やわらかい手 スペシャル・エディション [DVD]
カスタマーレビュー
おすすめ度:
いま、わたしが、できること。
(2009-01-09)
刺激的な性風俗の世界を覗き見するような、好奇心と後ろめたさに満ちた作品、と思っていましたが見事に裏切られました。もちろん、良い意味で。
難病の孫を愛する一途な想いと、途惑いながらも堂々と生きるマギーの姿は観る者を真摯な気持ちにしないではいられないからです。
医療費を工面する為に既に自分の家まで犠牲にしているマギーの傍らで、息子夫婦はどんな努力をしてきたのか?腑に落ちない点もありますが...。彼女がひた隠しにする秘密の仕事を知ってしまった息子の気持ち。義母だから冷静に判断し、また同じ母親として解り合える嫁の気持ち。感情に任せて口走った言葉も、今置かれている状況で、お互いの気持ちが解っているからこそ、切ないです。マギーのせいで仕事を奪われた形の子連れの若い女性を訪れる場面がありますが、そう!どうしようもない事なのです。
世間知らずだったふつうの主婦が踏み込んだ世界の先に何が待っているのかは、まだ確かではありません。しかし、興味本位の有閑マダム達や閉鎖的な村社会に決別して、胸張って歩き始めたマギーの幸せを祈らずにはいられません。
自分が各登場人物だったら?と考えさせられるヒューマンドラマ
(2008-12-29)
孫の手術代のために一肌ぬぐ女性の話。
SOHOの風俗が「日本式を取り入れている」というセリフに笑いを禁じえませんでした。
大金を大急ぎで作るために思わず手を出してしまった仕事でしたが
他に方法はあったのか?自分が同じ立場だったら同じことをしなかったか?
と考えると明確な答えは出てきません。
息子は「そんな風にして作った金なんていらない!」と言い切るのに対し
息子の嫁は「マギーを誇りに思うわ」。
実はこのシーンほど考えさせられた場面はありません。
一見お嫁さんの一言は救いのあるカッコいい言葉に聞こえますが
はたしてそうでしょうか??
自分の血のつながった親ではないからこそ
言えた一言ではないかなあと思わずには居られませんでした。
とはいえ一生懸命なマギーの姿に心の中で思わず拍手を送りました。
自分はなにもせず、うわさ話に興じる有閑マダムに比べて数段ウエを行く女性では?
(やたらと噂好きな女のひとって古今東西年齢問わずどこにでもいますよねー)
最後にマギーに訪れる幸せは、神様からマギーへの素敵なプレゼントだと思いました!
幼い命を救ったのは、おばあちゃんの隠れた才能と強く清い愛。
(2008-12-07)
久々に感動いたしました。
子を思う親の愛というものは、かくも強く美しいものだ、
ということを改めて思い知らされました。
死に至る難病の幼子の治療費のために、
一家は家を売り銀行にも金を借り尽くす。
しかし、治療にはまだまだ金がかかり、
死に向かう幼子を救うためのタイムリミットが
迫ってくる。
PS:マッサージパーラーのオーナーも、男気があるな。
お婆ちゃんのマギーは、孫を救うため、
職を探しに行くが見つかるわけもなく、、
ある風俗店を訪れる。
そこは、手コキで男をイかせるマッサージパーラー。
柔らかい手で、一躍、イリーナという芸名の売れっ子になり、
店のオーナーと、ある契約を結び、
幼子の命を救う。
今まで、全うな生活をしてきたのに、風俗業で働くという、
自分への罪悪感、人に言えないという後ろめたさ、、
マギーは悩み続ける。。
マギーが仕事をしているという噂を聞き、、
友達の有閑マダム達は、
「マギーに何が出来るの?、どうせつまらない話よ。」と馬鹿にする。
そして、マギーの秘密を知るや、
友人関係を解消しようとするマダム達。
そして、自分の息子からも、「汚らわしい!」と
罵声を浴びるマギー。。
悩みは深くなるが、、
マギーは、正しいことをしていると胸を張る。
偉いぞ!おばあちゃん!応援するぞ!と心で叫んでしまった。(笑)
結果的には、息子夫婦は、
マギーの、自分達そして自分達の子供に対する
愛に深い感謝をし、彼女の持つ強い愛に感謝をする。
プロットの中で、マギーを不潔呼ばわりし、
友達関係の解消をすると言い出した有閑マダムの一人は、
マギーの亡き夫と不倫をしていたということが判明するが、
自らの欲望を満たすために不倫の愛を求めたマダムと、
風俗までして愛する孫を救った、マギーの崇高な愛の対比が、
現代の恋愛依存症の人達を皮肉っている。
話は飛ぶが、、私も、給料をもらい、
毎月の給料明細を見ると〇十万円単位で、
莫大な額の税金が引かれているが、
いったい何に使われているのだろうか?
高価な治療費がかかる難病を持った子供を救う、、
こういうケースにこそ使ってもらいたい。
また、話は飛ぶが、、、、
この映画は隠れた才能というテーマでも見ることが出来る。
マギーの柔らかい手という武器は、
男を手コキでイかせるための、天与の才である。
同じ職場で働いていた女性は、
マギーの出現によって客を失い職を失い、敵対心を持つ。
しかし、、それは個人の能力売る世界では、
仕方がないことだろう。。
「才能とは凡人がいくらがんばっても追い越せないもの。」なのです。
イチローを見てください。
デトロイト・メタル・シティのレビューでも書きましたが、
才能とは、本人の嗜好方向とは関係なく、
天のルーレットによって
ランダムに与えられる、天与の才なのです。
だから、自分の才能を発見することが出来て、
しかも、それが自分の嗜好、進みたい道と合致すると
そこに、努力という訓練が加わり、更に才能が研ぎ澄まされる。。
しかし一方で、
才能と本人のやりたいことが合致しないと、
DMCの主人公や、この映画のマギーのように
ジレンマを生むことになる、、、。
いかに自分の才能を発見し、それを好きになることが
生きるうえで重要か、、改めて感じ入りました。
この映画、、、
愛、福祉、才能など、
いろいろなことを考えさせてくれた
素晴らしい映画です、、
そして、涙を流せるヒューマンドラマです。
人物描写は下手。予告編だけで内容の全てが理解できてしまう
(2008-11-11)
20年以上前、深夜のテレビで、この映画と同じ仕事をしていた、歌舞伎町のおばさんが放送されていたのを覚えている。
予告編を見て、とても期待したのだが、ストーリー展開は予告編をただ引き伸ばしただけのもので、孫の治療費のために自らを犠牲にするという以外は、感情移入できない行動ばかりでストレスを感じた。
段取り芝居が続く上、台詞のやりとりが思わせぶりばかりで、ものすごく下手に感じた。
登場人物たちは、普段どうやって生計を立てているのだろうか? セレブのトランプ遊び、雑貨屋での買い物などで、ディテールを描写しているようだが、生活の匂いは全く伝わってこない。
主人公は、仲のいい同僚を首にするようなオーナーと突然、恋に落ちたり、(同僚はそのまんま放ったらかし!)、そのオーナーが何故か、弱腰男に変貌して……。
我が子の命がタイムリミットを迎えているにも関らず、話しがおばあちゃんの仕事だけに向いてしまっている点など、「普通、そうはならないだろう……」と、疑問符ばかり打ってしまう。
久しぶりに観たマリアンヌはかなり太っていたが、昔の面影は残っている。
最先端の美容テクとダイエットで、「60年代の姿に生まれ変わりました!」 なんてことをしてくれたら、また世界中が注目することだろうに……なんて思ったりもした。
予告編のナレーションに、なぜ渡辺えり子を使ったのか訳を知りたい。
体型は似ていても顔は似ていないと思う。マリアンヌに失礼だ!
人物描写がうまい!
(2008-11-06)
ストーリーとしては少し暗い感じがしますが、人物描写がとても巧みで家族の絆が
きちんと表現されていて最後は、感動的な結末でした。
特にマリアンヌ・フェイスフルの演技は最高です!歩き方に注目してみて下さい。
とにかく細部に渡る描写がすばらしい作品です。
おすすめ度:
いま、わたしが、できること。
刺激的な性風俗の世界を覗き見するような、好奇心と後ろめたさに満ちた作品、と思っていましたが見事に裏切られました。もちろん、良い意味で。
難病の孫を愛する一途な想いと、途惑いながらも堂々と生きるマギーの姿は観る者を真摯な気持ちにしないではいられないからです。
医療費を工面する為に既に自分の家まで犠牲にしているマギーの傍らで、息子夫婦はどんな努力をしてきたのか?腑に落ちない点もありますが...。彼女がひた隠しにする秘密の仕事を知ってしまった息子の気持ち。義母だから冷静に判断し、また同じ母親として解り合える嫁の気持ち。感情に任せて口走った言葉も、今置かれている状況で、お互いの気持ちが解っているからこそ、切ないです。マギーのせいで仕事を奪われた形の子連れの若い女性を訪れる場面がありますが、そう!どうしようもない事なのです。
世間知らずだったふつうの主婦が踏み込んだ世界の先に何が待っているのかは、まだ確かではありません。しかし、興味本位の有閑マダム達や閉鎖的な村社会に決別して、胸張って歩き始めたマギーの幸せを祈らずにはいられません。
自分が各登場人物だったら?と考えさせられるヒューマンドラマ
孫の手術代のために一肌ぬぐ女性の話。
SOHOの風俗が「日本式を取り入れている」というセリフに笑いを禁じえませんでした。
大金を大急ぎで作るために思わず手を出してしまった仕事でしたが
他に方法はあったのか?自分が同じ立場だったら同じことをしなかったか?
と考えると明確な答えは出てきません。
息子は「そんな風にして作った金なんていらない!」と言い切るのに対し
息子の嫁は「マギーを誇りに思うわ」。
実はこのシーンほど考えさせられた場面はありません。
一見お嫁さんの一言は救いのあるカッコいい言葉に聞こえますが
はたしてそうでしょうか??
自分の血のつながった親ではないからこそ
言えた一言ではないかなあと思わずには居られませんでした。
とはいえ一生懸命なマギーの姿に心の中で思わず拍手を送りました。
自分はなにもせず、うわさ話に興じる有閑マダムに比べて数段ウエを行く女性では?
(やたらと噂好きな女のひとって古今東西年齢問わずどこにでもいますよねー)
最後にマギーに訪れる幸せは、神様からマギーへの素敵なプレゼントだと思いました!
幼い命を救ったのは、おばあちゃんの隠れた才能と強く清い愛。
久々に感動いたしました。
子を思う親の愛というものは、かくも強く美しいものだ、
ということを改めて思い知らされました。
死に至る難病の幼子の治療費のために、
一家は家を売り銀行にも金を借り尽くす。
しかし、治療にはまだまだ金がかかり、
死に向かう幼子を救うためのタイムリミットが
迫ってくる。
PS:マッサージパーラーのオーナーも、男気があるな。
お婆ちゃんのマギーは、孫を救うため、
職を探しに行くが見つかるわけもなく、、
ある風俗店を訪れる。
そこは、手コキで男をイかせるマッサージパーラー。
柔らかい手で、一躍、イリーナという芸名の売れっ子になり、
店のオーナーと、ある契約を結び、
幼子の命を救う。
今まで、全うな生活をしてきたのに、風俗業で働くという、
自分への罪悪感、人に言えないという後ろめたさ、、
マギーは悩み続ける。。
マギーが仕事をしているという噂を聞き、、
友達の有閑マダム達は、
「マギーに何が出来るの?、どうせつまらない話よ。」と馬鹿にする。
そして、マギーの秘密を知るや、
友人関係を解消しようとするマダム達。
そして、自分の息子からも、「汚らわしい!」と
罵声を浴びるマギー。。
悩みは深くなるが、、
マギーは、正しいことをしていると胸を張る。
偉いぞ!おばあちゃん!応援するぞ!と心で叫んでしまった。(笑)
結果的には、息子夫婦は、
マギーの、自分達そして自分達の子供に対する
愛に深い感謝をし、彼女の持つ強い愛に感謝をする。
プロットの中で、マギーを不潔呼ばわりし、
友達関係の解消をすると言い出した有閑マダムの一人は、
マギーの亡き夫と不倫をしていたということが判明するが、
自らの欲望を満たすために不倫の愛を求めたマダムと、
風俗までして愛する孫を救った、マギーの崇高な愛の対比が、
現代の恋愛依存症の人達を皮肉っている。
話は飛ぶが、、私も、給料をもらい、
毎月の給料明細を見ると〇十万円単位で、
莫大な額の税金が引かれているが、
いったい何に使われているのだろうか?
高価な治療費がかかる難病を持った子供を救う、、
こういうケースにこそ使ってもらいたい。
また、話は飛ぶが、、、、
この映画は隠れた才能というテーマでも見ることが出来る。
マギーの柔らかい手という武器は、
男を手コキでイかせるための、天与の才である。
同じ職場で働いていた女性は、
マギーの出現によって客を失い職を失い、敵対心を持つ。
しかし、、それは個人の能力売る世界では、
仕方がないことだろう。。
「才能とは凡人がいくらがんばっても追い越せないもの。」なのです。
イチローを見てください。
デトロイト・メタル・シティのレビューでも書きましたが、
才能とは、本人の嗜好方向とは関係なく、
天のルーレットによって
ランダムに与えられる、天与の才なのです。
だから、自分の才能を発見することが出来て、
しかも、それが自分の嗜好、進みたい道と合致すると
そこに、努力という訓練が加わり、更に才能が研ぎ澄まされる。。
しかし一方で、
才能と本人のやりたいことが合致しないと、
DMCの主人公や、この映画のマギーのように
ジレンマを生むことになる、、、。
いかに自分の才能を発見し、それを好きになることが
生きるうえで重要か、、改めて感じ入りました。
この映画、、、
愛、福祉、才能など、
いろいろなことを考えさせてくれた
素晴らしい映画です、、
そして、涙を流せるヒューマンドラマです。
人物描写は下手。予告編だけで内容の全てが理解できてしまう
20年以上前、深夜のテレビで、この映画と同じ仕事をしていた、歌舞伎町のおばさんが放送されていたのを覚えている。
予告編を見て、とても期待したのだが、ストーリー展開は予告編をただ引き伸ばしただけのもので、孫の治療費のために自らを犠牲にするという以外は、感情移入できない行動ばかりでストレスを感じた。
段取り芝居が続く上、台詞のやりとりが思わせぶりばかりで、ものすごく下手に感じた。
登場人物たちは、普段どうやって生計を立てているのだろうか? セレブのトランプ遊び、雑貨屋での買い物などで、ディテールを描写しているようだが、生活の匂いは全く伝わってこない。
主人公は、仲のいい同僚を首にするようなオーナーと突然、恋に落ちたり、(同僚はそのまんま放ったらかし!)、そのオーナーが何故か、弱腰男に変貌して……。
我が子の命がタイムリミットを迎えているにも関らず、話しがおばあちゃんの仕事だけに向いてしまっている点など、「普通、そうはならないだろう……」と、疑問符ばかり打ってしまう。
久しぶりに観たマリアンヌはかなり太っていたが、昔の面影は残っている。
最先端の美容テクとダイエットで、「60年代の姿に生まれ変わりました!」 なんてことをしてくれたら、また世界中が注目することだろうに……なんて思ったりもした。
予告編のナレーションに、なぜ渡辺えり子を使ったのか訳を知りたい。
体型は似ていても顔は似ていないと思う。マリアンヌに失礼だ!
人物描写がうまい!
ストーリーとしては少し暗い感じがしますが、人物描写がとても巧みで家族の絆が
きちんと表現されていて最後は、感動的な結末でした。
特にマリアンヌ・フェイスフルの演技は最高です!歩き方に注目してみて下さい。
とにかく細部に渡る描写がすばらしい作品です。
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