私と月につきあって―ロケットガール〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)
私と月につきあって―ロケットガール〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)
野尻 抱介
富士見書房
グループ:Book /ランキング:130163
価格:¥ 609
発売日:2007-01 /通常24時間以内に発送
野尻 抱介
富士見書房
グループ:Book /ランキング:130163
価格:¥ 609
発売日:2007-01 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
更なる映像化を期待!
(2007-12-22)
この作品の良さは皆さんのレビューにあるとおり,現実離れしているようでありながら,離れすぎず,手の届くところに感じさせてくれるところだと思います。いずれは宇宙に行きたいと未だに思っている私は,いつも発射から大気圏脱出のシーンで鳥肌が立ちます。もちろん,登場人物もみんな普通の延長線の親近感がありながら魅力的です。
私はアニメシリーズで徐々にはまってしまい,単行本を全部読んだのですが,折しも,月面探査機かぐやの話題がTVで流れた時期だったので,「あそこで…が…を」などと想像して,すっごくリアルに感じることができました。ぜひとも本作を呼んだ上で,かぐやから送られてきている映像を見て,その解説を聞いてみてください。数倍楽しめますよ。
そんなタイミングの良さもあることですし,ぜひとも映像化されてない,小説残り2冊,すくなくともこの回を映像化して貰いたいなあと願っています。正直,今の技術なら実写化も可能なのではと妄想は広がります。
まずは,みなさんぜひ本シリーズをお読みください。お勧めですよ。
本格SFとしても楽しめるライトノベル
(2007-07-30)
「ロケットガール」シリーズ第三弾の本書では,「アリアンガールズ」が本格登場です。
フランス人女子高生の5人組みが,「アリアンガールズ」です。お約束どおり,
5人とも美少女ですので,「ゆかり」,「マツリ」,「茜」の日系美少女を加えて
美少女8人が月旅行に挑戦です。
しかし,ライトノベルらしからぬリアリティがあります。
宇宙飛行士が美少女なので,ライトノベルとして売られていますが,実にリアルです。
主人公たちが女子高生でなく男だったら,本格SFとして通用します。
本格SFに証拠に,実際に物語のラストで,同じ著者(野尻抱介)の書いた「太陽の簒奪者」
という本格SFにつながる内容がエピソードとして登場します(「太陽の簒奪者」続編になっているわけではありませんが)。
トム・ゴドウィンの「冷たい方程式」という名作SF短編もモチーフに使われていたりします。
ライトノベルファンが読んでも,萌える本ですが,SFファンが読んでも燃える本です。
少年少女諸君、これがハードSFの醍醐味って奴だ
(2007-01-23)
SF、特にハードSFは、読者と作者の知恵比べの性格が強い。
作者がかけた謎に、読者が自分の知識を用いて挑むのだ。
主人公は様々な困難に直面するが、決して諦めない。
常に自分で考え、その場で使える様々な物やテクニック、物理法則を用いて切り抜けていく。
これは、作者から読者へのメッセージでもあるが、同時に読者に対する挑戦でもある。
さあ、ゆかりはどうやってこれを切り抜ける?
ヒントは示した、読み進む前に予想して見よ、読んでその様子を想像して見よと。
しかも、エンタテイメントとしても読んで楽しい。
ことにクライマックスのスピード感はすばらしい。
飛び去る月面や迫る宇宙船が目に浮かぶほどだ。
物理法則を用いた謎解きと、遠い世界の冒険を味合わせてくれる、これこそがハードSFの醍醐味なのだ。
2007年1月現在、もうすぐアニメ版(第2巻に準じた内容になるらしい)も公開されるが、
こんな映像を、他人に見せてもらうだけじゃもったいない。
少年少女諸君、作者の挑戦を受けて立とうじゃないか。
そして、自分の想像力で月面の永久影の世界を見ようじゃないか。
宇宙への思いが熱い
(2007-01-23)
ロケットガールシリーズの3作目になります.
これまでと同じく,かなり派手なはじまりではあるのですが,
それが,物語で起きる『あること』への伏線になっているなど,
ただのドタバタと思わせておいて,そうでない演出がうまいです.
また,イラストのイメージから,あかるめの作品に見えますが,
実際にはかなりハードなSFで,特に本作ではちょっと重めの流れ.
勝ち気な主人公がトラブルの中で見せる姿は少なからずショックで,
きびしい宇宙の世界,そこからどう抜け出すのかに興味を惹かれます.
そんなトラブルをライバルと乗り越え,互いに認め合うあたりは,
ありがちなのですが,それまでを読んでいるだけにグッとなります.
特に,ライバルの少女の宇宙へ寄せる思いが,ひたむきですばらしく,
彼女自身の思い出や語られる言葉からとてもよく伝わってくるようです.
終盤は,それまでの雰囲気とは打って変わっての興奮するひと幕.
立たされた状況をどう打破し,どのようにミッションをおえるのか,
少しばかりムチャにも思えるのですが,最後まで熱くさせてくれます.
ハードなSFをガールたちのライトさで読みやすくしたよい作品です.
おすすめ度:
更なる映像化を期待!
この作品の良さは皆さんのレビューにあるとおり,現実離れしているようでありながら,離れすぎず,手の届くところに感じさせてくれるところだと思います。いずれは宇宙に行きたいと未だに思っている私は,いつも発射から大気圏脱出のシーンで鳥肌が立ちます。もちろん,登場人物もみんな普通の延長線の親近感がありながら魅力的です。
私はアニメシリーズで徐々にはまってしまい,単行本を全部読んだのですが,折しも,月面探査機かぐやの話題がTVで流れた時期だったので,「あそこで…が…を」などと想像して,すっごくリアルに感じることができました。ぜひとも本作を呼んだ上で,かぐやから送られてきている映像を見て,その解説を聞いてみてください。数倍楽しめますよ。
そんなタイミングの良さもあることですし,ぜひとも映像化されてない,小説残り2冊,すくなくともこの回を映像化して貰いたいなあと願っています。正直,今の技術なら実写化も可能なのではと妄想は広がります。
まずは,みなさんぜひ本シリーズをお読みください。お勧めですよ。
本格SFとしても楽しめるライトノベル
「ロケットガール」シリーズ第三弾の本書では,「アリアンガールズ」が本格登場です。
フランス人女子高生の5人組みが,「アリアンガールズ」です。お約束どおり,
5人とも美少女ですので,「ゆかり」,「マツリ」,「茜」の日系美少女を加えて
美少女8人が月旅行に挑戦です。
しかし,ライトノベルらしからぬリアリティがあります。
宇宙飛行士が美少女なので,ライトノベルとして売られていますが,実にリアルです。
主人公たちが女子高生でなく男だったら,本格SFとして通用します。
本格SFに証拠に,実際に物語のラストで,同じ著者(野尻抱介)の書いた「太陽の簒奪者」
という本格SFにつながる内容がエピソードとして登場します(「太陽の簒奪者」続編になっているわけではありませんが)。
トム・ゴドウィンの「冷たい方程式」という名作SF短編もモチーフに使われていたりします。
ライトノベルファンが読んでも,萌える本ですが,SFファンが読んでも燃える本です。
少年少女諸君、これがハードSFの醍醐味って奴だ
SF、特にハードSFは、読者と作者の知恵比べの性格が強い。
作者がかけた謎に、読者が自分の知識を用いて挑むのだ。
主人公は様々な困難に直面するが、決して諦めない。
常に自分で考え、その場で使える様々な物やテクニック、物理法則を用いて切り抜けていく。
これは、作者から読者へのメッセージでもあるが、同時に読者に対する挑戦でもある。
さあ、ゆかりはどうやってこれを切り抜ける?
ヒントは示した、読み進む前に予想して見よ、読んでその様子を想像して見よと。
しかも、エンタテイメントとしても読んで楽しい。
ことにクライマックスのスピード感はすばらしい。
飛び去る月面や迫る宇宙船が目に浮かぶほどだ。
物理法則を用いた謎解きと、遠い世界の冒険を味合わせてくれる、これこそがハードSFの醍醐味なのだ。
2007年1月現在、もうすぐアニメ版(第2巻に準じた内容になるらしい)も公開されるが、
こんな映像を、他人に見せてもらうだけじゃもったいない。
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そして、自分の想像力で月面の永久影の世界を見ようじゃないか。
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これまでと同じく,かなり派手なはじまりではあるのですが,
それが,物語で起きる『あること』への伏線になっているなど,
ただのドタバタと思わせておいて,そうでない演出がうまいです.
また,イラストのイメージから,あかるめの作品に見えますが,
実際にはかなりハードなSFで,特に本作ではちょっと重めの流れ.
勝ち気な主人公がトラブルの中で見せる姿は少なからずショックで,
きびしい宇宙の世界,そこからどう抜け出すのかに興味を惹かれます.
そんなトラブルをライバルと乗り越え,互いに認め合うあたりは,
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