ザ・ハリケーン
レビュー(Amazon.co.jp)
???デンゼル・ワシントン演じる天才ボクサーのカーターは、キャリアの絶頂で、冤罪によって投獄され、終身刑を言い渡される。ところが、牢獄で書き上げた自伝に影響された少年が、カーターを助けようと動き出す…という実話の映画化。
???牢獄でも囚人服を拒否し、常に誇り高く振る舞うカーターが、じっと苦境に耐えながら、希望を信じる姿に心震える。主人公と少年の友情を軸に、人種差別の醜さ、冤罪の恐ろしさをじっくり描いたのは『月の輝く夜に』などの名匠ノーマン・ジェイソン監督。デンゼルが出演を熱望した作品だけあって、ボクシングシーンは27キロ減量して挑戦。絶望と希望の間で揺れ動く主人公を渾身の演技で見せている。(斎藤 香)
???デンゼル・ワシントン演じる天才ボクサーのカーターは、キャリアの絶頂で、冤罪によって投獄され、終身刑を言い渡される。ところが、牢獄で書き上げた自伝に影響された少年が、カーターを助けようと動き出す…という実話の映画化。
???牢獄でも囚人服を拒否し、常に誇り高く振る舞うカーターが、じっと苦境に耐えながら、希望を信じる姿に心震える。主人公と少年の友情を軸に、人種差別の醜さ、冤罪の恐ろしさをじっくり描いたのは『月の輝く夜に』などの名匠ノーマン・ジェイソン監督。デンゼルが出演を熱望した作品だけあって、ボクシングシーンは27キロ減量して挑戦。絶望と希望の間で揺れ動く主人公を渾身の演技で見せている。(斎藤 香)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
人権闘争の実話
(2008-02-25)
ルービン・ハリケーン・カーターのことを詳しく知らない状況で観ました。
彼は釈放後に世界王者としてWBC(評議会)から認定されてるらしいですね。
彼の22年間の獄中生活もすさまじいが、彼と一緒に獄中に入った友人や、
彼が釈放になるまで応援した人の、熱意は素晴らしいものがありますね。
単純な物語にとどまらず、人権闘争の物語でした。
なかなかの秀作です
(2008-02-23)
まずはデンゼル・ワシントンの素晴らしい演技に感嘆しました。えん罪による長い長い投獄により、本人の気持ちはもとより、時代の常識や、周りの人々がゆっくりと変わっていく姿がうまく描かれていて、長い時間が過ぎ去ったことがリアルに感じました。ラストはハリウッド映画によくある皆の喝采で終わり少し軽いイメージになってしまいましたが、作品全体としてはかなり良くできた秀作だと思いました。
補足
(2008-02-03)
素晴らしい作品です。一言言いたいのは、他のレビューで元チャンピオンと書いてあるのは間違い。元世界ランカーです。映画の中でも判定負けのシーンが描かれてますよ。
絶望と希望と
(2007-05-08)
正義が必ずしも正当に裁かれず、悪が平気でのさばる世の中。
その一方で、正義がなされる世の中。
差別偏見のもとにプロボクサーのルービン=カーターは
子どもの頃から3度も施設や刑務所へ送られる。
白人の警官や白人の検察、白人だらけの陪審員の
不平等な目で一方的に裁かれて。
実際にあった出来事をもとに作っているだけなので
ノンフィクションではなくフィクションとして観ればよい。
フィクションと考えたとしても社会の不正、理不尽に対する
問題提起となるだけの、十分説得力ある作品だと思う。
絶望しか残っていないルービンに届く一通の手紙。
世の中がわずかに変わって差別が少しだけなくなった
そのときに訪れる希望の光。
ルービンとレザロの出会いが非常に感動的で
白人によってなされた悪を白人が取り除こうと
努力するところがまたすばらしい。
悪い白人ばかりじゃないよ、という黒人の囚人仲間。
一度観てみても良い作品です。
ちょっと脚色しすぎな気が…
(2007-02-23)
前半部分は熱中できた。主人公がチャンピオンとして活躍していたときだ。
ただ後半になって、いろいろ矛盾点が出てきた。
しかしこの映画に出てくる悪役刑事が、実は架空の人物だと聞いて、すべてが解決した気がした。
いくら実話をもとにしているからといって、結局映画なのだ。
つまり脚色されているのだと。
だいたい実話って言ったって、それは製作者サイドが言い張っていることにすぎない。
その話が真実かどうかなんてことは、結局見る側が判断すべきことである。
しかしこの映画は、カーターが無実であることを主張するのが主題ではないのか?
だったらなぜ架空の刑事を出し、その刑事に罪を擦り付ける必要があるのか。
カーターが無実であることを証明する、最も重要な部分だと思う。何故そこに脚色を加えるのか。
他にも色々脚色されているようだが、それが事実かどうかは確かめられないので、ここでは触れない。
しかし我々はこの話が事実かどうかを確かめてもいないのに、「実話にもとづく」という言葉だけで、違和感も含めて100%真実だと思い込んでしまう。
とても恐ろしいことだと感じた。
おすすめ度:
人権闘争の実話
ルービン・ハリケーン・カーターのことを詳しく知らない状況で観ました。
彼は釈放後に世界王者としてWBC(評議会)から認定されてるらしいですね。
彼の22年間の獄中生活もすさまじいが、彼と一緒に獄中に入った友人や、
彼が釈放になるまで応援した人の、熱意は素晴らしいものがありますね。
単純な物語にとどまらず、人権闘争の物語でした。
なかなかの秀作です
まずはデンゼル・ワシントンの素晴らしい演技に感嘆しました。えん罪による長い長い投獄により、本人の気持ちはもとより、時代の常識や、周りの人々がゆっくりと変わっていく姿がうまく描かれていて、長い時間が過ぎ去ったことがリアルに感じました。ラストはハリウッド映画によくある皆の喝采で終わり少し軽いイメージになってしまいましたが、作品全体としてはかなり良くできた秀作だと思いました。
補足
素晴らしい作品です。一言言いたいのは、他のレビューで元チャンピオンと書いてあるのは間違い。元世界ランカーです。映画の中でも判定負けのシーンが描かれてますよ。
絶望と希望と
正義が必ずしも正当に裁かれず、悪が平気でのさばる世の中。
その一方で、正義がなされる世の中。
差別偏見のもとにプロボクサーのルービン=カーターは
子どもの頃から3度も施設や刑務所へ送られる。
白人の警官や白人の検察、白人だらけの陪審員の
不平等な目で一方的に裁かれて。
実際にあった出来事をもとに作っているだけなので
ノンフィクションではなくフィクションとして観ればよい。
フィクションと考えたとしても社会の不正、理不尽に対する
問題提起となるだけの、十分説得力ある作品だと思う。
絶望しか残っていないルービンに届く一通の手紙。
世の中がわずかに変わって差別が少しだけなくなった
そのときに訪れる希望の光。
ルービンとレザロの出会いが非常に感動的で
白人によってなされた悪を白人が取り除こうと
努力するところがまたすばらしい。
悪い白人ばかりじゃないよ、という黒人の囚人仲間。
一度観てみても良い作品です。
ちょっと脚色しすぎな気が…
前半部分は熱中できた。主人公がチャンピオンとして活躍していたときだ。
ただ後半になって、いろいろ矛盾点が出てきた。
しかしこの映画に出てくる悪役刑事が、実は架空の人物だと聞いて、すべてが解決した気がした。
いくら実話をもとにしているからといって、結局映画なのだ。
つまり脚色されているのだと。
だいたい実話って言ったって、それは製作者サイドが言い張っていることにすぎない。
その話が真実かどうかなんてことは、結局見る側が判断すべきことである。
しかしこの映画は、カーターが無実であることを主張するのが主題ではないのか?
だったらなぜ架空の刑事を出し、その刑事に罪を擦り付ける必要があるのか。
カーターが無実であることを証明する、最も重要な部分だと思う。何故そこに脚色を加えるのか。
他にも色々脚色されているようだが、それが事実かどうかは確かめられないので、ここでは触れない。
しかし我々はこの話が事実かどうかを確かめてもいないのに、「実話にもとづく」という言葉だけで、違和感も含めて100%真実だと思い込んでしまう。
とても恐ろしいことだと感じた。
