機動戦士ガンダム00 (1) [DVD]
レビュー(Amazon.co.jp)
『機動戦士ガンダム』シリーズTV放映第12作のDVD第1弾。宇宙暦ではなく西暦2307年の未来の地球で勃発した紛争を描いていく。監督は『鋼の錬金術師』などの水島精二。♯1「ソレスタルビーイング」と♯2「ガンダムマイスター」を収録。アメリカを中心とする“ユニオン”、中国、ロシア、インドを衷心とする“人類革新連盟”、そしてヨーロッパを中心とする“AEU”。世界は大きく3つに分かれて終わりのない争いを繰り返していた。そんな折、ガンダムを擁する私設武装組織“ソレスタルビーイング”は全世界に対して武力介入を宣言してきた……。現実社会を見越してか、国際政治紛争とテロリズムにモチーフを合わせてきた新たなるガンダム。まだ2話だけではあれよあれよといった複雑な設定に戸惑いがちではあるが、今後どこまでリアルな世界観を構築できるかに成否がかかってきそうである。(増當竜也)
『機動戦士ガンダム』シリーズTV放映第12作のDVD第1弾。宇宙暦ではなく西暦2307年の未来の地球で勃発した紛争を描いていく。監督は『鋼の錬金術師』などの水島精二。♯1「ソレスタルビーイング」と♯2「ガンダムマイスター」を収録。アメリカを中心とする“ユニオン”、中国、ロシア、インドを衷心とする“人類革新連盟”、そしてヨーロッパを中心とする“AEU”。世界は大きく3つに分かれて終わりのない争いを繰り返していた。そんな折、ガンダムを擁する私設武装組織“ソレスタルビーイング”は全世界に対して武力介入を宣言してきた……。現実社会を見越してか、国際政治紛争とテロリズムにモチーフを合わせてきた新たなるガンダム。まだ2話だけではあれよあれよといった複雑な設定に戸惑いがちではあるが、今後どこまでリアルな世界観を構築できるかに成否がかかってきそうである。(増當竜也)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
アニメで扱うには内容が重かったか
(2008-11-17)
【良い点】
・ガンダムのデザインがシンプル。放送前の立ち絵を見たときはダサっと思ったけど、今となっては装備がごちゃごちゃとしたSEED系のガンダムに比べたら、かなりスッキリしていて好感が持てる。
・年長キャラがいい味を出してる。特にセルゲイ。この男は聖人か?
【悪い点】
・前半にいらない話が多すぎ。おかげで後半はかなりの詰め込みになり、消化不良気味。
・武力介入に踏み切るほど世界が緊迫しているという演出が足りない。
・キャラの思考を視聴者の想像に丸投げするような演出が多すぎる。特に相手の名前をつぶやくだけで、その後の言葉やセリフによるフォローがほとんどない。もちろん全てを語ってしまうと面白みがなくなるけど、このアニメはやりすぎ感がある。
・途中から出てくる新メンバー、ラスボスがとってつけたような、露骨で実ににわかりやすい悪役にみえる。おかげで主人公たちが犯してきた負の側面が吹っ飛びそうになった。そもそも「後で罰を受けるから」といって武力介入しまくるという、彼らの行動自体だけでなく思考のヤバさを笑い飛ばしたり指摘するキャラがいないことにも、主人公たちのダークな面を描ききる覚悟がないと捉えざるを得ない。
私は好感をもって、良質な作品だと思います。
(2008-10-27)
当初、キャラクターデザインが“高河ゆん”(うーん、すごい懐かしい!!!)であり、
一見したところ「またSEEDっぽいのかな?少女マンガ系ガンダムに
なっちゃうのかな・・」と心配したのですが、見ていくうちに
ストーリーは非常に骨太で、キャラクターもたいへんオトナの人格で、見ごたえある作品だと思いました。
特に声優陣の声質が深くて良いです。キャラクターの中には
画の雰囲気を飲み込むくらいに、存在感や重厚感がありますね。
私のような、三十歳代視聴者にも安心して楽しめます。
物語の展開も巧みだと思います。
伏線もちゃんと設けているし、一話一話がそれぞれ確立していながらも
連続性をしっかり考慮。政治の話や戦争のシーン、戦略・戦術においても
なかなかつじつまあっているし、
絡み合う人間模様/群像劇が冷静に組み立てられており、
(個人的にはこういった、たくさん人がでてきて交差し、その中で
主人公群を際立たせるような演出は好きです)
一層“謎が謎を呼ぶ”仕掛けになっていて、ドラマとしての質も高いと思います。
今巻および、ファーストシーズン前半部でOPを担当しているラルク・アン・シエルの
楽曲も、哀愁がただよっていて、深い。
『SEED〜』シリーズと比べて、
かなり高年齢をも意識しているのでしょうか。
電気音で、派手かましくじゃんじゃん鳴らさない。
しっとりとしながらもその奥にあるガンダムマイスターたちの激しい感情や、
永久的に争いをやめない人間の業を表現しているようで好感がもてます。
ED曲“罠”も、ふつうに一つの楽曲として良いと思います。
戦争と人についてぐさりとつきささるような詩と、
計算された緻密なメロディラインで聴くものを圧倒させる。
すなおに、次が気になってしまう!面白さがあります。
かつて幼い頃見たアニメは、こういう純粋な“物語の面白さ”
をしっかり見せてくれてたものです。懐かしくなりました。
制作スタッフのガンダムへの愛、アニメへの愛、物語創作への愛が
見て取れるような気がしています。
製作者の背伸び。ゆえに失笑アニメ
(2008-09-22)
内容が浅すぎる。そして全てにおいて厚みがない。
戦争描写は言わずもがな、人間描写にしても国・組織描写にしても、きわめて浅い部分しか考えられていない印象。ステレオタイプな国家像、戦争像。製作者がまじめに考えているとはとても思えない。
国家同士にもそれぞれの立場、個性、相互の関係性があるだろう。だが、そういったものの描写・設定がほとんどない。少なくとも、生かされていない。たとえば、CB(主人公のいる組織)が戦争に介入するという状況に置かれた各国の立場というものの描写が、すごい単調。困惑するという一個の描写しか見られない。各国が覇権争いの中で、どのような立ち回りをするのか。それは首脳であれ、各国の様々な価値観を持つ個人に焦点を当ててもいいだろう。しかし、そういうものはほとんど皆無といっていい。OO好きな人は、庶民視点、ジャーナリスト視点があるではないかと、言うかもしれない。しかし、彼らの描写は取ってつけたような、あまりにも無関係すぎるキャラクターなのだ。何にも影響していない。いても、いなくても同じ存在なのだ。そして、視聴者に伝えるものもなく、視聴者とともに見る側となっているとも言いがたい。結局、あれは何だったの?というのでしかない。
さらに、ユニオン、人革連、AEUという組織を態々設定しているにもかかわらず、その3者の関係が極めて浅いものになっている。それに行動としての差別化、個性化がない。それゆえにドラマとしてきわめて単調である。CBと対抗する、CBに歩み寄る、それらの漁夫の利を得る。これだけでも3種を差別化できる個性として描けるだろう(ここまで明確でなくてもいい)。あるいは、国家間で歩み寄るというのもいいだろう。確かに3国が歩み寄ることはあった。しかし、それに際する描写はない。国家間の利益調整、関係調整に四苦八苦する描写というのもありだし、あるような描写をさらっとでもやるべき。しかし本策であるのは、なんとなく3国が手を結びました、というものだけである。これは、敵怪獣3体が急に合体して強くなるという、昔からの勧善懲悪ものにありがちな描写と何ら変わりはない。国家間のやり取りをやらないなら、そんな国家をいちいち設定する意味がないはずである。この作品は全体を通して、そういう部分のいい加減さ、思いの至らなさというのに終始する。
結局、CB 対 その他の組織(有象無象)であり、
主人公たち 対 ライバルとその引き立て役たち
という恐ろしく二極化単純化された構図しかない。
つまり、極言すれば、誰が誰より強いのか、どこがどこより強いのか。
そういうところにまで単純化されているといっても、過言ではない。
それを最初から持ってきて、単純な構造の中でやるのもいいだろう。対象年齢を中学生以下にすれば、それはひとつの方法かもしれない。しかし、いろいろな世界観(軌道エレベーターとかエネルギーとか)、舞台(西暦の延長の世界、覇権を争う国家群)、解答困難な哲学的な設定(戦争は根絶できるか)、矛盾した価値観(戦争による戦争根絶)などを提示してしまっている。そういう大きなテーマ予め置いておいて、この単純化されあまりにも薄い描写には、非常に大きなギャップがある。それが期待ハズレの原因ともなっている。広げた風呂敷だが、まとめられないまま、設定が無駄に無意味になって干からびてしまっている状態である。
製作者、監督は無理に背伸びして「ガンダム」を描こうとしていると思う。ほかの題材を選べば、面白いものを作れるかもしれないのに、無理に自分のできないことをやっている印象がある。「ガンダム」を意識しないようにと思っても、「ガンダム」という濃厚な人間ドラマ描写、を意識せずにはいられないのだろう。しかし、人間にはできることとできないことがある。こういう戦争ドラマ、群像劇ドラマを描く能力は、彼らにはなかった。あるいは足りなかったんだろう。だからこその背伸びなんだろうが、見る目のある側からすれば、失笑もの苦笑ものにしかならない。中二病という言葉を知っているだろうか?中二のときにやりそうな今思えば恥ずかしいことだ。それに近い。無理に自分の力量以上のもの、題材を選んだために、自分のいい部分を完全に殺してしまった。そして、あとあとで見れば(彼らがもっと戦争や歴史についての認識を高められれば)、なんと恥ずかしいことをしたものだろうと思うだろう(それは視聴者も同じかもしれない)。
見る目がある人が、敢えて見る必要がない。たとえば、この巻だけみて、面白くないと思えば、それは最後まで見ても変わることはない。そんな作品である。
これが戦争???
(2008-09-07)
武力による戦争根絶というテーマは斬新だったが空回りしているように感じた。。
序盤はガンダムという圧倒的戦力で紛争や軍に対する武力介入という感じ。
ただ視聴する側としては、淡々とCBの任務を全うするために武力介入を行うだけで
インパクトに欠けすぎてるなと思った。
キャラクターに関しては
主人公の刹那は己の信念に忠実に生きるキャラ、決して妥協は許さない
ロックオンは序盤からいい兄貴キャラ。第1印象としてはフルメタのクルツて感じだった。
1期ではCBサイドで1番重要な役割をしたかなと思う。
マイスター達の結束と、友情を芽生えさせた点でいいキャラだった。
刹那やティエリアに与えた影響がどのように2期に反映されるかが楽しみ。
そのためにも終盤のアリー戦での戦死は必要な描写だったかなと。
次にアレルヤについては、超兵という存在とその超兵の施設を破壊したという所が、
思い十字架になってるなという感じ。
終盤でソーマとの関係も明らかになり、ハレルヤも喪失。
2期でどのように動くのか、また再び戦えるのかが気になるところ。
ティエリアは終始、あまりキャラが掴めなかった。
なんというか、ヴェーダとの接続ができなくなってロックオンとの友情が芽生えたところはよかったかな? 2期でどのような存在かわかると面白いかもしれない。
メカに関しては
ガンダム勢はまぁ普通という感じ。
近接、狙撃、重火器、高速戦闘およびバリエーションてな感じで、役割があるのはよかった。しかし、ナドレはちょっと・・・。必要性があまり感じられなかった。
3国のMSはそれぞれ独特で00のオリジナリティがあってよかった。
GN-X登場あたりからせっかくオリジナリティのあるメカがほぼGN-Xのみになって非常に残念。
ガンダム00批評リンクhttp://www.geocities.jp/wakusei_2nd/gundamoo.html
http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/soukatu.html
http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/33a.html
http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/taishou33.html
期待はずれ
(2008-09-07)
今のところ期待はずれな感じ。
まず、登場人物に魅力が感じられませんhttp://www.geocities.jp/wakusei_2nd/gundamoo.html
人間味が無い、無味乾燥な感じで、感情移入できません。
また、肝心のガンダムのアクションも、迫力がありません。http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/33a.html
全体的にW当たりを意識しているように感じられますが、あまりかっこよくかんじません。
ファーストの名台詞を意識した台詞回しもあるのですが、はっきり言って寒いです。http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/33w.html
ストーリーも方向性が見えず、次回が楽しみってかんじになりません。
と悪いことばかり書きましたが、これからに期待したいと思っています。
おすすめ度:
アニメで扱うには内容が重かったか
【良い点】
・ガンダムのデザインがシンプル。放送前の立ち絵を見たときはダサっと思ったけど、今となっては装備がごちゃごちゃとしたSEED系のガンダムに比べたら、かなりスッキリしていて好感が持てる。
・年長キャラがいい味を出してる。特にセルゲイ。この男は聖人か?
【悪い点】
・前半にいらない話が多すぎ。おかげで後半はかなりの詰め込みになり、消化不良気味。
・武力介入に踏み切るほど世界が緊迫しているという演出が足りない。
・キャラの思考を視聴者の想像に丸投げするような演出が多すぎる。特に相手の名前をつぶやくだけで、その後の言葉やセリフによるフォローがほとんどない。もちろん全てを語ってしまうと面白みがなくなるけど、このアニメはやりすぎ感がある。
・途中から出てくる新メンバー、ラスボスがとってつけたような、露骨で実ににわかりやすい悪役にみえる。おかげで主人公たちが犯してきた負の側面が吹っ飛びそうになった。そもそも「後で罰を受けるから」といって武力介入しまくるという、彼らの行動自体だけでなく思考のヤバさを笑い飛ばしたり指摘するキャラがいないことにも、主人公たちのダークな面を描ききる覚悟がないと捉えざるを得ない。
私は好感をもって、良質な作品だと思います。
当初、キャラクターデザインが“高河ゆん”(うーん、すごい懐かしい!!!)であり、
一見したところ「またSEEDっぽいのかな?少女マンガ系ガンダムに
なっちゃうのかな・・」と心配したのですが、見ていくうちに
ストーリーは非常に骨太で、キャラクターもたいへんオトナの人格で、見ごたえある作品だと思いました。
特に声優陣の声質が深くて良いです。キャラクターの中には
画の雰囲気を飲み込むくらいに、存在感や重厚感がありますね。
私のような、三十歳代視聴者にも安心して楽しめます。
物語の展開も巧みだと思います。
伏線もちゃんと設けているし、一話一話がそれぞれ確立していながらも
連続性をしっかり考慮。政治の話や戦争のシーン、戦略・戦術においても
なかなかつじつまあっているし、
絡み合う人間模様/群像劇が冷静に組み立てられており、
(個人的にはこういった、たくさん人がでてきて交差し、その中で
主人公群を際立たせるような演出は好きです)
一層“謎が謎を呼ぶ”仕掛けになっていて、ドラマとしての質も高いと思います。
今巻および、ファーストシーズン前半部でOPを担当しているラルク・アン・シエルの
楽曲も、哀愁がただよっていて、深い。
『SEED〜』シリーズと比べて、
かなり高年齢をも意識しているのでしょうか。
電気音で、派手かましくじゃんじゃん鳴らさない。
しっとりとしながらもその奥にあるガンダムマイスターたちの激しい感情や、
永久的に争いをやめない人間の業を表現しているようで好感がもてます。
ED曲“罠”も、ふつうに一つの楽曲として良いと思います。
戦争と人についてぐさりとつきささるような詩と、
計算された緻密なメロディラインで聴くものを圧倒させる。
すなおに、次が気になってしまう!面白さがあります。
かつて幼い頃見たアニメは、こういう純粋な“物語の面白さ”
をしっかり見せてくれてたものです。懐かしくなりました。
制作スタッフのガンダムへの愛、アニメへの愛、物語創作への愛が
見て取れるような気がしています。
製作者の背伸び。ゆえに失笑アニメ
内容が浅すぎる。そして全てにおいて厚みがない。
戦争描写は言わずもがな、人間描写にしても国・組織描写にしても、きわめて浅い部分しか考えられていない印象。ステレオタイプな国家像、戦争像。製作者がまじめに考えているとはとても思えない。
国家同士にもそれぞれの立場、個性、相互の関係性があるだろう。だが、そういったものの描写・設定がほとんどない。少なくとも、生かされていない。たとえば、CB(主人公のいる組織)が戦争に介入するという状況に置かれた各国の立場というものの描写が、すごい単調。困惑するという一個の描写しか見られない。各国が覇権争いの中で、どのような立ち回りをするのか。それは首脳であれ、各国の様々な価値観を持つ個人に焦点を当ててもいいだろう。しかし、そういうものはほとんど皆無といっていい。OO好きな人は、庶民視点、ジャーナリスト視点があるではないかと、言うかもしれない。しかし、彼らの描写は取ってつけたような、あまりにも無関係すぎるキャラクターなのだ。何にも影響していない。いても、いなくても同じ存在なのだ。そして、視聴者に伝えるものもなく、視聴者とともに見る側となっているとも言いがたい。結局、あれは何だったの?というのでしかない。
さらに、ユニオン、人革連、AEUという組織を態々設定しているにもかかわらず、その3者の関係が極めて浅いものになっている。それに行動としての差別化、個性化がない。それゆえにドラマとしてきわめて単調である。CBと対抗する、CBに歩み寄る、それらの漁夫の利を得る。これだけでも3種を差別化できる個性として描けるだろう(ここまで明確でなくてもいい)。あるいは、国家間で歩み寄るというのもいいだろう。確かに3国が歩み寄ることはあった。しかし、それに際する描写はない。国家間の利益調整、関係調整に四苦八苦する描写というのもありだし、あるような描写をさらっとでもやるべき。しかし本策であるのは、なんとなく3国が手を結びました、というものだけである。これは、敵怪獣3体が急に合体して強くなるという、昔からの勧善懲悪ものにありがちな描写と何ら変わりはない。国家間のやり取りをやらないなら、そんな国家をいちいち設定する意味がないはずである。この作品は全体を通して、そういう部分のいい加減さ、思いの至らなさというのに終始する。
結局、CB 対 その他の組織(有象無象)であり、
主人公たち 対 ライバルとその引き立て役たち
という恐ろしく二極化単純化された構図しかない。
つまり、極言すれば、誰が誰より強いのか、どこがどこより強いのか。
そういうところにまで単純化されているといっても、過言ではない。
それを最初から持ってきて、単純な構造の中でやるのもいいだろう。対象年齢を中学生以下にすれば、それはひとつの方法かもしれない。しかし、いろいろな世界観(軌道エレベーターとかエネルギーとか)、舞台(西暦の延長の世界、覇権を争う国家群)、解答困難な哲学的な設定(戦争は根絶できるか)、矛盾した価値観(戦争による戦争根絶)などを提示してしまっている。そういう大きなテーマ予め置いておいて、この単純化されあまりにも薄い描写には、非常に大きなギャップがある。それが期待ハズレの原因ともなっている。広げた風呂敷だが、まとめられないまま、設定が無駄に無意味になって干からびてしまっている状態である。
製作者、監督は無理に背伸びして「ガンダム」を描こうとしていると思う。ほかの題材を選べば、面白いものを作れるかもしれないのに、無理に自分のできないことをやっている印象がある。「ガンダム」を意識しないようにと思っても、「ガンダム」という濃厚な人間ドラマ描写、を意識せずにはいられないのだろう。しかし、人間にはできることとできないことがある。こういう戦争ドラマ、群像劇ドラマを描く能力は、彼らにはなかった。あるいは足りなかったんだろう。だからこその背伸びなんだろうが、見る目のある側からすれば、失笑もの苦笑ものにしかならない。中二病という言葉を知っているだろうか?中二のときにやりそうな今思えば恥ずかしいことだ。それに近い。無理に自分の力量以上のもの、題材を選んだために、自分のいい部分を完全に殺してしまった。そして、あとあとで見れば(彼らがもっと戦争や歴史についての認識を高められれば)、なんと恥ずかしいことをしたものだろうと思うだろう(それは視聴者も同じかもしれない)。
見る目がある人が、敢えて見る必要がない。たとえば、この巻だけみて、面白くないと思えば、それは最後まで見ても変わることはない。そんな作品である。
これが戦争???
武力による戦争根絶というテーマは斬新だったが空回りしているように感じた。。
序盤はガンダムという圧倒的戦力で紛争や軍に対する武力介入という感じ。
ただ視聴する側としては、淡々とCBの任務を全うするために武力介入を行うだけで
インパクトに欠けすぎてるなと思った。
キャラクターに関しては
主人公の刹那は己の信念に忠実に生きるキャラ、決して妥協は許さない
ロックオンは序盤からいい兄貴キャラ。第1印象としてはフルメタのクルツて感じだった。
1期ではCBサイドで1番重要な役割をしたかなと思う。
マイスター達の結束と、友情を芽生えさせた点でいいキャラだった。
刹那やティエリアに与えた影響がどのように2期に反映されるかが楽しみ。
そのためにも終盤のアリー戦での戦死は必要な描写だったかなと。
次にアレルヤについては、超兵という存在とその超兵の施設を破壊したという所が、
思い十字架になってるなという感じ。
終盤でソーマとの関係も明らかになり、ハレルヤも喪失。
2期でどのように動くのか、また再び戦えるのかが気になるところ。
ティエリアは終始、あまりキャラが掴めなかった。
なんというか、ヴェーダとの接続ができなくなってロックオンとの友情が芽生えたところはよかったかな? 2期でどのような存在かわかると面白いかもしれない。
メカに関しては
ガンダム勢はまぁ普通という感じ。
近接、狙撃、重火器、高速戦闘およびバリエーションてな感じで、役割があるのはよかった。しかし、ナドレはちょっと・・・。必要性があまり感じられなかった。
3国のMSはそれぞれ独特で00のオリジナリティがあってよかった。
GN-X登場あたりからせっかくオリジナリティのあるメカがほぼGN-Xのみになって非常に残念。
ガンダム00批評リンクhttp://www.geocities.jp/wakusei_2nd/gundamoo.html
http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/soukatu.html
http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/33a.html
http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/taishou33.html
期待はずれ
今のところ期待はずれな感じ。
まず、登場人物に魅力が感じられませんhttp://www.geocities.jp/wakusei_2nd/gundamoo.html
人間味が無い、無味乾燥な感じで、感情移入できません。
また、肝心のガンダムのアクションも、迫力がありません。http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/33a.html
全体的にW当たりを意識しているように感じられますが、あまりかっこよくかんじません。
ファーストの名台詞を意識した台詞回しもあるのですが、はっきり言って寒いです。http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/33w.html
ストーリーも方向性が見えず、次回が楽しみってかんじになりません。
と悪いことばかり書きましたが、これからに期待したいと思っています。
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