自然に溶け込んでいる。
ルイスが彼らに、一個の建造物という範疇を超えて与えたものをナサニエルは知り、ここが旅の終着点となる。
この作品と、ルイスの様に人を人たらしめんとすることを芯に置く全ての建築家に、最大の賛辞を贈りたい。
至高のドキュメンタリー映画
「物凄く端的に」表現したとしても、この作品を下の方のレビューのように『母をたずねて三千里』を引き合いに出して紹介するというのは、どうかと思います。
というのも、父親のカーンにはそれぞれ母親の違う3人の子供がいますが、そのうち2人は私生児で、この映画を撮った息子のナサニエルは、その私生児の内のひとりだからです。
そのような事情から、亡き父親の存在すら受け入れられずに生きてきた息子が、自分の全アイデンティティーをかけて、世界に散らばる父の建築物を5年もの歳月を費やして巡り、それぞれの建築に関わった人々や、お互い避けるように暮らしてきた自分以外の家族の証言をもカメラのもつ中立的な力を借りて映し撮ってゆく。そしてそのようにして制作した作品のなかで、亡き父親と対話し、理解しようとする。それが、この映画の主題なのです。
ですから『母をたずねて三千里』のように、元々ちゃんとした家族構成で、最後は家族4人の再会で大団円。という娯楽アニメとこの映画は、一線を画するのです。
そのことが解らなければ、ラストシーンでナサニエルが亡き父へむけて放つ全てを籠めた一言の持つ深い意味を、真の意味で理解することは不可能でしょう。
私はこの作品を、建築関係の人に、気軽にすすめすたりは出来ません。ルイス・カーンの生き方と作品を観ることで、良くも悪くも、自らの実力と自らの残せる仕事の内容が見えてしまうからです。
映画にエンターテイメントだけを求める人にも、おすすめしません。
しかし、(書いたこととは矛盾しますが)出来ることなら少しでも多くの人にこの作品を観ていただきたい。
DVDのジャケット写真は、まさにこの映画の内容を、何よりも端的に表現しています。もし、ジャケットの写真を御覧になってピンとくるものがあれば、お求めになることをおすすめいたします(ちなみに私は、ジャケ買いしました)。
最後に、ナサニエルの言葉を紹介し、レビューを終えることにします。
11歳のとき、父は駅のトイレで死んだ。
3つの家族、破産寸前のアトリエ、そして人々の人生を変える建築を残して。
多くの謎に包まれた父の人生に触れたくて、僕は旅に出た。
マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して
内容はというと。。。。
もの凄く端的にいうと「母をさがして三千里」のマルコ役が、ルイスカーンの息子であるナサニエル・カーンで、母ではなく亡き父親(ルイスカーン)の足跡を辿るというドキュメンタリー映画でした。
出てくる建築物は
●ソーク生物学研究所
●バングラデッシュ国会議事堂
●ノーマン・フィッシャー邸
●インド経営大学
等でした。
建築をやっている人であれば、一度みることをオススメします。映像はとても美しかったですよ。
特にバングラデッシュ国会議事堂、インド経営大学は美しかった。平面プランだけでは分からない空間がそこには広がっていました。
建築はその場に立たないと、そのすばらしさは決して分からないと思います。
何だか旅に出たくなりましたよ。そんな衝動に駆られた、良い映画でしたよ!
もちろん、建築をやっていない人にも当然お勧め!
父、息子という人間ドラマという視点にたっても充分楽しめると思いますよ!
建築家という生き方
様々な関係者からの貴重な証言からは,職業としての「ARCHITECT」ではなく,生き様としての「ARCHITECT」を実践したルイス・カーンの不器用さがしみじみと感じられた。そもそも(尾高邦雄氏の言う)職業としての「ARCHITECT」があり得るかどうかは甚だ疑問で,「ARCHITECT」とはまさに「生き方」としてしかあり得ないのではないかとも思うが。
いずれにしても,映画の宣伝文句である「建築の持つすばらしさ」「カーンの愛のかたち」よりも,「ARCHITECT」という生き方に対する不安を感じずにはいられない映画だった。
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