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ぶざまな人生 (新書y)

ぶざまな人生 (新書y)
ぶざまな人生 (新書y)
勢古 浩爾

洋泉社

グループ:Book /ランキング:332390
価格:¥ 756
発売日:2002-12 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
本筋は切実な人生論だが、笑える脇道も用意してある  (2003-01-21)
「楽しいようで苦しく、苦しいようで楽しい人生をどう生きたらいいのか。一言で決定的に言うことができる。...一生懸命、生きる。わはは。驚いたかね。」冒頭で提示されるこの単純な結論に達するまでのプロセスが、情熱的に、時に笑いをまじえながら語られます。脇道にそれる部分がおもしろすぎて、本筋が何だったのか忘れてしまいそうになります。ただし、「笑える度数」はベストセラー『まれに見るバカ』の2、3割程度、読者と同じ目線に立ったまじめな人生論が一貫したテーマです。熱い読後感が残っている間に、もう一度、読み返したいです。

またしても笑える本  (2003-01-11)
前著『まれに見るバカ』は大いに笑える本だった。
今回の『ぶざまな人生』は『ぶざま』とはいっても『人生』である。
少々お堅い内容になるかと思ったが、幸い杞憂に終わった。
もはやまえがきから笑えるのである。

従来の人生論を「大企業」の人生論と断じ、
そうそうたる経歴を持つ有名人を
「経歴を読むだけで腹一杯になる人」と揶揄し、

某国王の豪遊ぶりを見ては「ざまあねえ」と切って捨てる。

金がない、愛されない、流行を追わないことはぶざまではない
と著者はいうが、「もてたい」などと血迷ったことを口にすれば
たちまち「そんなにもてたいのか」と詰問される。
相変わらずのスタンスである。
夏目漱石の引用もある。当然まじめな内容なのだが、

その引用のタイミングが絶妙で笑いを誘う。
「バカはすべて頭が悪い」といういつもの調子に
説教臭さは微塵もない。

この著者のいいところは、他人をバカ呼ばわりして
自ら他人をバカにするバカになり、他人をぶざまと
言いつつ自分のぶざまも晒す潔ぎよさである。
しかしそれが自己懺悔ではないというからクセモノだ。

「知識人」にも「明朗快活な大衆」にも背を向けた
著者だからできるワザなのか。
かなり気に入ってしまったというのが正直な感想だ。

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