せとぎわの護身術―あなたは大切な人だから
カスタマーレビュー
おすすめ度:
護身の心構えのためには?
(2008-09-24)
暴力犯罪、凶悪犯罪が増えてきているなか、護身術の書物も増えている。護身術の書物というと、アックション映画のような、非現実的な技が掲載されているものや、過剰防衛になってしまうような危険なやりかたを述べている書物も多かった。
この本の趣旨は、非力な女性でも暴漢から身を守ることができると謳っている。このような格闘技経験もない素人が暴漢から身を身を守るという書物は他にもあり、これからも増えてくると思われる。
さて、この本では非力な女性をいかに暴力犯罪から守るかの方法を述べている。
一章では防犯グッズの紹介と方法。ヘアピン、バックなども有効と述べられているが、現実的には疑問が湧く。ボールペンなどは非常に有効な護身のための道具になるが、刃物相手には通用しるのは難しい。スタンガンなども同じで、接近戦で有効な武器は、刃物に対しては難しい。だったら、そこらじゅうの者を相手に投げりつけ逃げるという方がよど、実戦的である。道具ばかりが先行して、逃げる手段というものを述べていないのは懐疑的でもある。
二章ではごく当たり前のことが述べられている。危険を回避する方法はもっとあるが、それにあまり頓着すると神経質的な被害妄想に陥ってしまう。そうなると、日 活を考えると本末転倒的なところもある。
三章の護身術の基本は、空手などの実戦試合では反則とされている技である。相手に掴まれたとき、脇腹を中指を折り曲げた状態でゴリゴリするのは有効だが、他の金的をひざ蹴りで蹴るなどは、実際経験者ではないと使えない。ならば、男性の弱い部分の玉を手で握りつぶしてやる方法くらい述べているべきだ。よほど、そちらのほうが実戦的である。
四章の反則技でいきましょうは、実は本来の護身術にとって逃げることの次にもっとも有効な方法だ。反則技とは、格闘技などの試合での反則を意味する。人間は鍛えられない弱い部位があり、そこをつかれると非常に苦しむ。だが、どうだろう。精神的にパニック状態に襲われたときに、急所を狙う余裕などあるだろうか。はたして疑問である。
あくまで参考程度に読むのであれば、多少は意味があるのかもしれない。それは、護身についての心構えである。また、僕は極心空手を長い間、習ってきているので、それなりに興味を持って読むことができた。非力な女性がこの本を読むことが万が一のときに役に立つかはいささか疑問である。まして刃物などを持った相手では刺されてしまう。
寧ろ、暴力犯罪から避ける本格的な方法論(犯罪心理も含めて)や、万が一の場面でいかに逃げる方法手段を述べるほうが実戦的だと考えます。
みんなで読みたい本
(2008-06-26)
従来、護身術というと「お父さん」が家族を守るためというスタンスの本が多く、
技の内容も武術に毛の生えたようなものばかりで、素人には出来ないぜっ!と
突っこむ気力も失せる代物が多かった。
最近はこうした「現実的」な護身の本も増えてきたようだ。
特に本書は題名や表紙のデザインも柔らかいイメージで、良き家庭人が本屋で手に
取るのをためらわせるようなものではない点が、まず良い。
加えて、基本的な人を殴る時の拳の作り方(武道をやっている人でなければ案外
みんな知らない)とか、イザという時に武器に変身する日常生活品の紹介とか、
現実に使える技術と知識の紹介から始まっているのが、またイイ。
さらに、相手をやっつけるのではなく逃げるのが目的であるとか、遠慮は無用と
いった心構えを説いている。これは案外従来の本に載っていないことで、人に
乱暴をはたらいてはいけないという躾を受けてきた我々社会人にとって、実は
一番心しておかなくてはならないことだ。人をいきなり襲うような暴漢には
フツーの常識は通じない。犯人説得のハウツー本もあるが、ほとんどの場合は
説得は意味を持たない(これはレビューなので理由は省略する)。
その意味では、返り血を浴びても相手がダメージを受けていなければ絶対に
ひるんではいけないとか、逃げる間を作りたければやはり相当程度の「乱暴」を
働かなければならない、とかいった記述がないのは気になるところだが、
正当防衛の適用範囲がきわめて限定的で、すぐに過剰防衛とされる日本では
これ以上書くと犯罪の助長になるという意識が働いたのかも知れない。
この本が本当に良いのは、武道やボクシングなどで人に立ち向かう訓練を
受けていない人にも、本当にギリギリの瀬戸際になっても使える知識を披露して
くれているところだ。技として高度すぎて素人には無理だという意見もあろうが、
せっぱ詰まってそれ以外に逃げ道のない時に「知らなかった」でむざむざやられる
よりは、生き延びる術を試してみるのは無駄ではあるまい。
『せとぎわ』の意味はここにあると思う。
使える物だけ使いましょう
(2005-12-26)
テコンドー等の格闘技で経験豊富な著者が、女性やお子さんにも
なじみやすい可愛いイラストと、堅苦しくない言い回しとで護身術
についてわかりやすく説明してくれます。
無論、その点は非常に良いと思うのですが、なかにはとんでもない
護身術が紹介されていたりします。
例えば「いざとなったら、暴漢のパンチを自分のおでこで受ける」
という方法。
そんな芸当は、ボクシングや空手といった打撃系の格闘技経験者
でも無い限りムリです。
ましてや、普通の女性や子供では絶対無理です!
確かにボクシングには上記のような防御テクニックがあります。
しかし、こんな方法を格闘技素人の方を対象にした本に書くべき
でしょうか?
実際に、グローブもつけていない状況下で暴漢のパンチを額で
受けようものなら、多かれ少なかれ体が一時的に硬直します。
気の弱い方なら気絶してしまうかもしれません。
割といい感じの護身術をいくつも紹介しているのはいいのですが、
この本に書かれていることを全て鵜呑みにする事は危険です。
いざという時に大声を出せる練習をしておく。
いざという時に走れるように普段から体を動かしておく。
これら2点を実行する方が、この本を読んで得られる知識よりも
よっぽど役にたつでしょう。
ご両親さまへ。
(2004-03-27)
私は長く深夜のコンビニで1人で働いています。◇そこで「次はうちかもしれんな」と思い、この手の護身術系の本をamazonで検索しました。◇結果的にこの本を試しに購入しましたが、最初に読んだのがこの本でよかったなと思いました。◇奇麗事ではなく、厳しい現実の中で自分の安全を確保するには「日ごろの心構え」と「最低限の道具(ボールペン、石ころ、カバンなど)」と「最低限の知識」が必要だとつくづく思い知らされました。◇本書は「厳しい訓練で鍛えられたプロ」ではなく、「特別に何も訓練されていない普通の人」が、いかに危険から逃れるかについてわかりやすく指南してくれます。◇子供さんや恋人など、大切な人たちへの「具体的な自衛ガイドライン」として本書を強くお勧めいたします。(できれば小学校の各教室などに1冊置いてあれば理想的ですね。)
参考になりました
(2003-04-30)
最近身近でもコワイ犯罪が頻繁に起こるようになりました。
この本ではいざと言うときにどうやって自分を守るかと言うことがわかり易くかかれています。
おすすめ度:
護身の心構えのためには?
暴力犯罪、凶悪犯罪が増えてきているなか、護身術の書物も増えている。護身術の書物というと、アックション映画のような、非現実的な技が掲載されているものや、過剰防衛になってしまうような危険なやりかたを述べている書物も多かった。
この本の趣旨は、非力な女性でも暴漢から身を守ることができると謳っている。このような格闘技経験もない素人が暴漢から身を身を守るという書物は他にもあり、これからも増えてくると思われる。
さて、この本では非力な女性をいかに暴力犯罪から守るかの方法を述べている。
一章では防犯グッズの紹介と方法。ヘアピン、バックなども有効と述べられているが、現実的には疑問が湧く。ボールペンなどは非常に有効な護身のための道具になるが、刃物相手には通用しるのは難しい。スタンガンなども同じで、接近戦で有効な武器は、刃物に対しては難しい。だったら、そこらじゅうの者を相手に投げりつけ逃げるという方がよど、実戦的である。道具ばかりが先行して、逃げる手段というものを述べていないのは懐疑的でもある。
二章ではごく当たり前のことが述べられている。危険を回避する方法はもっとあるが、それにあまり頓着すると神経質的な被害妄想に陥ってしまう。そうなると、日 活を考えると本末転倒的なところもある。
三章の護身術の基本は、空手などの実戦試合では反則とされている技である。相手に掴まれたとき、脇腹を中指を折り曲げた状態でゴリゴリするのは有効だが、他の金的をひざ蹴りで蹴るなどは、実際経験者ではないと使えない。ならば、男性の弱い部分の玉を手で握りつぶしてやる方法くらい述べているべきだ。よほど、そちらのほうが実戦的である。
四章の反則技でいきましょうは、実は本来の護身術にとって逃げることの次にもっとも有効な方法だ。反則技とは、格闘技などの試合での反則を意味する。人間は鍛えられない弱い部位があり、そこをつかれると非常に苦しむ。だが、どうだろう。精神的にパニック状態に襲われたときに、急所を狙う余裕などあるだろうか。はたして疑問である。
あくまで参考程度に読むのであれば、多少は意味があるのかもしれない。それは、護身についての心構えである。また、僕は極心空手を長い間、習ってきているので、それなりに興味を持って読むことができた。非力な女性がこの本を読むことが万が一のときに役に立つかはいささか疑問である。まして刃物などを持った相手では刺されてしまう。
寧ろ、暴力犯罪から避ける本格的な方法論(犯罪心理も含めて)や、万が一の場面でいかに逃げる方法手段を述べるほうが実戦的だと考えます。
みんなで読みたい本
従来、護身術というと「お父さん」が家族を守るためというスタンスの本が多く、
技の内容も武術に毛の生えたようなものばかりで、素人には出来ないぜっ!と
突っこむ気力も失せる代物が多かった。
最近はこうした「現実的」な護身の本も増えてきたようだ。
特に本書は題名や表紙のデザインも柔らかいイメージで、良き家庭人が本屋で手に
取るのをためらわせるようなものではない点が、まず良い。
加えて、基本的な人を殴る時の拳の作り方(武道をやっている人でなければ案外
みんな知らない)とか、イザという時に武器に変身する日常生活品の紹介とか、
現実に使える技術と知識の紹介から始まっているのが、またイイ。
さらに、相手をやっつけるのではなく逃げるのが目的であるとか、遠慮は無用と
いった心構えを説いている。これは案外従来の本に載っていないことで、人に
乱暴をはたらいてはいけないという躾を受けてきた我々社会人にとって、実は
一番心しておかなくてはならないことだ。人をいきなり襲うような暴漢には
フツーの常識は通じない。犯人説得のハウツー本もあるが、ほとんどの場合は
説得は意味を持たない(これはレビューなので理由は省略する)。
その意味では、返り血を浴びても相手がダメージを受けていなければ絶対に
ひるんではいけないとか、逃げる間を作りたければやはり相当程度の「乱暴」を
働かなければならない、とかいった記述がないのは気になるところだが、
正当防衛の適用範囲がきわめて限定的で、すぐに過剰防衛とされる日本では
これ以上書くと犯罪の助長になるという意識が働いたのかも知れない。
この本が本当に良いのは、武道やボクシングなどで人に立ち向かう訓練を
受けていない人にも、本当にギリギリの瀬戸際になっても使える知識を披露して
くれているところだ。技として高度すぎて素人には無理だという意見もあろうが、
せっぱ詰まってそれ以外に逃げ道のない時に「知らなかった」でむざむざやられる
よりは、生き延びる術を試してみるのは無駄ではあるまい。
『せとぎわ』の意味はここにあると思う。
使える物だけ使いましょう
テコンドー等の格闘技で経験豊富な著者が、女性やお子さんにも
なじみやすい可愛いイラストと、堅苦しくない言い回しとで護身術
についてわかりやすく説明してくれます。
無論、その点は非常に良いと思うのですが、なかにはとんでもない
護身術が紹介されていたりします。
例えば「いざとなったら、暴漢のパンチを自分のおでこで受ける」
という方法。
そんな芸当は、ボクシングや空手といった打撃系の格闘技経験者
でも無い限りムリです。
ましてや、普通の女性や子供では絶対無理です!
確かにボクシングには上記のような防御テクニックがあります。
しかし、こんな方法を格闘技素人の方を対象にした本に書くべき
でしょうか?
実際に、グローブもつけていない状況下で暴漢のパンチを額で
受けようものなら、多かれ少なかれ体が一時的に硬直します。
気の弱い方なら気絶してしまうかもしれません。
割といい感じの護身術をいくつも紹介しているのはいいのですが、
この本に書かれていることを全て鵜呑みにする事は危険です。
いざという時に大声を出せる練習をしておく。
いざという時に走れるように普段から体を動かしておく。
これら2点を実行する方が、この本を読んで得られる知識よりも
よっぽど役にたつでしょう。
ご両親さまへ。
私は長く深夜のコンビニで1人で働いています。◇そこで「次はうちかもしれんな」と思い、この手の護身術系の本をamazonで検索しました。◇結果的にこの本を試しに購入しましたが、最初に読んだのがこの本でよかったなと思いました。◇奇麗事ではなく、厳しい現実の中で自分の安全を確保するには「日ごろの心構え」と「最低限の道具(ボールペン、石ころ、カバンなど)」と「最低限の知識」が必要だとつくづく思い知らされました。◇本書は「厳しい訓練で鍛えられたプロ」ではなく、「特別に何も訓練されていない普通の人」が、いかに危険から逃れるかについてわかりやすく指南してくれます。◇子供さんや恋人など、大切な人たちへの「具体的な自衛ガイドライン」として本書を強くお勧めいたします。(できれば小学校の各教室などに1冊置いてあれば理想的ですね。)
参考になりました
最近身近でもコワイ犯罪が頻繁に起こるようになりました。
この本ではいざと言うときにどうやって自分を守るかと言うことがわかり易くかかれています。
この系統の本で子供向けの絵本を読んだことがありますが、これは若い女性向でとても読みやすく参考になりました。子供にも簡単に説明して教えたいと思います。この本を読んでから,心構えとしてもしもの場合を想定するようになりました。それぐらいの注意が本当は必要であったと気付かされた本です。
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