こうちゃん
カスタマーレビュー
おすすめ度:
こうちゃん?
(2007-10-29)
まるで外国の絵本のような酒井駒子さんの綺麗でそして優しく温かな可愛らしい油絵に惹かれてこの絵本を手に取りました。初めてこの“こうちゃん”を読み始めた時、こうちゃんって一体誰?と私の疑問は突如始まりこうちゃん…こうちゃんって何なのだろう?と沢山の疑問符が浮かびました。美しい言葉の数々や表現を感じる前に私は何故だかこの“こうちゃん”とは何かと言うのが気になり、何度も読み返しました。不思議な人のようで、精霊のようで幻のようで…自然の中にあるもののようで、昔自分の中にあった純粋でありのままを感じで口ずさむ幼い自分のようにも思えて考えれば考える程にその存在が何なのかわからなくなりました。でも何故か、わからないけれど本を読んでいる間や読後確かに“こうちゃん”の存在をそっと感じるのです。まるで本の中のようにそっと現れて去っていくような…温かさと懐かしさと愛しさ、そして何かとお別れしてしまったような寂しさ。上手く表現する事が出来ないのがとてももどかしいのですが、著者の須賀敦子さんの言葉の1つ1つの表現が大変美しくそして輝いているのです。須賀さんと酒井さんが醸し出す独特のハーモニー。静かでそして思わず引き込まれるような世界が貴方を待っています。そして貴方はハッと“こうちゃん”の気配を傍で感じるでしょう。
さがしていた本
(2005-09-04)
「須賀敦子」という名にひかれて本屋さんで手に取りましたが、作品のもつあまりの力に圧倒されると同時に、なにかとても清冽なものを感じて、書店の中なのに涙で視界がにじみました。
(赤い目でレジに向かいました・・・・・・。)
ああ、こんな本を待っていたのだ! ずっとさがしていたのだ!
そのような最初の感想が、いま、ますます強くなっています。
酒井駒子という画家の、すばらしさにも驚きました。こんなにもすばらしい絵を描く人がいるのだと、しばらく夢中になりました。画家の作品への理解の深さにも胸うたれるものがあります。表紙の子羊を抱えた絵が、実に象徴的です。
とても素敵
(2004-10-03)
「本当にうつくしいものをみているときにひとから声をかけられたときの気恥ずかしさ」というのがとても気に入りました。
とにかく素敵な本です。何度でも深い感傷を味わえますし、人にプレゼントするのにも最適かと思います。
美しい日本語と、透明感のある絵との、素敵なハーモニー
(2004-05-28)
ゆったりした文章のリズム。ひらがなの多いやわらかな日本語。
ゆっくりと、ゆっくりと、味わうようにして読んでいきました。
となりにいるような。
(2004-04-06)
酒井駒子さんの絵が大好きなので、店頭で見つけた時、内容も確認せずにレジへと向かいました。
先入観を持たずに読み進めるうちに、本のなかから飛び出した「こうちゃん」が、私の隣にいるかのように感じていました。なでた頭のやわらかな感触が手のひらに残るほどに。
読み終わったあと、抱きしめたくなる本でした。
おすすめ度:
こうちゃん?
まるで外国の絵本のような酒井駒子さんの綺麗でそして優しく温かな可愛らしい油絵に惹かれてこの絵本を手に取りました。初めてこの“こうちゃん”を読み始めた時、こうちゃんって一体誰?と私の疑問は突如始まりこうちゃん…こうちゃんって何なのだろう?と沢山の疑問符が浮かびました。美しい言葉の数々や表現を感じる前に私は何故だかこの“こうちゃん”とは何かと言うのが気になり、何度も読み返しました。不思議な人のようで、精霊のようで幻のようで…自然の中にあるもののようで、昔自分の中にあった純粋でありのままを感じで口ずさむ幼い自分のようにも思えて考えれば考える程にその存在が何なのかわからなくなりました。でも何故か、わからないけれど本を読んでいる間や読後確かに“こうちゃん”の存在をそっと感じるのです。まるで本の中のようにそっと現れて去っていくような…温かさと懐かしさと愛しさ、そして何かとお別れしてしまったような寂しさ。上手く表現する事が出来ないのがとてももどかしいのですが、著者の須賀敦子さんの言葉の1つ1つの表現が大変美しくそして輝いているのです。須賀さんと酒井さんが醸し出す独特のハーモニー。静かでそして思わず引き込まれるような世界が貴方を待っています。そして貴方はハッと“こうちゃん”の気配を傍で感じるでしょう。
さがしていた本
「須賀敦子」という名にひかれて本屋さんで手に取りましたが、作品のもつあまりの力に圧倒されると同時に、なにかとても清冽なものを感じて、書店の中なのに涙で視界がにじみました。
(赤い目でレジに向かいました・・・・・・。)
ああ、こんな本を待っていたのだ! ずっとさがしていたのだ!
そのような最初の感想が、いま、ますます強くなっています。
酒井駒子という画家の、すばらしさにも驚きました。こんなにもすばらしい絵を描く人がいるのだと、しばらく夢中になりました。画家の作品への理解の深さにも胸うたれるものがあります。表紙の子羊を抱えた絵が、実に象徴的です。
とても素敵
「本当にうつくしいものをみているときにひとから声をかけられたときの気恥ずかしさ」というのがとても気に入りました。
とにかく素敵な本です。何度でも深い感傷を味わえますし、人にプレゼントするのにも最適かと思います。
美しい日本語と、透明感のある絵との、素敵なハーモニー
ゆったりした文章のリズム。ひらがなの多いやわらかな日本語。
ゆっくりと、ゆっくりと、味わうようにして読んでいきました。
須賀さんの文章、なんて綺麗なんでしょう。
言葉のひとつひとつが黄金色に光り、やさしく微笑んでいるようでした。
「こうちゃん」て何だろう?
日本語の言葉のようでもあり、かけがえのない思い出のよう
でもあり、須賀さんには見えていた精霊のようでもあり……。
きっと、人それぞれに「こうちゃん」からイメージするものは
違っているのでしょうね。
でも、それはきっと美しいもので、「こうちゃん」を見ることのできた
人の心を明るく、くつろいだものにするのだろうと、そんな気がしました。
須賀さんのお話と寄り添うように描かれた酒井駒子さんの絵が、
とても素晴らしかった。須賀さんの文章と美しいハーモニーを奏でている
ような、透明感のある絵の数々。
言葉と絵との幸福な二重唱。
胸の中にあたたかなものが広がりました。
となりにいるような。
酒井駒子さんの絵が大好きなので、店頭で見つけた時、内容も確認せずにレジへと向かいました。
先入観を持たずに読み進めるうちに、本のなかから飛び出した「こうちゃん」が、私の隣にいるかのように感じていました。なでた頭のやわらかな感触が手のひらに残るほどに。
読み終わったあと、抱きしめたくなる本でした。
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