松田聖子論 (朝日文芸文庫)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
卓抜の松田聖子論
(2002-12-22)
小倉氏による「山口百恵」「松田聖子」というふたつの表象の知的な解読は、カル・スタの最良の成果の一つであると同時に、「フェミニズム嫌い」二こそぜひ読んでもらいたいフェミニズム入門書である。とりわけ、本書後半の「松田聖子論」は圧巻で、本書全体が『松田聖子論』というタイトルになっているのも頷ける。しかしながら、氏が高く評価する「松田聖子的なるもの」が、実はバブル経済に支えられたものであったこと、バブル崩壊後の今、「山口百恵的なるもの」が香山リカの言う「プチ・ナショナリズム」とともに日本社会に回帰していることも否定できない。こうした状況をどう考えていくか、それは読者に与えられた課題なのかもしれない。
現象としての松田聖子
(2002-05-22)
山口百恵とは、松田聖子とは一体どのような「現象」だったのだろうか?
おすすめ度:
卓抜の松田聖子論
小倉氏による「山口百恵」「松田聖子」というふたつの表象の知的な解読は、カル・スタの最良の成果の一つであると同時に、「フェミニズム嫌い」二こそぜひ読んでもらいたいフェミニズム入門書である。とりわけ、本書後半の「松田聖子論」は圧巻で、本書全体が『松田聖子論』というタイトルになっているのも頷ける。しかしながら、氏が高く評価する「松田聖子的なるもの」が、実はバブル経済に支えられたものであったこと、バブル崩壊後の今、「山口百恵的なるもの」が香山リカの言う「プチ・ナショナリズム」とともに日本社会に回帰していることも否定できない。こうした状況をどう考えていくか、それは読者に与えられた課題なのかもしれない。
現象としての松田聖子
山口百恵とは、松田聖子とは一体どのような「現象」だったのだろうか?
生身の人間であると同時に、女性性を体現してしまうアイドルという存在を、日本を代表するフェミニストの一人小倉千加子が斬る。
読みやすく、興味深い一冊。
この視点はそのまま現代の歌手達を読んでいく上でもつかえるだろう。
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