フードファディズム―メディアに惑わされない食生活 (シリーズCura)
フードファディズム―メディアに惑わされない食生活 (シリーズCura)
高橋 久仁子
中央法規出版
グループ:Book /ランキング:82987
価格:¥ 1,260
発売日:2007-10 /通常24時間以内に発送
高橋 久仁子
中央法規出版
グループ:Book /ランキング:82987
価格:¥ 1,260
発売日:2007-10 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
1つ気になる点が・・・
(2008-05-14)
メディアの煽る食情報と事実の乖離など、標題のフード・ファディズムに関しては非常に分かりやすく書かれていると感じました。ただ、そういう一番重要な部分がしっかりしている分、内容の結構な割合を占めている「男女共同参画」の論が無理矢理絡められているのが気になります。男女共同参画で言う所の「食への意識」と、フード・ファディズムに躍らされないための「食への意識」は全く異なるものであり(むしろ、前者の食への意識が強い人が狙い撃たれるのがフード・ファディズムの問題でしょう)、同じ本の中で同じもののように触れるのは混乱のもとではないでしょうか。
私も「男性だって料理できて当然」という考えで、男女共同参画論への理解がないわけではないです(全面的賛同ではないです)が、男女共同参画を説くならそういう本でやっていただきたい、というのが率直な読後の感想です。
正しい食品知識に基づくまっとうな食生活を
(2008-01-04)
群馬大学・高橋久仁子教授の著.本職の栄養学・食品学の専門家として,ちまたにはびこる安易な食品神話(いわゆるフードファディズム)をつぶさに検討・批判し,正しい食品知識に基づくまっとうな食生活を提案し続ける.そのエッセンスがあとがきにうまくまとめられており,それを読んで感銘を受けた;「食に関して諸説が飛びかう中、多様な食べものを食べものとして、当たり前に食べることを大事にしたい。そして、そのことを家庭の食卓を介して次世代に伝えたい。〜(途中略)〜あれこれの食品を適度な量で食べることを善しとし、時に不まじめな日があっても、おおかたの日々をまじめに食べる。これを「食の基本知識」として共有できないものだろうか。」(高橋久仁子(著).フードファディズム―メディアに惑わされない食生活.中央法規出版,2007.の193ページより引用).ぜひ,多くの人に読まれてほしい本.
食情報リテラシーを高める
(2007-12-14)
特定の食品について、よいまたは悪いという情報を強調して発信したり、それを過信してアンバランスな食生活をおくることが、フードファディズムである。著者が、国内に紹介した言葉・概念で、認知度が高まってきた。周辺の問題に、死者まで出た健康食品や行間を読ませるイメージ広告がある。最新の事例を取上げ、これらをわかりやすく解説している。
以前から改善に取り組んできた著者だが、戦う相手はメディアであり、食品の大メーカーだ。成果を挙げるのはなかなか大変である。発信者が変わらなければ、受け手の市民が変わってほしい。食情報リテラシーを高めたいのである。
この本を読めばそれができる。既存のブルーバックス*とともに、食に関心のある多くの人に読んでほしい本である。
料理とは食を理解することで、「男性も料理ができて当り前」という最終章の主張は、ちと耳に痛い。
*講談社ブルーバックス
「『食べもの神話』の落とし穴」、「『食べもの情報』ウソ・ホント」
おすすめ度:
1つ気になる点が・・・
メディアの煽る食情報と事実の乖離など、標題のフード・ファディズムに関しては非常に分かりやすく書かれていると感じました。ただ、そういう一番重要な部分がしっかりしている分、内容の結構な割合を占めている「男女共同参画」の論が無理矢理絡められているのが気になります。男女共同参画で言う所の「食への意識」と、フード・ファディズムに躍らされないための「食への意識」は全く異なるものであり(むしろ、前者の食への意識が強い人が狙い撃たれるのがフード・ファディズムの問題でしょう)、同じ本の中で同じもののように触れるのは混乱のもとではないでしょうか。
私も「男性だって料理できて当然」という考えで、男女共同参画論への理解がないわけではないです(全面的賛同ではないです)が、男女共同参画を説くならそういう本でやっていただきたい、というのが率直な読後の感想です。
正しい食品知識に基づくまっとうな食生活を
群馬大学・高橋久仁子教授の著.本職の栄養学・食品学の専門家として,ちまたにはびこる安易な食品神話(いわゆるフードファディズム)をつぶさに検討・批判し,正しい食品知識に基づくまっとうな食生活を提案し続ける.そのエッセンスがあとがきにうまくまとめられており,それを読んで感銘を受けた;「食に関して諸説が飛びかう中、多様な食べものを食べものとして、当たり前に食べることを大事にしたい。そして、そのことを家庭の食卓を介して次世代に伝えたい。〜(途中略)〜あれこれの食品を適度な量で食べることを善しとし、時に不まじめな日があっても、おおかたの日々をまじめに食べる。これを「食の基本知識」として共有できないものだろうか。」(高橋久仁子(著).フードファディズム―メディアに惑わされない食生活.中央法規出版,2007.の193ページより引用).ぜひ,多くの人に読まれてほしい本.
食情報リテラシーを高める
特定の食品について、よいまたは悪いという情報を強調して発信したり、それを過信してアンバランスな食生活をおくることが、フードファディズムである。著者が、国内に紹介した言葉・概念で、認知度が高まってきた。周辺の問題に、死者まで出た健康食品や行間を読ませるイメージ広告がある。最新の事例を取上げ、これらをわかりやすく解説している。
以前から改善に取り組んできた著者だが、戦う相手はメディアであり、食品の大メーカーだ。成果を挙げるのはなかなか大変である。発信者が変わらなければ、受け手の市民が変わってほしい。食情報リテラシーを高めたいのである。
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