「人妻」の研究 (ちくま新書)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
面白かったけど、、、
(2008-10-12)
「ヒトヅマ」―既婚女性を意味するこの平凡な単語が、なにゆえ男たちの胸に、かくも狂おしく淫らに響くのであろうか?
私も同様な疑問を常々感じていたので読んでみたけど、これは研究ではなくて、
人妻や不倫をテーマにした小説や映画、テレビドラマの感想文です。
研究とうたうなら、フィクションを読み解くだけじゃ無理があります。
これから読もうかなと思っている人へ
なにゆえの答えは載ってません。
あまり面白くありませんでした・・
(2005-06-09)
過去の小説の引用、事件の列挙が主で、面白くありませんでした。
俎上に載せられたもの
(2005-03-23)
予想以上に、楽しく読んだ。作者の( )の中に書き込んだツッコミがいい。
こういう眼差しは関西らしくって、同時に、女性同士の会話をしているような読み心地だった。
思わず、にやりと意地悪気味に笑いたくなる。
間違っています
(2005-02-20)
本書40-41ページに、森有礼の妻が白人の子供を産んで離縁された、と書いてある。かつて長いことそうした風説が流布されていたが、2003年に公刊された『秋霖譜―森有礼とその妻』森本 貞子 (東京書籍)によって、有礼の妻常の実家・広瀬家の養子が、伊藤博文暗殺を企てた静岡事件に連坐したために離縁されたのだということが明らかにされている。よって、この記述は誤りである。
小谷野敦
一度には読まないでください
(2005-02-19)
よく巷で取り上げられる”芦屋婦人”なるものについて知りたくてこの本を購入しました。ただこの書のスコープはより広く、明治以降の文芸作品のみならず雑誌やテレビを題材として、この”人妻”なる概念がどのように生まれて変容してきたかが、分析されています。ただ全体としてメリハリに書け、詰まるところが、人間がいつも繰り返してきた同じような話が、時代背景を変えながら繰り返されるわけで、最後まで一気に読ませてしまう迫力には欠けています。一章づづ、気が向いたときに、時間つぶしに読んだほうがよりこの作品の魅力を味わえるのかもしれません。進駐軍相手の旧華族のマダムたちの活躍の秘密を日本の貴族の本質と生存本能に求めた点は慧眼です。
おすすめ度:
面白かったけど、、、
「ヒトヅマ」―既婚女性を意味するこの平凡な単語が、なにゆえ男たちの胸に、かくも狂おしく淫らに響くのであろうか?
私も同様な疑問を常々感じていたので読んでみたけど、これは研究ではなくて、
人妻や不倫をテーマにした小説や映画、テレビドラマの感想文です。
研究とうたうなら、フィクションを読み解くだけじゃ無理があります。
これから読もうかなと思っている人へ
なにゆえの答えは載ってません。
あまり面白くありませんでした・・
過去の小説の引用、事件の列挙が主で、面白くありませんでした。
俎上に載せられたもの
予想以上に、楽しく読んだ。作者の( )の中に書き込んだツッコミがいい。
こういう眼差しは関西らしくって、同時に、女性同士の会話をしているような読み心地だった。
思わず、にやりと意地悪気味に笑いたくなる。
本書は、近・現代の文学作品などで性的関心の対象として描かれてきた人妻像を手がかりとしている。
ということは、歴史的に、現実に、事実として、人妻達がどーのこーのと語りたいわけではないだろう。
風評も含めた上での人妻という言葉に男性達がこめてきた思い入れがすけてみえるところが、面白いんじゃないだろうか。
そういう男性の抱いている幻想が、むしろ本書で取り扱われているものではないかと思った。
俎上に載せるというか、猫がおもちゃで遊ぶがごとくもてあそぶというか、あざ笑ってみるというか、つっこんでみるというか。
その点、男性が読んで面白い本かどうかはわかりかねる。
語弊があるかもしれないけれど、「男ってばかよねー」という会話をしたことがある人向け、と思います。
間違っています
本書40-41ページに、森有礼の妻が白人の子供を産んで離縁された、と書いてある。かつて長いことそうした風説が流布されていたが、2003年に公刊された『秋霖譜―森有礼とその妻』森本 貞子 (東京書籍)によって、有礼の妻常の実家・広瀬家の養子が、伊藤博文暗殺を企てた静岡事件に連坐したために離縁されたのだということが明らかにされている。よって、この記述は誤りである。
小谷野敦
一度には読まないでください
よく巷で取り上げられる”芦屋婦人”なるものについて知りたくてこの本を購入しました。ただこの書のスコープはより広く、明治以降の文芸作品のみならず雑誌やテレビを題材として、この”人妻”なる概念がどのように生まれて変容してきたかが、分析されています。ただ全体としてメリハリに書け、詰まるところが、人間がいつも繰り返してきた同じような話が、時代背景を変えながら繰り返されるわけで、最後まで一気に読ませてしまう迫力には欠けています。一章づづ、気が向いたときに、時間つぶしに読んだほうがよりこの作品の魅力を味わえるのかもしれません。進駐軍相手の旧華族のマダムたちの活躍の秘密を日本の貴族の本質と生存本能に求めた点は慧眼です。
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