メディチ・インパクト (Harvard business school press)
メディチ・インパクト (Harvard business school press)
幾島 幸子(翻訳)
ランダムハウス講談社
グループ:Book /ランキング:47403
価格:¥ 2,310
発売日:2005-11-26 /通常24時間以内に発送
幾島 幸子(翻訳)
ランダムハウス講談社
グループ:Book /ランキング:47403
価格:¥ 2,310
発売日:2005-11-26 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
イノベーションの教科書。
(2008-06-25)
久々にインスパイアされるいい本を読みました。
メディチ家というのは、イタリアで1300年頃から200年以上権勢を誇った名家です。 当時メディチ家が芸術家たちに行った一連のパトロン活動は、芸術家らを一か所に集めることによる多くのイノベーションを産みだし、それはルネッサンス到来の重要な土台になったそうです。
こういう、「多くの異なる分野の専門家たちが集まることによって生み出される創造、イノベーション」をメディチインパクトと呼びます。
本書では、
1.メディチ・インパクトが現代においてより生じやすくなっている背景
2.アイディアをどうやって作るか
3.アイディアをどうやって実現させるか
について述べています。
交通手段が発展した現在においては、人々の移動が容易になり、それは一つの場所に異なるバックグラウンドや専門性を持った人々を集めることになっています。 また、科学が発展するにつれて、多くの科学が学際的な側面を帯びてきていて(例えば、ファイナンスの学者と脳科学者のコラボ)、情報技術も日進月歩で発展しています。 こうした事柄は、メディチ・インパクトを生み出しやすい土台を築いています。
アイディアを生み出すための心がけは次のようなものになると、本書では様々な実例をあげて主張しています:
1)先入観を取り払うこと
2)偶発的な物事を組み合わせること
3)アイディアを爆発させること
そして、アイディアの実現のためにするべきこととして、3つが主張されています。
1)一度の失敗を恐れずに、前進し続けること。
2)既存のネットワークから抜け出すこと。
3)リスクと向き合うこと。
本の終盤に行くにつれ、どこにでも書いているような事が多くて少し残念だったのですが、とても良い刺激になりました。
イノベーションが起こる場は創り出せる
(2007-04-05)
この本はすごい。ずいぶん以前に読んだのですが、本を読むのはあまり得意でない私も、とても興味をもって、すぐに読み終えてしまいました。
いわゆるビジネス本の種類に入るのでしょうが、本全体がストーリーになっていて、順々に展開していくので、読んでいるだけでも楽しいのです。
イノベーションとは、突然振って湧いて出てくるものではなく、どうしたらイノベーションを起こせるか、また起こしやすい場を作ることができるのか、この本を読むとよくわかります。
イノベーションに限らず、アイデアの発想法のヒントにも、大いに役立つでしょう。
現実思考に勇気づけられる
(2006-02-12)
いわゆる画期的な手法、知的ブレイクスルー、
ナレッジイノベーションといったものが
「どういった仕組みで実現されるのか」を書いている。
が、そういう本は数多い。
この本がそれらのモノと決定的に違うのは以下2点である。
(1)語り口が簡潔かつ平易なこと
(2)「いかにして自分が成し遂げるか」を書いていること
とくに(2)については、豊富な事例を基にして、
「じゃあ、どうすればいいのか?」と思う読者の期待に
しっかり答えている。
冷静に、ひとつひとつ問題点やハードルを把握しながら、
現実的な行動指針に落とし込む姿勢と明確さに感動する。
本書を読むと、爽やかな知的興奮とともに
「じゃあ、自分も明日から・・・」という希望がわいてくると思う。
知的興奮に満ちた本!
(2005-12-15)
世界には、文明の十字路と言われるような場所、異種の文化が衝突して新しい文化を生み出す発火点となる場所がある。しかし、著者は、それと同じ発火点(価値創造の場所)が、われわれの頭の中にもあると主張する。
そこは、「異なる文化、領域、学問が1か所に収斂する場所」である。したがって、画期的なアイディアを生み出すためには、自分の専門分野に閉じこもることなく、様々な分野からの刺激に身をさらすことを著者は強く勧める。
このように、異なる分野が出会う場所のことを、著者は「交差点」と呼び、そこで目を見張るような革新が次々と生まれることを「メディチ・エフェクト」と名づけている。(本書の原題は『メディチ・エフェクト』である。)
私はすでに50冊以上の著書を持つ作家であるが、この本を読むうちに、新たに画期的な企画を3つも思いつくことができた。本書は、知的創造に携わるすべての人に裨益するところ大であると確信する。翻訳も平易であり、具体例に満ちていて、たいへん読みやすい。
おすすめ度:
イノベーションの教科書。
久々にインスパイアされるいい本を読みました。
メディチ家というのは、イタリアで1300年頃から200年以上権勢を誇った名家です。 当時メディチ家が芸術家たちに行った一連のパトロン活動は、芸術家らを一か所に集めることによる多くのイノベーションを産みだし、それはルネッサンス到来の重要な土台になったそうです。
こういう、「多くの異なる分野の専門家たちが集まることによって生み出される創造、イノベーション」をメディチインパクトと呼びます。
本書では、
1.メディチ・インパクトが現代においてより生じやすくなっている背景
2.アイディアをどうやって作るか
3.アイディアをどうやって実現させるか
について述べています。
交通手段が発展した現在においては、人々の移動が容易になり、それは一つの場所に異なるバックグラウンドや専門性を持った人々を集めることになっています。 また、科学が発展するにつれて、多くの科学が学際的な側面を帯びてきていて(例えば、ファイナンスの学者と脳科学者のコラボ)、情報技術も日進月歩で発展しています。 こうした事柄は、メディチ・インパクトを生み出しやすい土台を築いています。
アイディアを生み出すための心がけは次のようなものになると、本書では様々な実例をあげて主張しています:
1)先入観を取り払うこと
2)偶発的な物事を組み合わせること
3)アイディアを爆発させること
そして、アイディアの実現のためにするべきこととして、3つが主張されています。
1)一度の失敗を恐れずに、前進し続けること。
2)既存のネットワークから抜け出すこと。
3)リスクと向き合うこと。
本の終盤に行くにつれ、どこにでも書いているような事が多くて少し残念だったのですが、とても良い刺激になりました。
イノベーションが起こる場は創り出せる
この本はすごい。ずいぶん以前に読んだのですが、本を読むのはあまり得意でない私も、とても興味をもって、すぐに読み終えてしまいました。
いわゆるビジネス本の種類に入るのでしょうが、本全体がストーリーになっていて、順々に展開していくので、読んでいるだけでも楽しいのです。
イノベーションとは、突然振って湧いて出てくるものではなく、どうしたらイノベーションを起こせるか、また起こしやすい場を作ることができるのか、この本を読むとよくわかります。
イノベーションに限らず、アイデアの発想法のヒントにも、大いに役立つでしょう。
現実思考に勇気づけられる
いわゆる画期的な手法、知的ブレイクスルー、
ナレッジイノベーションといったものが
「どういった仕組みで実現されるのか」を書いている。
が、そういう本は数多い。
この本がそれらのモノと決定的に違うのは以下2点である。
(1)語り口が簡潔かつ平易なこと
(2)「いかにして自分が成し遂げるか」を書いていること
とくに(2)については、豊富な事例を基にして、
「じゃあ、どうすればいいのか?」と思う読者の期待に
しっかり答えている。
冷静に、ひとつひとつ問題点やハードルを把握しながら、
現実的な行動指針に落とし込む姿勢と明確さに感動する。
本書を読むと、爽やかな知的興奮とともに
「じゃあ、自分も明日から・・・」という希望がわいてくると思う。
知的興奮に満ちた本!
世界には、文明の十字路と言われるような場所、異種の文化が衝突して新しい文化を生み出す発火点となる場所がある。しかし、著者は、それと同じ発火点(価値創造の場所)が、われわれの頭の中にもあると主張する。
そこは、「異なる文化、領域、学問が1か所に収斂する場所」である。したがって、画期的なアイディアを生み出すためには、自分の専門分野に閉じこもることなく、様々な分野からの刺激に身をさらすことを著者は強く勧める。
このように、異なる分野が出会う場所のことを、著者は「交差点」と呼び、そこで目を見張るような革新が次々と生まれることを「メディチ・エフェクト」と名づけている。(本書の原題は『メディチ・エフェクト』である。)
私はすでに50冊以上の著書を持つ作家であるが、この本を読むうちに、新たに画期的な企画を3つも思いつくことができた。本書は、知的創造に携わるすべての人に裨益するところ大であると確信する。翻訳も平易であり、具体例に満ちていて、たいへん読みやすい。
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