タロット大全―歴史から図像まで
カスタマーレビュー
おすすめ度:
かなりの力作です
(2008-05-06)
タロット関連の資料としては、かなりの力作です。
実際、例に引かれている書物や資料の数は相当数に上るし、写真図版も貴重なものが多い。
そして何より、著者の第三者に徹した冷静な視点が良い。
この手の本では、つい自分の思い入れや思い込みをくだくだと書き綴る著者が多いものだが、伊泉氏は一言二言の感想は述べても、決して根拠の無い不確かな思い込みを書きなぐる様な真似はしない。この辺りが、この本の資料性をより高めている。
図像学的な考察にはもう一歩突っ込んで欲しかった気もするが、歴史的な考察は十分に深い。
決して安くは無い価格だが、タロットファンならば持っておきたい一冊。
ただし。所々「えっ?」と思うような間違いもある。例えば60ページ、ロバート・ウォン制作のユンギアン・タロットを2001年に作られたとしている。どこをどう間違ってそんなことになってしまったのか? R.ウォンのユンギアン・タロットは1988年の制作である。
せっかく資料性の高い本なのだから、その辺りのチェックは抜かり無くやって欲しかった。
ま、その辺の間違いを探すのも、マニアとしては楽しいですが……。www
面白かった
(2007-12-30)
タロットカードとタロット占いをとりまくさまざまな話題について、たいへんよく調べられた本だと思います。値段は少々張りますが、これだけの内容があれば決して高いとは思いません。ただ、ところどころ“無意味な文字数稼ぎ”とも思える文や記述がみられるので、星ひとつ減らして4つです。
なお、カードそのものよりも占いの方に興味のある方は、この本よりもまず同じ著者の「タロット占術大全」の方から読まれることをオススメします。
値段は高いが…満足。
(2006-11-12)
まず分厚いです。読み終わるのに7時間かかりました。
値段は高いですが、オススメします。
ただし、タロットにエジプト幻想を持っている方は読まない方がいいかも…。
気にならない人は気にならないと思う。
(2006-09-01)
占いやオカルトの世界にどっぷりとおぼれてしまったところがないところはすごくいい。
盲目的に文化や定義を褒め称えている本は読んでいて気持ちわるくなってしまうからだ。
だだ、文章が全体的にシニカルでちらちら高慢さもが感じられた為、
内容には感心しながらもなんだかもやもやした気持ちを拭えずに読み終えた。
個人的な好みの問題だろうけど、もう少しさらりとした文章だと最高だったので☆4つ。
「大全」の名にふさわしい決定版!
(2006-08-06)
最近、同著者による『数秘術の世界』を読んで面白かったので、こちらも買いました。予想をはるかに上回る充実の内容と面白さでした。
分厚い本ではありますが、著者のややシニカルかつ、ところどころユーモアのある語り口が、読み物としての面白さを高めているので、意外にすらすらと読むことができます。すでに他のレヴューアーの方々が指摘していますが、澁澤龍彦氏や種村季弘氏などの本が昔好きで読んでいたという人にもお勧めです。
「大全」の名にふさわしく、これまでの日本のタロットに関する本をすべて足しても、この本の情報量にはかないません。したがって、ちょっと高めのこの値段も、何冊も他のタロットの本を買うことを考えたら、むしろ安いぐらいだと言えるでしょう。タロットに興味があって読書好き、という方ならば買って損はしない一冊です。
おすすめ度:
かなりの力作です
タロット関連の資料としては、かなりの力作です。
実際、例に引かれている書物や資料の数は相当数に上るし、写真図版も貴重なものが多い。
そして何より、著者の第三者に徹した冷静な視点が良い。
この手の本では、つい自分の思い入れや思い込みをくだくだと書き綴る著者が多いものだが、伊泉氏は一言二言の感想は述べても、決して根拠の無い不確かな思い込みを書きなぐる様な真似はしない。この辺りが、この本の資料性をより高めている。
図像学的な考察にはもう一歩突っ込んで欲しかった気もするが、歴史的な考察は十分に深い。
決して安くは無い価格だが、タロットファンならば持っておきたい一冊。
ただし。所々「えっ?」と思うような間違いもある。例えば60ページ、ロバート・ウォン制作のユンギアン・タロットを2001年に作られたとしている。どこをどう間違ってそんなことになってしまったのか? R.ウォンのユンギアン・タロットは1988年の制作である。
せっかく資料性の高い本なのだから、その辺りのチェックは抜かり無くやって欲しかった。
ま、その辺の間違いを探すのも、マニアとしては楽しいですが……。www
面白かった
タロットカードとタロット占いをとりまくさまざまな話題について、たいへんよく調べられた本だと思います。値段は少々張りますが、これだけの内容があれば決して高いとは思いません。ただ、ところどころ“無意味な文字数稼ぎ”とも思える文や記述がみられるので、星ひとつ減らして4つです。
なお、カードそのものよりも占いの方に興味のある方は、この本よりもまず同じ著者の「タロット占術大全」の方から読まれることをオススメします。
値段は高いが…満足。
まず分厚いです。読み終わるのに7時間かかりました。
値段は高いですが、オススメします。
ただし、タロットにエジプト幻想を持っている方は読まない方がいいかも…。
気にならない人は気にならないと思う。
占いやオカルトの世界にどっぷりとおぼれてしまったところがないところはすごくいい。
盲目的に文化や定義を褒め称えている本は読んでいて気持ちわるくなってしまうからだ。
だだ、文章が全体的にシニカルでちらちら高慢さもが感じられた為、
内容には感心しながらもなんだかもやもやした気持ちを拭えずに読み終えた。
個人的な好みの問題だろうけど、もう少しさらりとした文章だと最高だったので☆4つ。
「大全」の名にふさわしい決定版!
最近、同著者による『数秘術の世界』を読んで面白かったので、こちらも買いました。予想をはるかに上回る充実の内容と面白さでした。
分厚い本ではありますが、著者のややシニカルかつ、ところどころユーモアのある語り口が、読み物としての面白さを高めているので、意外にすらすらと読むことができます。すでに他のレヴューアーの方々が指摘していますが、澁澤龍彦氏や種村季弘氏などの本が昔好きで読んでいたという人にもお勧めです。
「大全」の名にふさわしく、これまでの日本のタロットに関する本をすべて足しても、この本の情報量にはかないません。したがって、ちょっと高めのこの値段も、何冊も他のタロットの本を買うことを考えたら、むしろ安いぐらいだと言えるでしょう。タロットに興味があって読書好き、という方ならば買って損はしない一冊です。
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