ボッコちゃん (新潮文庫)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
あまりに作品が多いので…
(2008-09-21)
こちらで総評させていただきます。僕が星新一とであったのは小5の頃、友人に借りたのがきっかけです。確か『ありふれた手法』だったと思います。もうおもしろくて、おもしろくて、夜も寝ずにむさぼり読み、わずかな小遣いを握りしめ古本屋を駆け回りました。おそらく星さんが『少年探偵団』に出会ったのと同じぐらいの衝撃をうけました。あれから十年近く経ちましたが、僕の少年時代は常に星さんと一緒でした。ベッドシーンネタを描かない、殺人模写を描かないなどの制約を自ら設けたので子供も安心して読めますし、大人にならないとわからないニヤッとくるブラックユーモアもあるので末永く読めます。最近テレビでやってたりしますが…正直なとこ『自分が生きている間は作品を映像化しないでくれ』と言った星さんの気持ちがわかりました。作家が命を削って作った作品を映像化するには、それなりの覚悟が必要だと思いました。奇想天外なストーリーももちろん魅力ですが、星さんの優しくて残酷な文章はやはり文学の魅力を再発見させられます。
面白い
(2008-09-10)
星新一なんて小学校の読書感想文の為に読んだだけでしたが10年ぶりに
チャレンジしてみました.....
敬遠していた自分に後悔。徹底的にシンプルなキャラと会話のなす業か
30年以上も昔の作品とは思えないほど普通に楽しめる。
シニカルでブラックな作品が多く、
いわゆる「サブカル系」に目が無い人には是非オススメしたい
大作家・星新一
(2008-07-26)
星新一は正真正銘の天才である。彼が得意としたショートショート。わずか5ページ程度の作品で読者を感動させて楽しませる。
素人は、長編小説より短編小説を書くほうが簡単だと思いがちだが、それは大きな間違い。
長編より短編、短編よりショートショートの方が、はるかに書くのに才能がいる。
なぜなら説明ができないから。無駄な文章、表現、語句を極限まで省いて作品を完成させなくてはならない。並大抵の技量では無理。
「ボッコちゃん」もわずか6ページの作品だが、何百ページ費やしたところで、これを上回る作品を書ける作家の方が少ないであろう。
6ページで読者を感動させ、心に残る作品に仕上げる星新一の凄さ。
星新一は不世出の大作家である。
アイディアの豊富さ
(2008-06-24)
この一冊の中に50の物語が収められてます。
それだけでも信じがたいことなのですが、
その一つ一つの物語が意外性に満ちていて、瞬く間にこの冊子のとりこになります。
大人も子供も楽しんで読めると思います。
ショートショートの神様と言われる星新一さん。
たくさんの本を書かれましたが、
最初の一冊と言ったら、この「ボッコちゃん」を挙げる人が多いのではないでしょうか。
読み返してみても変わらぬ確かさ
(2008-02-24)
突然ですが、ときどき懐古的に昔の作品を読みたくなるときがあって、今回は星新一のこの本を読み返してみました。
中学のときに夢中になって、星新一さんの作品は全部読んでいた自分ですが、そのときとかわらない確かさがここにはありました。昔夢中になった本でも読み返してみたら、どうしてこれで感動したんだろうとかいうような作品がたまにありますが、この作品は二十年も昔の記憶と寸分違わぬ雰囲気と確かさを返してくれました。
上品で丁寧なショートショート作品がたっぷりと詰まったこの一冊。星新一の作品は他のどれもがそうですが、思いっきり切り詰めたその短い一つ一つの話の中にアイデアや寓意や痛烈な風刺があって、自分的にはいい感じです。もちろん、ショートショートなので、こればっかりだと飽きがきてしまいますが、たまに読むと惜しげもなく放り込まれたアイデアや寓話性に感じる何かがあります。
おすすめ度:
あまりに作品が多いので…
こちらで総評させていただきます。僕が星新一とであったのは小5の頃、友人に借りたのがきっかけです。確か『ありふれた手法』だったと思います。もうおもしろくて、おもしろくて、夜も寝ずにむさぼり読み、わずかな小遣いを握りしめ古本屋を駆け回りました。おそらく星さんが『少年探偵団』に出会ったのと同じぐらいの衝撃をうけました。あれから十年近く経ちましたが、僕の少年時代は常に星さんと一緒でした。ベッドシーンネタを描かない、殺人模写を描かないなどの制約を自ら設けたので子供も安心して読めますし、大人にならないとわからないニヤッとくるブラックユーモアもあるので末永く読めます。最近テレビでやってたりしますが…正直なとこ『自分が生きている間は作品を映像化しないでくれ』と言った星さんの気持ちがわかりました。作家が命を削って作った作品を映像化するには、それなりの覚悟が必要だと思いました。奇想天外なストーリーももちろん魅力ですが、星さんの優しくて残酷な文章はやはり文学の魅力を再発見させられます。
面白い
星新一なんて小学校の読書感想文の為に読んだだけでしたが10年ぶりに
チャレンジしてみました.....
敬遠していた自分に後悔。徹底的にシンプルなキャラと会話のなす業か
30年以上も昔の作品とは思えないほど普通に楽しめる。
シニカルでブラックな作品が多く、
いわゆる「サブカル系」に目が無い人には是非オススメしたい
大作家・星新一
星新一は正真正銘の天才である。彼が得意としたショートショート。わずか5ページ程度の作品で読者を感動させて楽しませる。
素人は、長編小説より短編小説を書くほうが簡単だと思いがちだが、それは大きな間違い。
長編より短編、短編よりショートショートの方が、はるかに書くのに才能がいる。
なぜなら説明ができないから。無駄な文章、表現、語句を極限まで省いて作品を完成させなくてはならない。並大抵の技量では無理。
「ボッコちゃん」もわずか6ページの作品だが、何百ページ費やしたところで、これを上回る作品を書ける作家の方が少ないであろう。
6ページで読者を感動させ、心に残る作品に仕上げる星新一の凄さ。
星新一は不世出の大作家である。
アイディアの豊富さ
この一冊の中に50の物語が収められてます。
それだけでも信じがたいことなのですが、
その一つ一つの物語が意外性に満ちていて、瞬く間にこの冊子のとりこになります。
大人も子供も楽しんで読めると思います。
ショートショートの神様と言われる星新一さん。
たくさんの本を書かれましたが、
最初の一冊と言ったら、この「ボッコちゃん」を挙げる人が多いのではないでしょうか。
読み返してみても変わらぬ確かさ
突然ですが、ときどき懐古的に昔の作品を読みたくなるときがあって、今回は星新一のこの本を読み返してみました。
中学のときに夢中になって、星新一さんの作品は全部読んでいた自分ですが、そのときとかわらない確かさがここにはありました。昔夢中になった本でも読み返してみたら、どうしてこれで感動したんだろうとかいうような作品がたまにありますが、この作品は二十年も昔の記憶と寸分違わぬ雰囲気と確かさを返してくれました。
上品で丁寧なショートショート作品がたっぷりと詰まったこの一冊。星新一の作品は他のどれもがそうですが、思いっきり切り詰めたその短い一つ一つの話の中にアイデアや寓意や痛烈な風刺があって、自分的にはいい感じです。もちろん、ショートショートなので、こればっかりだと飽きがきてしまいますが、たまに読むと惜しげもなく放り込まれたアイデアや寓話性に感じる何かがあります。
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