クライシス・オブ・アメリカ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
クライシス・オブ・アメリカ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
リチャード・コンドン(原著)
ダニエル・パイン(脚本)
ディーン・ジョーガリス(脚本)
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
グループ:DVD /ランキング:56819
価格:¥ 1,500
発売日:2006-03-10 /只今品切れ中
リチャード・コンドン(原著)
ダニエル・パイン(脚本)
ディーン・ジョーガリス(脚本)
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
グループ:DVD /ランキング:56819
価格:¥ 1,500
発売日:2006-03-10 /只今品切れ中
レビュー(Amazon.co.jp)
???湾岸戦争の英雄ショー(リーヴ・シュレイヴァー)の部隊の隊長だったマルコ(デンゼル・ワシントン)は元部下の告発を機に、自分たちの戦争の記憶が何者かに植え付けられたものではないかと疑うようになる。時あたかも、ショーは副大統領選に挑む最中であり、マルコはショーとの接触を図るが…。
???洗脳の恐怖をモチーフとし、かつてジョン・フランハイマー監督が60年代に映画化したリチャード・コンドン原作の『影なき狙撃者』を、前回の主演フランク・シナトラの娘ティナ・シナトラのプロデュースで現代風にリメイクしたポリティカル・サスペンス映画。監督が『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミということもあって、心理描写の繊細さとその積み重ねによる緊迫感は前作に劣らない。ただしオリジナルでは共産主義が見えない敵になっていたのに対し、時代性を考慮して今回は巨大軍事企業を敵に据えているのは苦肉の策か。キャストはそれぞれ熱演だが、中でもショーの母親に扮するメリル・ストリープは、久々に彼女ならではのアクの強さが全面に押し出されていて、劇中もっとも怖い存在になりえている。(増當竜也)
???湾岸戦争の英雄ショー(リーヴ・シュレイヴァー)の部隊の隊長だったマルコ(デンゼル・ワシントン)は元部下の告発を機に、自分たちの戦争の記憶が何者かに植え付けられたものではないかと疑うようになる。時あたかも、ショーは副大統領選に挑む最中であり、マルコはショーとの接触を図るが…。
???洗脳の恐怖をモチーフとし、かつてジョン・フランハイマー監督が60年代に映画化したリチャード・コンドン原作の『影なき狙撃者』を、前回の主演フランク・シナトラの娘ティナ・シナトラのプロデュースで現代風にリメイクしたポリティカル・サスペンス映画。監督が『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミということもあって、心理描写の繊細さとその積み重ねによる緊迫感は前作に劣らない。ただしオリジナルでは共産主義が見えない敵になっていたのに対し、時代性を考慮して今回は巨大軍事企業を敵に据えているのは苦肉の策か。キャストはそれぞれ熱演だが、中でもショーの母親に扮するメリル・ストリープは、久々に彼女ならではのアクの強さが全面に押し出されていて、劇中もっとも怖い存在になりえている。(増當竜也)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
よくわからんかった。
(2007-04-23)
結局どこから洗脳されて記憶を植え付けられたのか説明がないからよくわからなかった。
最初のクェートでの戦闘はやらせで騙されていたということなのかな。
また催眠術とインプラントによるマインドコントロールが非現実的でリアルじゃないからか
説得力がない。それにデンゼルの脳のチップは電気で破壊したのではなかったのかな?
やたらデンゼル君がカップヌードルを食べまくってるシーンが印象に残ってる。
大きな広告看板もでてきたし。
日清のタイアップか?
上質のサスペンス
(2006-07-03)
映画全体を通してなんともいえない怖いと言うか恐ろしい雰囲気が漂っていた。それも「羊たちの沈黙」のデミ監督ということで納得。
原作のことをまったく知らなかったこともあるが、どのようなラストを迎えるのかとサスペンスの醍醐味を味わえました。描かれている内容はフィクションではあるけど、全くのフィクションというよりかは「もしかしたらこんなことあるかもな〜」とも思える内容。映画内で扱われるような政治と企業の黒い関係は時々取りざたされているので、その点でも背筋がぞくっとするような寒気を感じてしまった。
サスペンス好きなら見る価値ありの上質のサスペンスだと思います。
視点を変えて
(2006-04-12)
この映画と、ウォレン・ビーティの「ブルワース」を合わせて見ると、いま、米国の進歩派の人たちが一番懸念していることが何であるかが判ってたいへん興味深い。それは、合併買収を繰り返してコングロマリット化した巨大製薬会社の存在なのである。両作とも謀略のおおもと、つまりは、お金の出所が巨大製薬企業なのだ。考えてみるに、米国で不平等な保険制度が維持できるのも、それらの企業がロビー活動で議会をがっちり抑えているからだ。国民皆保険などの社会主義的な保険制度が導入されると、薬は当然、コストの安い方、即ち弱小メーカーが作る後発医薬品に流れるようになるから、巨額な開発費を先行投資し続けなければならない巨大製薬企業は困る、何としてもそれは食い止めたいのだ。健康産業という国民の福祉に関わる仕事に従事しながら、自ら腐臭にまみれた陰謀に手を出さざるを得ない、こうした企業活動に、作者たちは資本主義の最も先鋭化した矛盾をかぎ取っている。そういう視点から見ると、この映画はかなりエキサイティングな映画、ということができる。
「アメリカ」の敵
(2006-04-07)
この作品は、デミ監督が62年の名作「影なき狙撃者」を現代仕様にアレンジした作品。彼自身の色を出しながらも、あるときはあえて似せて、ある場面では似ることを避けながら、「影なき・・」をものすごく意識しながら製作したことを、彼自身が特典で語っている。デミ監督独特の感性といわれる「あらゆる感情を現実よりほんの少し誇張」する手法を取りながら、更にギリシャ悲劇を彷彿とさせる母子関係を絡ませながら、緊迫感が途切れる事なく一気に突き進む力強いストーリーだった。
「国家的陰謀」、「政治」、そこに「洗脳」という「SF的要素」も取り入れたポリティカルサスペンス。大物俳優達を揃え、ものすごく贅沢な仕上がり。中でもメリル・ストリープ演ずる「母親像」は強烈な印象を残した。
デミ監督曰く「敵」とは「アメリカや世界を支配しようとする、その考え方」。
アメリカが世界の大国である限り、この「敵」はこれからも現実に存在し続けるであろう。
真実
(2006-03-18)
この映画の全編に漂うムードは「何かある」という感じ。その「何か」とは真実が人々の目に触れることを阻むもの、と言い換えてもいいかもしれない。
これは政治サスペンスであり、近未来SFであり、スリラーでもある。湾岸戦争やら、勲章やら、洗脳やらの華々しい要素が絡み合って一見複雑な作りに見えるが、煎じ詰めれば、昔々はアメリカにとって一番の脅威は共産主義。今の脅威は他国のテロ。でもいまに自国の巨大企業(プラス政治家の合体)がいちばんの脅威になりかねませんよ、というメッセージに集約されるだろう。言わば企業テロ。このテロは他の脅威に比べて見かけは遥かにリベラルで、優しげにさえ見えるのでずっとずっと恐ろしい。と、この映画はなかなか予言的なのだが、それを脇において役者でみると、まずストリープが凄い。彼女は政治家であり、息子とやや近親相姦的な関係であり、その息子を大統領にしたがっている母、という役。この人にしか出来まい。それからあまり大きな役ではないが、メルヴィン役のジェフリー・ライトがいい。この人はもともと舞台の人らしくあまり映画ではお目にかからないが、なんとも屈折し、打ちのめされた人間像を描きだして秀逸だったと思う。
わが国でもこの「何かある」という感じが今後強まるのだろうか。それとも世の中とはいつもいつも「何かある」ものなのか。真実を知ることほど難しいことはない。今更ながらに思い知った映画だった。
おすすめ度:
よくわからんかった。
結局どこから洗脳されて記憶を植え付けられたのか説明がないからよくわからなかった。
最初のクェートでの戦闘はやらせで騙されていたということなのかな。
また催眠術とインプラントによるマインドコントロールが非現実的でリアルじゃないからか
説得力がない。それにデンゼルの脳のチップは電気で破壊したのではなかったのかな?
やたらデンゼル君がカップヌードルを食べまくってるシーンが印象に残ってる。
大きな広告看板もでてきたし。
日清のタイアップか?
上質のサスペンス
映画全体を通してなんともいえない怖いと言うか恐ろしい雰囲気が漂っていた。それも「羊たちの沈黙」のデミ監督ということで納得。
原作のことをまったく知らなかったこともあるが、どのようなラストを迎えるのかとサスペンスの醍醐味を味わえました。描かれている内容はフィクションではあるけど、全くのフィクションというよりかは「もしかしたらこんなことあるかもな〜」とも思える内容。映画内で扱われるような政治と企業の黒い関係は時々取りざたされているので、その点でも背筋がぞくっとするような寒気を感じてしまった。
サスペンス好きなら見る価値ありの上質のサスペンスだと思います。
視点を変えて
この映画と、ウォレン・ビーティの「ブルワース」を合わせて見ると、いま、米国の進歩派の人たちが一番懸念していることが何であるかが判ってたいへん興味深い。それは、合併買収を繰り返してコングロマリット化した巨大製薬会社の存在なのである。両作とも謀略のおおもと、つまりは、お金の出所が巨大製薬企業なのだ。考えてみるに、米国で不平等な保険制度が維持できるのも、それらの企業がロビー活動で議会をがっちり抑えているからだ。国民皆保険などの社会主義的な保険制度が導入されると、薬は当然、コストの安い方、即ち弱小メーカーが作る後発医薬品に流れるようになるから、巨額な開発費を先行投資し続けなければならない巨大製薬企業は困る、何としてもそれは食い止めたいのだ。健康産業という国民の福祉に関わる仕事に従事しながら、自ら腐臭にまみれた陰謀に手を出さざるを得ない、こうした企業活動に、作者たちは資本主義の最も先鋭化した矛盾をかぎ取っている。そういう視点から見ると、この映画はかなりエキサイティングな映画、ということができる。
「アメリカ」の敵
この作品は、デミ監督が62年の名作「影なき狙撃者」を現代仕様にアレンジした作品。彼自身の色を出しながらも、あるときはあえて似せて、ある場面では似ることを避けながら、「影なき・・」をものすごく意識しながら製作したことを、彼自身が特典で語っている。デミ監督独特の感性といわれる「あらゆる感情を現実よりほんの少し誇張」する手法を取りながら、更にギリシャ悲劇を彷彿とさせる母子関係を絡ませながら、緊迫感が途切れる事なく一気に突き進む力強いストーリーだった。
「国家的陰謀」、「政治」、そこに「洗脳」という「SF的要素」も取り入れたポリティカルサスペンス。大物俳優達を揃え、ものすごく贅沢な仕上がり。中でもメリル・ストリープ演ずる「母親像」は強烈な印象を残した。
デミ監督曰く「敵」とは「アメリカや世界を支配しようとする、その考え方」。
アメリカが世界の大国である限り、この「敵」はこれからも現実に存在し続けるであろう。
真実
この映画の全編に漂うムードは「何かある」という感じ。その「何か」とは真実が人々の目に触れることを阻むもの、と言い換えてもいいかもしれない。
これは政治サスペンスであり、近未来SFであり、スリラーでもある。湾岸戦争やら、勲章やら、洗脳やらの華々しい要素が絡み合って一見複雑な作りに見えるが、煎じ詰めれば、昔々はアメリカにとって一番の脅威は共産主義。今の脅威は他国のテロ。でもいまに自国の巨大企業(プラス政治家の合体)がいちばんの脅威になりかねませんよ、というメッセージに集約されるだろう。言わば企業テロ。このテロは他の脅威に比べて見かけは遥かにリベラルで、優しげにさえ見えるのでずっとずっと恐ろしい。と、この映画はなかなか予言的なのだが、それを脇において役者でみると、まずストリープが凄い。彼女は政治家であり、息子とやや近親相姦的な関係であり、その息子を大統領にしたがっている母、という役。この人にしか出来まい。それからあまり大きな役ではないが、メルヴィン役のジェフリー・ライトがいい。この人はもともと舞台の人らしくあまり映画ではお目にかからないが、なんとも屈折し、打ちのめされた人間像を描きだして秀逸だったと思う。
わが国でもこの「何かある」という感じが今後強まるのだろうか。それとも世の中とはいつもいつも「何かある」ものなのか。真実を知ることほど難しいことはない。今更ながらに思い知った映画だった。
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