カインド・オブ・ブルー+1
カインド・オブ・ブルー+1
マイルス・デイビス(演奏)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
グループ:Music /ランキング:3594
価格:¥ 1,658
発売日:2005-07-20 /通常24時間以内に発送
マイルス・デイビス(演奏)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
グループ:Music /ランキング:3594
価格:¥ 1,658
発売日:2005-07-20 /通常24時間以内に発送
曲目リスト
1.ソー・ホワット
2.フレディ・フリーローダー
3.ブルー・イン・グリーン
4.オール・ブルース
5.フラメンコ・スケッチ
6.フラメンコ・スケッチ(別テイク) ※〈初回デジパック仕様〉
1.ソー・ホワット
2.フレディ・フリーローダー
3.ブルー・イン・グリーン
4.オール・ブルース
5.フラメンコ・スケッチ
6.フラメンコ・スケッチ(別テイク) ※〈初回デジパック仕様〉
カスタマーレビュー
おすすめ度:
モード理論の純な美
(2008-10-21)
1959年3月2日、4月22日、ニューヨークで録音。
マイルスの代表作にあげられる本作はモード理論の美しさに充ち満ちたアルバムだ。参加したサイドメンも含め、あたかもクラシックで言えばシンフォニーの1楽章のように自分の与えられたソロ・パートを創意に満ちて純に美しく奏でる。モード理論の純な美がここにある。英語版のライナーではこの中でピアノを弾いているビル・エバンスが『インプロビゼーション・イン・ジャズ』という表題のもとに日本のビジュアル・アートを例えにあげながら解説している。この辺も是非とも一読して欲しいところだ。
閑話休題。本作そして『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』はマイルスのアルバムの中で有名評論家諸兄によって代表作としてあげられ、いまだにマイルスのアルバムの中でトップ・セールスを記録しているようだ。ジャズ評論家は各ミュージシャンから3枚くらいずつアルバムを選びだして、『決定盤ジャズ百選』みたいな本を出しているが、その際には本作と『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』は必ず入ってくる。しかしながら、そんな聴き方・選び方はマイルスの場合2つの意味で間違っているとぼくは思う。
1.マイルスのような多作かつ偉大なミュージシャンの数枚のアルバムで他のミュージシャンのように理解かつ楽しめる分けがない。
2.マイルスほど最初の『クールの誕生』から遺作『doo-bop』まで変貌を続けたミュージシャンはいない。それを数枚のアルバムで知ることなど不可能だ。
プレスティッジでマラソン・セッションで録音された4部作や渾沌に満ちたジャズ・ファンクの『ビッチズ・ブリュー』、最晩年のマイケル・ジャクソンの『ヒューマン・ネーチャー』の演奏を聴かずしてマイルスを理解し、その偉大な音楽を楽しむことなどできない。それは人生の一番楽しい部分を放棄していることでもあるとぼくは思うのだがいかがだろう。
60年代モダン・ジャズへの布石と音楽の豊かさ
(2007-11-08)
モード・ジャズを探求していたマイルス・デイビスがその完成と60年代のジャズに対して決定的な影響力を持った傑作アルバムとしてあまりにも有名。マイルスの抑制の効いたトランペットはモード奏法の自由で新鮮なメロディー・ラインを実現している。「ソー・ホワァット」の静謐な出だしは、ポール・チェンバースの良く響くベースとビル・エバンスのクリアーなリフから始まり、マイルス、J・コルトレーン、キャノンボールと緊張の中にも寛いだ雰囲気で続けられる。3曲目の「ブルー・イン・グリーン」はジャズにおける美の極致を感じさせるトラックである。モードはジャズに限らず現在のあらゆる音楽の幅を広げ、音楽の豊かさを切り開いた。このアルバムこそ、その原点になったといえるだろう。
カインド・オブ・ブルーとその評価について
(2007-10-12)
ジャズ史上の大名作。だが、意外と批判対象にもなる。例えば、本作登場以前のハード・バップのような明解なモノをジャズの神髄とするなら、本作は当てはまらない。だから、「つまらない」と好き嫌いと批評を履違える人も出てくる。ただ、現代において本作を評するには、当時の状況への理解が必要だろう。初心者にとっては、聞きやすいけれども、少し平坦さを感じさせる部分があるかもしれない。それは、明解だが”単細胞的”でもあるハード・バップに対する意図が大きく左右しているからで、"微妙さ”や"大胆さ"というモノに注意を払う必要があると思う。また、マイルスだけではなくコルトレーンやエヴァンスの役割が大きい。時代の才能が集まって作り出された作品である。ただし名義は一人称なので、安易な神格化を招いたかもしれない。そして、それはマイルスの思惑通りではなかろうか。自分を取り巻く状況が良くなれば、部下も含めてやりたい事(やるべき事)がより自由にできる。マイルスは偉そうにしているが、実際にそれに値する役目を果たしていたのだ。マイルス論にそれるので、まとめる。例えば、本作とそれとは別ベクトルの作品(例えば、モブレーやモーガンのブルーノート1500番台)を聞き比べてみるのが、モダン・ジャズの入り口としては良いのではなかろうか。ハッキリと嫌いでない限りは、聴き続けるうちに本作はとっておきの愛聴盤になるだろう。
ジャズの金字塔!
(2007-10-02)
このアルバムはジャズと呼ばれる音楽の中でも一際輝きを放っている異次元のアルバムなのです。他のジャズとはまったく異なる音楽です。でも、ジャズの中で一番かっこいいアルバムは何か?と問われれば僕は間違いなくこのアルバムを挙げるでしょう。
すみからすみまでムダのない、超大傑作!!
(2006-04-08)
1959年作品ということだが、これ以来音楽業界は一体何をしていたのだろうと思うほど、新鮮で、今日のどのアルバムより新しい。
So whatは、ピアノのイントロ、ベースのあと、これまで聴いたこともなかったような新鮮な和音が弾かれる。終始ピアノがリードする。トランペットに次いで入ってくるコルトレーンはどう猛さを隠して、急に洗練されて聴こえる。アルトサックスの澄んだ高音は純粋に生理的に気持ちがいい。Freddie freeloaderはエバンス抜きのおまけ。
Blue in greenは、ピアノの和音から入る。マイルスのソロもしびれる。意外にも、コルトレーンにまで寂寥感がひしひしと伝わる。asは抜いてシンプルにし、ピアノの和音 vs マイルスのバラードという対比を明確にしている。All bluesは作品中唯一リズムが強調された曲。やはりマイルスとエバンスの掛け合いが焦点になっている。コルトレーンは壮大な表現。そして総括するかのようなエバンスのソロ。これを聴くと、多々聴かれるライブでのこの曲は少々雑である。
Flamenco sketchesは静かなピアノの主題とベースで始まる。静寂なトランぺットの主題。後のソロの世界につながるかのようなコルトレーンのゆったり気を大きくもったバラード。asのソロを経て、まさに曲の主題である、水表面をゆらゆら漂うようなエバンスが出てきて、最後マイルスが短くまとめる
おすすめ度:
モード理論の純な美
1959年3月2日、4月22日、ニューヨークで録音。
マイルスの代表作にあげられる本作はモード理論の美しさに充ち満ちたアルバムだ。参加したサイドメンも含め、あたかもクラシックで言えばシンフォニーの1楽章のように自分の与えられたソロ・パートを創意に満ちて純に美しく奏でる。モード理論の純な美がここにある。英語版のライナーではこの中でピアノを弾いているビル・エバンスが『インプロビゼーション・イン・ジャズ』という表題のもとに日本のビジュアル・アートを例えにあげながら解説している。この辺も是非とも一読して欲しいところだ。
閑話休題。本作そして『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』はマイルスのアルバムの中で有名評論家諸兄によって代表作としてあげられ、いまだにマイルスのアルバムの中でトップ・セールスを記録しているようだ。ジャズ評論家は各ミュージシャンから3枚くらいずつアルバムを選びだして、『決定盤ジャズ百選』みたいな本を出しているが、その際には本作と『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』は必ず入ってくる。しかしながら、そんな聴き方・選び方はマイルスの場合2つの意味で間違っているとぼくは思う。
1.マイルスのような多作かつ偉大なミュージシャンの数枚のアルバムで他のミュージシャンのように理解かつ楽しめる分けがない。
2.マイルスほど最初の『クールの誕生』から遺作『doo-bop』まで変貌を続けたミュージシャンはいない。それを数枚のアルバムで知ることなど不可能だ。
プレスティッジでマラソン・セッションで録音された4部作や渾沌に満ちたジャズ・ファンクの『ビッチズ・ブリュー』、最晩年のマイケル・ジャクソンの『ヒューマン・ネーチャー』の演奏を聴かずしてマイルスを理解し、その偉大な音楽を楽しむことなどできない。それは人生の一番楽しい部分を放棄していることでもあるとぼくは思うのだがいかがだろう。
60年代モダン・ジャズへの布石と音楽の豊かさ
モード・ジャズを探求していたマイルス・デイビスがその完成と60年代のジャズに対して決定的な影響力を持った傑作アルバムとしてあまりにも有名。マイルスの抑制の効いたトランペットはモード奏法の自由で新鮮なメロディー・ラインを実現している。「ソー・ホワァット」の静謐な出だしは、ポール・チェンバースの良く響くベースとビル・エバンスのクリアーなリフから始まり、マイルス、J・コルトレーン、キャノンボールと緊張の中にも寛いだ雰囲気で続けられる。3曲目の「ブルー・イン・グリーン」はジャズにおける美の極致を感じさせるトラックである。モードはジャズに限らず現在のあらゆる音楽の幅を広げ、音楽の豊かさを切り開いた。このアルバムこそ、その原点になったといえるだろう。
カインド・オブ・ブルーとその評価について
ジャズ史上の大名作。だが、意外と批判対象にもなる。例えば、本作登場以前のハード・バップのような明解なモノをジャズの神髄とするなら、本作は当てはまらない。だから、「つまらない」と好き嫌いと批評を履違える人も出てくる。ただ、現代において本作を評するには、当時の状況への理解が必要だろう。初心者にとっては、聞きやすいけれども、少し平坦さを感じさせる部分があるかもしれない。それは、明解だが”単細胞的”でもあるハード・バップに対する意図が大きく左右しているからで、"微妙さ”や"大胆さ"というモノに注意を払う必要があると思う。また、マイルスだけではなくコルトレーンやエヴァンスの役割が大きい。時代の才能が集まって作り出された作品である。ただし名義は一人称なので、安易な神格化を招いたかもしれない。そして、それはマイルスの思惑通りではなかろうか。自分を取り巻く状況が良くなれば、部下も含めてやりたい事(やるべき事)がより自由にできる。マイルスは偉そうにしているが、実際にそれに値する役目を果たしていたのだ。マイルス論にそれるので、まとめる。例えば、本作とそれとは別ベクトルの作品(例えば、モブレーやモーガンのブルーノート1500番台)を聞き比べてみるのが、モダン・ジャズの入り口としては良いのではなかろうか。ハッキリと嫌いでない限りは、聴き続けるうちに本作はとっておきの愛聴盤になるだろう。
ジャズの金字塔!
このアルバムはジャズと呼ばれる音楽の中でも一際輝きを放っている異次元のアルバムなのです。他のジャズとはまったく異なる音楽です。でも、ジャズの中で一番かっこいいアルバムは何か?と問われれば僕は間違いなくこのアルバムを挙げるでしょう。
すみからすみまでムダのない、超大傑作!!
1959年作品ということだが、これ以来音楽業界は一体何をしていたのだろうと思うほど、新鮮で、今日のどのアルバムより新しい。
So whatは、ピアノのイントロ、ベースのあと、これまで聴いたこともなかったような新鮮な和音が弾かれる。終始ピアノがリードする。トランペットに次いで入ってくるコルトレーンはどう猛さを隠して、急に洗練されて聴こえる。アルトサックスの澄んだ高音は純粋に生理的に気持ちがいい。Freddie freeloaderはエバンス抜きのおまけ。
Blue in greenは、ピアノの和音から入る。マイルスのソロもしびれる。意外にも、コルトレーンにまで寂寥感がひしひしと伝わる。asは抜いてシンプルにし、ピアノの和音 vs マイルスのバラードという対比を明確にしている。All bluesは作品中唯一リズムが強調された曲。やはりマイルスとエバンスの掛け合いが焦点になっている。コルトレーンは壮大な表現。そして総括するかのようなエバンスのソロ。これを聴くと、多々聴かれるライブでのこの曲は少々雑である。
Flamenco sketchesは静かなピアノの主題とベースで始まる。静寂なトランぺットの主題。後のソロの世界につながるかのようなコルトレーンのゆったり気を大きくもったバラード。asのソロを経て、まさに曲の主題である、水表面をゆらゆら漂うようなエバンスが出てきて、最後マイルスが短くまとめる
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