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別冊図書館戦争 2 (2)

別冊図書館戦争 2 (2)
別冊図書館戦争 2 (2)
有川 浩

アスキー・メディアワークス

グループ:Book /ランキング:7834
価格:¥ 1,470
発売日:2008-08 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
柴崎のほうは〜  (2008-10-15)
む〜ん。(-_-;)
「もしもタイムマシンがあったら」は非常に素敵で感銘を受けました〜〜。

でも、柴崎の話はちょっとひくかも・・・ストーカーの話とか織り交ぜないで、手塚とはもっとあっさりくっついたほうがらしかったんじゃないかな〜と個人的には思ったりするんですが、いかがなモンでしょうか?
とくに、郁ちゃんが鬼教官になっちゃってるところが、ちょっとひく〜〜別冊1の「乙女〜」なところと、「鬼教官」にギャップが〜〜〜!!(^_^;)
郁ちゃんも、嫁になってから、大人になっちゃって、「乙女〜」なところがなくなったみたいに見えてちょっと残念・・・。
個人的には、郁ちゃんには堂上教官のことで、ずっとオタオタしていて欲しかったりするので、1とくらべて、二人のお惚気度がさがったとこが非常に残念です。
欲をいえば、「女房妬くほど亭主もてもせず」的なオチを含んだお話とかも盛り込んでくれたら、ますます笑えたかもしれないな〜とか、妄想します(笑)
私的結論としては、図書館戦争シリーズは1までが、本編4冊の続きで、別冊2こそがほんとの番外編かな・・・。と思います

違和感の正体  (2008-09-02)
う〜ん、なんだろう・・・別冊1を読んだときにも感じたこと。
恋愛モノというのに何か違和感がある。
別冊2を読んで少しわかった。たぶん、年齢なんだと思う。
本編から時間が経ち、30代近くなって(あるいは過ぎて)いるのだけれど、
年齢をほとんど感じない。本編と同時設定であればこの違和感は少なかった気がする。
年を重ねているはずなのに、人間関係に変化が、広がりがあまりなく、
(さらに仲良しグループの中へ中へと閉じこもった印象)恋愛が幼くみえた。
大人の恋愛の甘さをこんなにわかりやすくする必要があるのか!?(別冊1を含め)
そして結婚式を最後に書いちゃってるあたり、あーまたこんなとこまで・・と思いつつ
年齢設定が合わないのか、自分のような読者の年齢が合わないのか、悩んでしまった。。。

すべてよし!  (2008-08-31)
正直第一冊目の図書館戦争からこんなにも長く続く作品になるとは思ってもみませんでした。またメディアミックスもすすでいますので、まさに著者の代表作に仕上がったシリーズ。

今回の作品は甘い甘いラブコメだけではなく、ストーカー犯人との戦いもあり、ちょこっと重めになっています。それでも今までにあまり注目を集めていなかった(?)キャラへもしっかりと焦点が当てられて、シリーズ作品として、また別冊作品としても上出来な仕上がり。

是非本編を読んで、本作品を手にとって楽しんでもらいたい。

難儀なバディ達  (2008-08-26)
『いいなぁ。あたしもそんなふうに幸せになりたいなぁ』
『なれるよ、柴崎は。絶対。意地さえ張らなかったらさ』


…それにしても、柴崎はあんな状態まで追い詰められないと素直になれないのか、って作者は意地悪だなぁ。(笑)

さて、泣いても笑っても今度こそ本当の最終巻。

自分にも相手にも厳しかったため、遠回りせざるを得なかった二人。
若さ故にトンガって対立していた二人。
素直になれない二人。
間違った方向に利害が一致した二人…。

そんな難儀なバディ達のお話。ほとほと、人間関係の難しさを色々な面から思いしらされた。

でも、最後はハッピーエンド。後味さっぱり。

ただ、個人的に一番響いたのは、

『お前の言い分では一度過ちを犯した人間は二度と更正を許されんということになる。お前は自分が一生一度も過ちを犯さないと言い切れるのか』

『でもおしまい』

読んだ人なら分かると思うが、重いなぁ…。抜粋した台詞の出てくる箇所は前後してるけど、胸にズンとくる重さだ。

信頼を失うことは重い。しかし、やり直すことも許されないのか、と。

でも、最後はハッピーエンド。後味さっぱり。
…じゃなかったら、ちょっと辛かったな。

柴崎麻子の結末  (2008-08-24)
〈図書館〉シリーズにおいて、柴崎というキャラは、ある意味、
われわれ読者の代表の役割を担っていたように思います。

本来なら、ヒロインである郁とは反目するような位置にいる彼女が、むしろ郁と堂上の
「おとぎ話」のような恋愛を陰に陽にサポートしているのは、その証左でしょう。

自分が「物語」には参入できないことは十分自覚しながらも、
「物語」への憧憬を捨て去ることはできない――。

彼女は、そんな現代人のセンシティブな心性を反映する人物なのです。


シリーズ本編において、周囲の超人的なエキスパートたちと肩を並べさせるため、伏線なしで
情報部候補生という設定が追加されたり、手塚と同僚以上恋人未満の関係となって彼と
彼の兄との調整役という、ある意味非常においしいポジションを獲得したりと、ぶっちゃけ
少々ご都合主義なのではと苦笑いしたものですが、一般人である彼女が「物語」と関わる
落としどころとしては、やむを得ない選択だったようにも思います。

しかし、本編での彼女は、依然一般的な恋愛の幸福からは距離のあるキャラのままでした。


本作では、そんな柴崎の、その後の恋愛が描かれています。

ストーカーという陰湿かつ卑劣な事件が扱われているのですが、プライドが高く、
素直になれない柴崎と、奥手な手塚を結びつけるには、それくらいの「劇薬」が
必要だったということなのでしょう。

なにより、クライマックスにおける柴崎の魂の叫びにはこちらも感無量。

なんだ、かわいいじゃん、柴崎。
そしておめでとう、晴れて「おとぎ話」のヒロインになれたね。

やっぱり「おとぎ話」はハッピーエンドじゃないと!





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