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オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27) (よりみちパン!セ)

オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27) (よりみちパン!セ)
オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27) (よりみちパン!セ)
小倉 千加子

理論社

グループ:Book /ランキング:81645
価格:¥ 1,260
発売日:2007-04-10 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
結局ご都合のジェンダー論…やっぱりね  (2008-01-07)
ああ、またかよこーゆうゆがんだフェミニズム本は。的な本でした。
読む前は多少期待してたんですよこれでも。で、またかよこーゆう…。

好きなように生きなさい的な割りに、小倉センセイの視点はある種の女や主婦蔑視が抜けないですね。他の本を見ても。
好きなように生きた結果、女らしい女になった人―主婦とかを蔑視して貶めてるんだから世話無いです(笑)。
学生向きだから学生は自身の他の本読んでないだろうから突っ込まれないと思ってるのかな。

女らしさが世間からの縛りだろうと、それが苦痛でない、その方が楽である女は存在します。
個人的にその手の女は好きではないけど、本人がいいといってる物を縛りだ縛りだと、挙句蔑視では…そうか、楽に生きた人が羨ましいだけか。
それならそれでわかりますが、無理に多様性を認めるぽい上っ面を作ろうとするから、あーあウソくさいとなるのです。認めてないでしょ、全然!

無理してるのが見え見えなら、いっそ「女らしい女なんてキライなんだよバーカバーカ!」とかはっきり言った方が潔いですよ。それが本音だろうし。
女らしさやジェンダーに興味持つ人なんて大抵そうなんだから。そうでなければジェンダー本など読まなくても生きて行けます。

ある種の女を貶めて自己正当化したい人には向いているふいんき(笑)かも知れません。
私が知りたいのはそんなご都合のジェンダー論ではありません。

気合いれて書いたのに・・長すぎたのね  (2007-10-27)
100%オレンジのかわいいイラストと反対に内容はそうとうポイズンです!

いつもの小倉先生の本の切れ味の鋭い分析が笑いや感嘆のため息にかわるようなことがない。
低年齢むけなせいか、切れ味が鈍い→つまらないといった悪循環。
女であることの呪詛を軽やかによませるという点では
これなら私は西原のパーマネントのばらや女のこものがたりが上だと思う。

好きなことをやろう。  (2007-09-19)
文章から見ても、本のデザインから見ても、女の子を
ターゲットにした本。タイトルにわざわざ(笑)を入れる
必然性はないと思うのだが、小倉氏が同様に若い人むけに
書いた近著では「17歳。 モット自由ニナレルハズ」が
あるが、それよりもずっと良い内容だと思う。

 何が良いかというと、まず第一に女性が受けてきた
「女らしさ」の束縛による苦しみ、それを武器に変えて
生き抜いた道のりを伝えようという心意気が感じられる
ことである。

 それから、高校生ぐらいの年齢の女の子を「何から
降り、何から降りないか」によって(少々大雑把では
あるが)4パターンに分け、どのパターンの子にも
生き方のヒント(決してある特定の生き方を押し付ける
のではなく、そのパターンにうまく合いそうな生き方
の例をあげているだけ)を示し、絶望させないところが
いい。

 そして、好きなことを見つけて、好きなことをしなさい、
ということ。「女らしさ」ともっとうまくやっていき
たいなら「女らしさ」の中の好きな部分を磨いて共存
していくこと、反対に「女らしさ」を捨てたいなら
もちろん捨ててもいいんだということ。どちらでも
いいのだということを教えてくれる。皆がおしゃれの
ための服を買い物したいと言ってても、いやなら断って
ひとりで「古代メソポタミア文明展」を見に行っても
いいんだよ、と勇気づけてくれる。

 最後に。谷川俊太郎氏からの「死んだらどこにいき
ますか?」の質問に小倉氏はこう答えている。「一番
好きな人のそば。」なかなか可愛いじゃないですか(笑)。

ジェンダー入門に最適  (2007-07-01)
 『よりみちパンセ』シリーズのメインターゲットである
中学生〜高校生の「女の子」に向けたジェンダー入門。
(著者がタイトルで笑って(貶している、という言葉の方が
正しいか)いるとおり「女らしさ」は表向きの顔だ)

・女らしさは何処からやってくるのか?
・女らしさは誰が求めている?
・女らしさいつから備わる(自覚する)のか?
・そもそも女らしさとは何なのか?

 ・・・と言った疑問をことごとく−言葉は優しいが−
切りまくっています。

・母親は娘を産んだ時点からそこに自分を重ねて娘に過度に期待をする。
・女らしさとは自己の抑制。
・常に鏡を見ることを求められるのが「女の子」。
・男の子に憧れても、男の子の国には住めない
 (住むためには女らしさ=女を捨てなければならないのが現実)
・世の中は「男の子」を中心として回っている
 (女の子は決してアンパンマンになれない、と。)

 こういった現実に「女の子」は2歳から(=保育園入園)さらされて
生きていくのだ、と論破。

 ちょっと過激な気もするが、言っていることは男の私から見ても
真実であろう、と思えるのです。

 確かに面白いことを言う女の子は人気者にはなれても、お姫様
にはなれないし、高位(と言われる)職業にはやはり女性は少ない。
(現実社会の職業に貴賤は「有る」のです)
どちらかと言えばそうでない職業(著者の言を借りれば使い捨て)
の方に従事する女性の方が多い。

 そんな現実でどう生きていけばよいのか?

 そこは小倉先生、至極真っ当な(そして努力次第で出来る)答えを
述べています。
外的要因によって成立した「女らしさ」の幻惑に惑わされて、自分の
したいことが見つからない女の子だけでなく、それを引きずって
世間の視線に振り回されている女性にも、生き易くなるヒントが
見つかると思う次第。

 そして「女らしさ」を求める男性陣にも、それを理解する一助となる
本だと思います。
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